家づくりの資料集めは順調でしょうか。

家の中に山と積まれた住宅カタログ、読むのは楽しいけど処理には困る。
今回は、住宅資料のチェックポイントをお伝えしますので、いらないカタログと、今後役立つカタログを仕分けていきましょう。
カタログをカテゴリで仕分けしてみよう

「カタログ」と「カテゴリ」、なんだか似てますね。
「グレゴリ」と「グラコロ」もなんだか似てますよね。
まぁ、だからなんだと言われちゃそれまでですけど。
住宅資料、カタログはかさばるから困る
しかし、住宅カタログ、邪魔じゃないですか?
ぶちくまは、家づくりに「あれ、失敗したかな」と思ったあたりで、どうせ失敗するならブログにしよう、と思い立ってブログを始めました。

ブログ更新のネタになる大事な資料だと思って、住宅会社からもらったカタログを溜め込んでいました。

いや、これ邪魔じゃね?
住宅資料が邪魔になる理由
- でかい
- 分厚い
- サイズがまちまち
家づくり中は、まったくブログ更新も捗らず、引っ越しを経てわざわざ新築先まで持ってきましたよ。でも、ちゃんと最初から仕分けておけばこんな苦労はせずに済みます。
住宅資料・カタログの「いる/いらない」のラベル分け、始めていきましょう。
住宅カタログのラベルの考え方
最初に、「資料請求するべき住宅カタログ」について考えておきます。
住宅カタログが必要になる理由
- 住宅会社の「資金計画」の参考にしたい(予算に合うかどうか)
- 自分の理想の家の「デザインの参考」にしたい
- 住宅会社の特徴を把握したい
- 家の性能・機能
- 力を入れているポイント
- 保証関連・アフターケアなど
- 他社との比較に用いたい
- 採用されている住宅設備メーカー・グレードを把握したい
住宅カタログの活用方法は、案外たくさんあります。ひとつの会社を知るためでもありますが、会社を知ることで他の会社と比較する基準ができます。この基準は、なるべく多くの会社を知ることでより「自分たちに合った」基準に成熟させることができます。

私は、ただ家の外観や内装を見ているだけでも楽しかったのですが、いざ家づくりを始めてみると、少しでも参考になるデザインがあったほうが、意見の提案がしやすいんですよね。

間取り・内装の相談の時なんかも、他社のカタログも持ち込んで「こんな感じにしたい!」とかやってたよね。何冊持ってるんじゃって、担当さんも驚いていたよね。
もしかしたら、いろんな会社の住宅資料をたくさん持っていたほうが、契約時にはプレッシャーにはなるかもしれない(苦笑)
カタログを処理する際の優先順位
このあと、カタログの処理についても解説しますが、家づくりが決まったらどんな感じでカタログを捨てていくかについても書いておきます。
- 価格帯の合わない住宅会社のカタログは破棄してもいい(理想が高くなってオプション地獄に)
- 住宅設備メーカーのものはグレード検討のために設備決定までは保持
- 打ち合わせに使用したカタログは、話し合いの都度メモを書き込み「曖昧な口約束契約」にしない証拠として残しておく
- デザインで気に入ったものは「画像」にして家づくりノートに保存しておく
基本的には、カタログの役割は家づくりの資料です。しかし、前述の通り嵩張るので、気になるところだけどんどん画像で保存しては破棄していきます。

デジタルではなく、物理的に用意したノートは、契約の際にも役立ちます。わりと口約束で「できます、やります」って言ったこと、平気で忘れられてますし、契約後の追加は結構揉めますからね。証拠として残しておくのが一番。
住宅カタログ活用方法

住宅カタログ、たくさん取り寄せてみたけど邪魔になってきますよね。まずはせっかく手に入れた住宅カタログの活用方法をまとめていきます。
まずは「すぐ捨てる」と「取っておく」を分ける基準
一番大きなカテゴリは、住宅会社の「価格帯」です。これには大きな理由があります。
資料から資金に関わる情報を集める
計画通りに、順調に住宅資料を集めた皆さんは、まだ家づくりの予算計画まではしていないはず。
予算決定後に不要なものは全部捨てる
予算計画は、確かに自分たちの「収入」である程度は決まりますが、「家に何を求めるか」「自分たちの生活で重視したい部分」によって、予算のバランスは大きく変わってきます。

それこそ、余暇の過ごし方が「アウトドア」か「インドア」かでも違うし、「子育てにかける情熱」でもだいぶ変わります。
なので、家づくりのための予算決定はとりあえず後回し。

ただし、住宅会社の資料に関しては、「高価格帯」「想像する予算で適正だとおもわれるあたり」「低価格帯」で、ざっくりですが仕分けちゃいましょう。そして、予算決定が済んだら、予算より上のカタログは全て捨てます。

あぁ、スッキリした!
「坪単価」をチェックする
住宅情報雑誌は1冊くらいあったほうがいいと思いますが、住宅情報雑誌には、標榜している坪単価が書いてあります。
雑誌を買うのも読むのも面倒な場合は、こちらを参考にされるのがいいと思います。情報が少し古いので参考までに。


