新潟でタマホームを評価する【ローコスト以上の価値を見出せるか】

タマホーム、私は最初から検討対象から外していました。

ぶちくま
ぶちくま

なぜなら、あまりいい噂を聞かないから。

でも、家づくりを終えたわたしは、少し意見がかわりました。

全国規模の会社でいい噂しかない、なんてのは無理

特に、ローコストはコストを抑える代わりに、「どこかで我慢」は必ず強いられます。

それが、家を建てる前にわかって「納得」できるか、家を建てた後にわかって「不満・クレーム」に変わるか、その違いは、でも、大きい。

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家づくりの大事なお知らせ

資料請求できるのは「施主になる前」だけ

これから家づくりの話をする前に、少しだけお話ししておきます。

かめ
かめ

家づくりは情報戦。知っていると知らないとで、数百万円も損するなんてことがあるのが住宅購入の怖いところ。

詳細はページの最後にまとめましたが、読むのが面倒な方に「資料請求」のサイトだけお伝えしておきます。面倒なら、今しかできない「資料集め」だけでもやっておきましょう。

ぶちくま
ぶちくま

一括で資料請求できる上に、無料で「間取り」「土地」「資金」のプラン作成までしてくれるタウンライフがおすすめです!

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もし、家作りがなかなか進まない、と感じたら、家族が乗り気じゃない、と思ったら、まずは自分が行動すること。今日の宿題は、一歩だけでも前に進んでみること。

では、本編に戻ります。

お邪魔しました。

全国規模のローコストはポイントをどこに絞るか

全国規模のローコストメーカーを眺めていく企画の第一弾。

ぶちくま
ぶちくま

前回取り上げたのがジョンソンホームズのフランチャイズ、「COZY」だったのですが、調べてみると、新潟以外にもいい会社は多いなぁ、と思ったところ。

新潟のCOZY(ジョンソンホームズ)でコンパクトハウスを楽しもう
家の形として最強なのは、表面積を最小限に抑えた総二階建ての立方体形状のものです。家に必要な性能は、最低限「保証された」断熱性能です。これさえ乗り越えていれば、あとは値段が抑えれればそれでいい。そんな会社がありました。今回はふたつのコージーハウスを紹介します。

20代で家を建てることをテーマにするならタマホーム

20代で建てる家、が代名詞となりつつある、タマホームから見ていくことにしました。

やはり、20代で家を建てる際にキーワードになることがあります。

20代で家を建てるなら気をつけること
  • ローン返済額は現実的なラインに
  • コストは抑えながら「叶えたい部分」をなるべく増やす
  • ライフプランで逆算できる
  • 「時代が変わる」ことに対応できる余地をつくる

お金のことがシビアになるのは、ある程度仕方がないことです。

ローコスト住宅で家づくりをする場合の、ローン返済についての考え方は別記事にまとめてあります。ご参考までに。

20代とお金(コラム)

20代の時と、40代の「100万円」の価値は、全く違います。20代で100万円貯金するのは至難の技ですが、40代で、子供が安定してきたら、100万円をつくることは少し頭を使えばなんとかなります。

ぶちくま
ぶちくま

ですが、20代は伸びしろが満載で、時間の価値は40代よりも圧倒的に高い。お金を稼ぐのが勿体無いと思うくらい、時間の方が価値があります。

20代で家を建てるメリットは、20代で将来を踏まえたお金の使い方、ローンや借金について学べることだと思います。

くわしいひと
くわしいひと

20代で家を建てることはメリット大きいです。ただ、リスクも大きいので、しっかり勉強しましょう。

新潟でタマホームを選ぶならこの会社も検討して

新潟にはたくさんの工務店・ハウスメーカーがあり、選択肢はとにかく多い。ぜひ、タマホーム以外の会社も知っていただいて、家づくりを楽しんでみてください!

新潟地域・地区ごとの住宅会社一覧リスト

自分の住んでいるそばにある住宅会社が知りたいというときに活用してみてください。

下越地方

 

おすすめ・紹介したハウスメーカー

パパまるハウス

ハーバーハウス

イシカワグループ

ステーツ
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タマホームの口コミ、評判は

もうね、全国規模となると、悪い評価ばかりが目につくのですが、しっかりと悩んだ上にタマホームに決めた、という方の意見に関してピックアップすれば、コストパフォーマンスの良さを評価する意見が見られます。

コストパフォーマンスに関する口コミ

全部32~33坪で
タマホーム 1700
一条 3100
ハイム 3300
程でした

ぶちくま
ぶちくま

さすが、タマホームは群を抜いて安いですね!

太陽光は250万位よ。てか後ちょっとオプション盛ったら上物で坪100万超える。というかまず超えるわ。

よめくま
よめくま

坪100万は、流石に盛りすぎかしらね

うちも33坪、見積もり取った時
スミリン3800
積水ハウス3500
タマホーム1800
だった。
半額だよ、マジで。

ぶちくま
ぶちくま

ローコストが大手の半額になるのは、結構、マジの話です。もう一回家を建てるチャンスがある、と考えるか、もう1回建てる必要がある家になる、と考えるか。

37坪で総額2800万
ローコストじゃないよ

ぶちくま
ぶちくま

総額2,800万円は、ローコストとしては高いけど、一般的な住宅価格なら、安い、かな? でも、正直、仕様によるところが大きいね!

タマホーム総合スレ|e-戸建

大工や営業個人に関する口コミ

10年点検で、来てくれた第三者機関の方の対応はとてもよかったが、相変わらず、その後の不備をタマホームの担当から連絡もらうことになっているが、全くこない。5年、3年の時もそうで、きても、建築当時から、発生している不具合も様子をみよう、様子をみようで、結果、10年、今回は、約、1ヶ月点検が終わってから過ぎてるが、連絡すらない。

ぶちくま
ぶちくま

この辺りは、事実関係が掴めないので、なんとも言えないところですね。

私のところは、運良く、現場監督がとても、よくできた方でしたので、施工管理もバッチリで、大工さんもとてもよい方でしたから。建物自体の不具合はほとんどないです。コスパどおりでしたね。

ぶちくま
ぶちくま

不満が目についちゃうけど、いい意見もちゃんとあるからね。誰が書いているかは、わかりませんけども。

タマホームの建てられている現場があったのですが、雨が降りそうなのに雨よけシートなどの対応がされてませんでした。状態(屋根と木の壁あったが、一部はない)

しろくまさん
しろくまさん

現場周囲の住民が書き込んでる風の書き込みってよく見るけど、実際、こういうクチコミ掲示板に書き込むもんかね?

今決めないと20周年キャンペーンが終わってしまう
後4棟しか残っていないから早く と延々と引き伸ばしてきましたが 今日はもうムリだからと席を立ったらあからさまな嫌な態度

ぶちくま
ぶちくま

私は、急かされるのが、すごく、嫌いです。

タマホームの支店にある設計部署(設計課?)は、間取りの作成はしません。

ぶちくま
ぶちくま

たぶん、ハウスメーカーは割とこんな感じだと思う。基本のテンプレと、作成ソフトでイメージ作るのは建築士よりも前の話。建てられるかどうかを相談するくらいだと思う。たぶんね。

タマホーム総合スレ|e-戸建

シロアリに関する口コミ

タマホームの10年間の保証書を今見たけども、シロアリについての被害が出たならば500万円までは保証すると書いてあるね、10年点検の時にアフターさんに相談すればだいじょうぶでしょう。10年はまだまだ先ですが

タマホームの防蟻処理について書いた記事がありました。

タマホームの家は防蟻処理していない?|ハッピー家づくりライフ

タマホーム総合スレ|e-戸建

口コミ総評|悪い意見は出て当然

同時に、悪い意見に関してはピンキリで、「それはタマというよりは、大工や営業個人の問題では?」というものが多い。

その点について、保証がしっかりしていれば、いい住宅会社なんじゃないかな、と思ったのが総評です。

大手はどうしてもスタッフの質が(平均すると)落ちる

大手にありがちですが、やはり営業や担当の力量に関していえば、新人や長く居続けなければいけない事情のある方が多くなる、言ってしまえば優秀な方はより条件のいいメーカーに引き抜かれる、可能性があります。

しろくまさん
しろくまさん

大手は大手の居心地の良さがあると思うので、一概には言えませんがね。

大手ハウスメーカーで建てるときは、契約する前に、「誰が担当になるか」はしっかり見極めが必要そうですね。

注文住宅会社を決める際には営業担当の優劣も参考にしよう
注文住宅の決定打は営業の質。私が無料見積もりをとってもらった中で、かなり魅力的に映ったことと、それ以上に営業担当との話やすさ、提案力などが高く評価できたところなんかの情報をまとめました。
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新潟県民がタマホームを選ぶメリット

新潟には、ハーバーハウスやイシカワといった、ローコスト対応のハウスメーカーがあるので選択肢としてはあえてタマホームを選ぶ必要もないのではないか、と感じるところです。

ただ、タマホームにはタマホームの魅力があります。この辺りの情報を少しまとめていこうと思います。

タマホームを選ぶメリット
  • それなりのコスパの良さ
  • それなりの断熱性能

タマホームのメリットは、とにかくコストが安いこと

タマホームのメリットは「全国区のローコストメーカー」であることです。

CMもバンバン打ってるし、広告費も他の大手ハウスメーカー同様、甚大にかけている。それなのにあれだけローコストで住宅が建てられるのは、きっと何かカラクリがあるに違いない。

というか、それがわからないと怖くて依頼できないよね。

タマホームって実際のところいくらなのか

タマホームのすごいところは、実例集に価格も載せてくるところだね。

もしかしたら実例集にのせる家だけ特別に安くしている可能性もなくはないのだけど。

http://www.tamahome.jp/voice/feature_01.html

やっぱり価格がしっかりわかるように工夫してくれるといいよね。

これまでの時代は、内緒にしときゃ住宅の実売価格なんてわからないんだから、取れるお客からは多めにとることもできたけど、今は口コミで簡単に相場がわかるようになったからね。

変だと思ったら調べてみる。これ鉄則。

https://www.e-kodate.com/bbs/thread/550481/res/1174-2173/

延べ床面積34.31、大安心の家仕様、太陽光パネルのせて18,700,000円だとさ。

予算オーバーするなら他の住宅メーカーを検討した方がいい

タマホームのメリットは価格が安いこと。

予算が豊富になるのであれば、タマホームのメリットは薄れてしまうかもしれません。

安いメーカーにしてオプションで頑張る」よりも、「標準設計で妥当な価格設定」のメーカーを選んだ方が、各々の得意な設計で、ミスが少ない家づくりができるのでお勧めです。

ローコスト組合としては、タマホームは第一の条件は突破している会社と言えるでしょう。

「ローコストで建てることが心配」は大手でも解決しない

よく、ローコストで建てると後悔する、と謳っているサイト様が多いですが、予算内に収めることは、「大原則」であります。

「ケチって安くしよう」と、「無理してお金をかける」は、大幅に意味合いが異なります。

必要経費にお金がかかるのは当然ですが、不必要に予算を超えてくるのが一番NGです。

生活が苦しくなるようでは、本末転倒なのです。

どこのメーカーにしても「施工ミス」のリスクはつきものですが、そこに加えて「借金のリスク」まで背負う必要はないのです。
金利が急騰した場合、ローンが減らない返済となるか場合によっては家を手放すことになるかもしれないのです。

そういった点で、タマホームはいかがでしょうか。

少なくとも、表示価格に関しては、圧倒的に安いなぁ、といった印象があります。

新潟では大安心の家、価格は関東よりは高め

新潟では「大安心の家」という商品がベストセラーとなっているようです。

どうしても断熱性能の関係で、関東圏よりも高い値段となってしまいますが、

約40坪で諸経費込で2000万円
約45坪で諸経費込みで2200万円
約41坪で諸経費オプション込みで1830万円

などのレビューが見られていましたので、十分に安いと思います。

「大安心の家」の断熱性能

大安心の家は断熱性能、最高等級4にすることができます。

断熱等性能基準の最高等級4

断熱等性能基準の最高等級4を満たした家。
断熱等性能基準は、住宅にかかるエネルギーを抑えるために定められた断熱や省エネに関する基準です。「大安心の家」は、壁と天井にグラスウール、床にポリスチレンフォームの断熱材を施工。地域に対応した断熱材を使用し、断熱等性能等級4(最高等級)をクリアした高い断熱性と気密性を確保しました。

とのこと。

概ね、我が家と同じ断熱性能な感じですね。我が家は高性能ロックウールで、グラスウールに毛が生えたような性能ですが、満足はしています

ちなみに、生活上はそれほど困ることはありませんが、「高気密・高断熱」を謳うには少し頼りないくらい、といったところでしょうか。

もちろん、Low -Eペアグラスも採用しているので、「すごく寒い」ということはないと思います。

大安心の家とプレミアム「暖」の違いは

プレミアムモデルとの比較
  • 半樹脂サッシ「サーモスX」と樹脂サッシ「エルスターX」が選べる
  • 断熱性能の高いドア「グランデル」を採用
  • 天井に吹き込みグラスウール断熱18K 320mm
  • 壁には吹き付けウレタン105mm」
  • 床パネルにはフェノールフォーム断熱 70mm

家を建てていないと、これが実際あったかいのか、を知ることは難しいと思います。

わたしの体感としては、ここまでの断熱性能は「フル装備」と考えてもいいと思います。

吹込みグラスウールとはなんぞや

吹込みグラスウールだけ不勉強で知りませんでした。おそらくMAG社のマグブローという製品かと思います。

吹き込みグラスウールとは
  • 粒状のグラスウール
  • 隙間なく施工できる
  • 軽いので天井への負担が少ない
  • 吸音効果も高い

天井に穴が空いたら、パラパラとグラスウールが降り注ぐかと思うと、メルヘンを通り越してホラーですが、多分天井には穴は開かない。

タマホーム大安心の家の設備はどんな感じ?

キッチンはクリナップとLIXIL、EIDAI、タカラから選べるので、申し分ないと思います。
お風呂は、LIXIL、パナソニック、TOTOと、こちらも十分。

ぶちくま家はTOTOなので、ぜひこちらの記事もチェックしてください。TOTOのホッカラリ床のカビについて書かれています。

グレードは一般的なローコスト住宅と大差なさそうですね。

メーターモジュール採用

まぁ、メーターモジュールだから安いとか、そういうことはないのだけれど。

家具など買うときは、メーターよりも従来通りの尺に合わせていることもあるので、メリットデメリットはあると思います。

廊下とかは少し広く感じるかもしれませんね。

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新潟県民はタマホームを選ぶべきではない理由(デメリット)

選択肢としてタマホームがあってもいいという話はしましたが、率先してタマホームを勧める気にもなりません。

タマホームを選ぶには少し躊躇する理由についてまとめていこうと思います。

タマホームを選ぶ際のデメリット
  • 店舗営業終了が多い
  • 本体価格は安いが、付帯工事が高い(こともある)
  • 施工技術は結局、大工次第

店舗の営業終了、移管統合のお知らせ多め

経営店が統合などで無くなる可能性はあるようです。

2017年のお知らせでは、4店舗が営業終了しております。

一方で、グランドオープンも9店舗行っているので、景気がいいのか悪いのかは良くわかりませんが、施主となる場合は、自分が契約した店舗がなくなるのは、アフターメンテナンスの責任が曖昧になるので、あまりよろしいとは言えないでしょうね。

タマホームと諸経費・付帯工事の関係

ただ、大手になる程、中間マージンを持っていく場合があります。

これも口コミで悪いのですが、

正直、私が見積もりを取ってみた中では、付帯工事だけで比べると一番安い工務店と100万円ほどの差がありました。担当者にその説明を求めたところ、「安い業者はどんな仕事をするのか判らない…当方が正当な費用ですよ。」との事でした。

https://house-maker.net/housemaker/tama.html

といったことが書かれていました。

これは、タマホームが悪いのではなく、大手企業は、会社を維持するために、どうしても経費として取れるところはとっておかないといけないのです。

地元工務店などは、ほぼ紹介料なしで付帯工事を行う地元会社に委託したりできるので、その点の価格差では不利になる傾向があります。

ぶちくま実践編でも、やはり会社の規模に比例して、解体費などの付帯工事費用が高くなる傾向がありました。

壁紙が剥がれる、という意見が多いのは

また口コミの話で申し訳ないです。

壁と天井の壁紙(クロスですか?)の境目が破れてきました。タマホームさんに言ったら、今後もしばらくはある程度破れてしますので、ある程度時間が経って落ち着いたら直すと言われました。だいたい新築後どれくらいの期間が経てばいいのでしょうか?また、どうやって直すのでしょうか?

https://www.e-kodate.com/bbs/thread/550481/res/1174-2173/

(まぁ、同じ人が色々な口コミサイトに書いているだけなような気もします)

壁紙がはがれること自体は、貼り直せばいいだけの話なので、家づくり上はそれほど大きな問題ではないと思います。

親切なハウスメーカーなら、すぐに直しにきてくれますしね。ただ、その理由についてはしっかりと考えたほうが良さそうです。

壁紙が剥がれる理由として、湿気とカビであった場合は、家づくりの大きな問題として表出されているので注意が必要です。
つまり、「安い壁紙だから」とか「壁紙を貼る施工が雑だから」という理由以上に、
そもそも「断熱施工や結露が起きやすいような欠陥住宅」になっている可能性があるからです。

もちろん、タマホームの家が欠陥であるとかそういう話ではありません

営業マンにそれとなく聞いた時に、どのような誠実な返答をしてくれるかは、一つの試金石となりそうです。

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総評|安くていい家は建てられるタマホーム

Happy Life Happy Homeのキムタクのイメージが拭えませんが、とりあえずコストパフォーマンスについては一定の評価が得られていると言っていいでしょう。

ローコスト文化がすでに根付いている新潟では、他の競合メーカー様がかなり強いので、なかなか思うようにはいかないでしょうが、あえて他社競合にかつぎ出しつつ、気づいたらタマで契約、なんてのもありでしょうね。

他のローコストハウスメーカー・工務店と比較するなら

新潟でタマホームと競合するのは、ハーバーハウスイシカワパパまるハウスの3者となります。

そういえば、タマホームとパパまるハウスを比較した記事もありましたので、そちらもよしなにしてください。

パパまるハウスと比較すべきメーカーはどこ【タマホーム編】
同じような価格帯にあるローコストハウスメーカー、「パパまるハウス」と「タマホーム」を価格と機能・性能面で比べてみました。結論から言えば、パパまるに軍配をあげました。
家づくり、失敗したくないなら
ぶちくま
ぶちくま

他の住宅会社で見積もりしてもらったら、今のところより300万円くらい安くなった。。。

何も知らずに家を建てると実際に数百万円も損する、なんてことはザラにあります。

家づくりは誰にとっても初めてのことで、何も知らないところからスタートするのが当たり前。だから、「値引きできるか」どうかも知らなければ「適正価格かどうか」もわからない。

家が安くなる、という感覚が、我々には薄いのです。

少しでも損をしないためにできることはいくつかあります。そのひとつは「相見積もり」。他の住宅会社を価格競争に巻き込むこと。これだけで、適正価格で家を建てることに近づけます。

かめ
かめ

でも、相見積もりって住宅会社はタダ働きになるかもしれないので嫌がるし、断るのも大変だし、そもそも家づくりって価格だけで選べるものでもないよね。

このページを最後まで読んでいただいたあなたに、数分で、簡単に、誰にでもできる方法で、相見積もりくらい効果のある情報収集の方法についてお伝えしたいと思います。

3分でできる、今すぐ行動したい家づくりの極意

家づくりで損をするのは、住宅会社は値引きを前提にして家の値段を設定しているから。

しかし、値引きをしなければそのまま住宅会社は利益が増えるので「値引き用に高く設定したままの住宅が売れてしまうケースがある」というのが問題です。

ぶちくま
ぶちくま

全ての住宅会社が悪意のある値上げをしている訳ではないけど、どの会社も「施工不良などのもしも」の時に値下げできるように余裕を持った価格設定はしています。

もちろん、値下げ交渉で値段が下がる場合もあれば、下がらない場合もあります。何も言わずにトラブルがなければオプションをおまけしたりなどで顧客に還元してくれることもあります。

かめ
かめ

でも、会社も少しでも利益を上げたいから、「何も言ってこない客」や「何も知らなそうな客」からは、還元せずになるべくお金を使わせようとするところもあったりします。

とはいえ、いざ自分が客になってみると、一生懸命やってくれるスタッフに「値下げして」とは、なかなか言えません。

だからこそ、契約前までに、自分たちが「適正価格で購入するために勉強している」ということを相手に察してもらい、競合会社と値下げ競争をしてもらって、納得した上で契約するのが大事、ということになります。

値下げのために必要な3つのこと

まず、値下げのために必要な3つのことだけ覚えておいてください。

  1. 一括資料請求で「競合がいる」ことを悟らせる
  2. 勉強の成果は「家づくりノート」にまとめる
  3. 住宅ローン」の相談は住宅会社にはしない

これだけで大丈夫です。

資料請求は簡単に競合会社を作れる便利ツール

まず、資料請求について。

モデルハウスをめぐって資料を集めてもいいのですが、1回の訪問で回れる数も時間も限られていて、価格の勉強もしていないとミスマッチで時間ばかり無駄にしてしまいます。

さらに、住宅会社の営業も「どの会社を回ってきたか」が把握しやすく、自分のホームグラウンドで営業トークが設定できます。つまり、水を得た魚。

ぶちくま
ぶちくま

そもそも、家づくりで何も知らずにモデルハウス回っちゃう人は、カモがネギ背負ってやってきたようなもので、営業からしたらボーナスチャンス。

競合他社となる「隣のモデルハウス」の価格もわかっているので、最初から設定した仮初の値下げ設定で、自分たちのペースで営業ができる訳です。

一方の住宅資料請求。侮るなかれ。

住宅資料請求の場合、資料請求を利用している時点で、競合他社が複数いることが住宅会社にはわかります。多数の競合がいる中で、顧客から興味を持って選んでもらうには価格で負けることは避けたい。

ただ、まだ顧客になるかどうかもわからない相手なので、無理に引き込むこと労力を使うことも避けたい。そのため、施主はビルダーにプレッシャーをかけつつも、自分のペースで家づくりをスタートすることができるのです。

勉強の成果は「家づくりノート」で証明する

実際に勉強するのは面倒ですが、家づくりノートを作るくらいだと楽しんでできます。家づくりをすると、「どういう家にしたいのか」の妄想で楽しむのが醍醐味です。

この「どういう家にしたいか」というのは、家づくりの面談でも住宅会社の担当に伝える必要があります。そのため、各社が自社製の「家づくりノート」を用意して顧客にアンケートとして記入してもらったりしますが、この時の「自作の家づくりノート」の効果は絶大です。

  • 家づくりを真剣に考えていることが伝わる
  • 他社の資料ページもノートに編集することで競合していることが伝わる
  • 自分たちの希望がより正確に相手に伝わる

ここで大事なのは「熱意」と「競合」があることを、家づくりノートの存在で明確に相手に伝えることができるということ。

かめ
かめ

自作の家づくりノートを出して、そこに他社のパンフレットも入っていれば、もう施主が冷やかしではなく家づくりを決意していることが伝わります。

ぶちくま
ぶちくま

見積もりプランで探りを入れずに全力プランを最初から出してきてくれますよ!

 

家づくりノートの素材としても、他社の住宅資料は役に立つ、というわけです。

住宅予算の相談は、住宅会社にしない

住宅ローンの話は今回は割愛しますが、家づくりのマネープラン、住宅会社にはしないようにしてください。

予算は伝えていいのですが、住宅ローンで悩んでライフプランまで相談するのはコスパで考えるなら悪手です。

ぶちくま
ぶちくま

なんで住宅会社がマネープランの説明会なんかもやっているかといえば、簡単に顧客の予算が把握できるからですよね。

住宅会社としては、なるべく、家づくりにお金をかけてもらいたい。だから、可能な限り35年ローンで変動金利にさせて「みかけのお金」は少なくみせる。もう少し出せると錯覚させる。

住宅ローンを相談する、ということは、予算についてはノープランだと自分で言っているようなもの。もし、家づくりで余計なお金をかけたくないと考えているのなら、住宅ローンは先にファイナンシャルプランナーや、複数の金融機関で相談しておきましょう。

今すぐやりたい、住宅資料請求のポイント

自分の勉強のためにも、住宅会社自ら値引きせざるを得ないように誘導するためにも、「複数社の住宅資料」が重要だということをお伝えしました。

では、住宅資料請求において少しでも簡単に、かつ必要な情報を揃えるための方法を簡単にお伝えしておきます。

ぶちくま
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このサイトの長い情報を読み込めたあなたなら、今の熱量のまま資料請求までできれば、今日は十分に頑張ったと言える一日になるはず。

着実に、マイホームづくりに踏み出せています!

「town-life」なら間取りと資金計画も解決!

私が一番おすすめしている資料請求の方法として、可能な限り「タウンライフ」は利用をおすすめしています。

かめ
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資料請求ができる上に、無料で「間取りプラン」の作成と「住宅費用の計画書」も用意してもらえます!

デフォルトのサービスになるので、先に書いた「予算の無知」を知られるリスクにもなりません。

ぶちくま
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さらに、「土地探し」もやってくれるのが嬉しいところ!

なんで無料でこんなことまでしてくれるのかといえば、それくらい、住宅会社は「広告」に予算をかけているということ。

広告費として、1件あたりに7%程度が家の価格に含まれています。これだと、3,000万円の家だと、200万円以上も広告のために払っていることになります。

それなら、少しでも自分のためにお金を使ってもらうのが理想。躊躇せずに、高待遇を受けられるうちに利用しておきましょう。

【TOWN-LIFE】で資料請求してみる

足りない資料はSUUMOで補完!

ただ、タウンライフは待遇が良いため、逆に言えば提携する住宅会社に多少なり負担が大きくなってしまうこともあって、提携会社が多くはありません。

そこで、足りないと感じた場合は、SUUMOでの一括請求がおすすめ。情報収集のための資料はなるべく短期間に集めておき、対応の手間を減らすのが賢い家づくりのポイント。

かめ
かめ

さすが大手リクルートの不動産の総本山。情報量は業界トップクラスで、提携店もほぼ網羅しているのが嬉しいところ。

ぶちくま
ぶちくま

SUUMOで、タウンライフにはない資料を請求しておけば、まずは家づくりの第一歩で失敗するということはないはずです!お疲れ様でした!

【SUUMO(スーモ)】で情報収集する

こんな感じで、広告っぽいこともやっていますが、住宅の資料請求に関しては、本当に施主にメリットが大きいので、是非ともトライしてみてください。住宅資料、みているだけでも幸せになれるので。

ハウスメーカー/工務店一覧
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