坪単価で40万円代以下を名乗れるのが「低価格帯」、70万円以上は「高価格帯」、がぶちくま的な「坪単価」による仕分けのポイントですね。
掃除機の記事一覧
- スチームクリーナーで浴室・外壁のカビ・苔を撃退する
- シャークニンジャのハンディクリーナーがベストサイズ
- こどもでも使える安くて丈夫なハンディクリーナーを探す
- 「プライムデーで安くなる」リビングに置きたい家電・家具まとめ
- リビングに必要なコンセント数を丁寧に解説する
Dyson
洗濯機の記事一覧
Cuble
空気清浄機関連の記事一覧
Blueair
DAIKIN
性能比較・お勧め記事
加湿器
除湿機
空調関連家電の記事一覧
空調関連の記事リストです。
エアコン
ヒーター
- 脱衣所・浴室の暖房にはセラミックファンヒーターで対応できる
- コンロ・クッキングヒーターなどの火力調理器具の話|家づくり
- 温水ルームヒーターの温もりったら床暖房の比じゃない【導入の判断を褒めてやりたい】
はい、だいたい分けられましたでしょうか。
全国レベルで立派なテレビCMをつくっているところは高価格帯、規模は大きくなくても、デザイン性に富んだ会社は中価格帯、「ザ・ローコスト」を売りにしている会社は低価格帯になったかと思います。

実際に建築依頼するとなると、この価格はまったくあてにならないんですけどね。
カタログを開く前に準備してもらいたいもの
これから説明することは、効率よく「家づくりノート」を作成するための準備です。

ノートとかまとめるの苦手なんだよね
という方こそ、準備だけしておくと、初回見積もり時のアンケートや、家に欲しいデザインを担当と打ち合わせしたいときに、すっごく便利ですよ!
スマートホンさえあればなんでもできる
スマホ、ですね。これさえあれ、簡単に「スマホで家づくりノート」が作れちゃいます!


機種は問いませんが、操作に慣れているお使いのスマホであればOKです。
クラウド対応のフォトフォルダ
はい、ここでちょっと面倒になりましたね。
「クラウド対応」っていうのがミソです。何故かというと、家づくりをする家族みんなで、協力して家づくりを楽しんでもらいたいからです。
これは、のちに詳しく説明しますが、「自分の気に入ったもの」を、とにかく画像にして貯めていくための、共有フォルダになるわけです。
「共有フォルダ」がつくれるおすすめアプリ
今はいくらでもクラウドサービスがあるので、お好きなやつを利用してもらって構いません。
すでにアカウントがあるものが便利ですが、家族で共有してもいいアカウントをつくってしまうのもいいかもしれません。
使い勝手がいいのは、iPhoneならiCloudに共有フォルダをして家族を招待するのが一番シンプルだし、簡単にフォルダもつくれて好みですね。

あとはGoogleアカウントを新規につくって、Googleフォトを利用するのが一番楽チンだし、アプリ1つで使えて共有もしやすいのでオススメですね!

はい、準備できましたでしょうか。スマホ1つでOKでしたね。では、作業に移りましょう。
「スクラップブック」にしてもいい
ぶちくまは、面倒くさがりなのもあって、実際にノートする作業はあんまり好きではなかったのですが。

好きな写真で「スクラップブック」にしたい方はノートやハサミ、カタログを実際に切るのは面倒、という方は付箋なんかもあってもいいですね。
住宅カタログを使って「家づくりノート」をつくろう!
画像の共有フォルダさえあれば、あとは簡単です。
お父さん、お母さん、子供、おじいちゃん、おばあちゃん、みんな「いいな」と思ったカタログの写真があれば、それをスマホで写真をとっていくだけです。
そして、共有フォルダに入れていくだけ。実に簡単ですね!
共有フォルダは部屋ごとに分ける
共有フォルダも、カテゴリに分類すると読み返すときに、便利です。

「キッチン」「トイレ」「リビング」「玄関」「収納」のように、家のパーツごとにフォルダでわけておくと探すときに便利です。
たとえば、カタログの中に、リビングで真似したいなぁ、と思うような写真が掲載されて入れば、その場でパシャっと写真を撮ってしまえば、あとはデータを共有フォルダに入れるだけでOK。
写真じゃなくても、「この会社のメリットはここだよね」と、画像メモに説明文を付け加えることもできます。
OCRアプリで文字認識してPDFにもできる
ついでに、もし説明文をデータで残すなら、文字を認識できる、「OCR」アプリがおすすめです。
一応、自分が普段使っているアプリも紹介します。ただ、面倒だなと思う方も多いので需要は少ないと思います。読み飛ばしでOK。
CamScannerは簡単に写真をPDFにできる
基本的にはアプリを開いて写真をとるだけで、写真にうつった文書を勝手にPDFファイルにしてくれます。
紙が多少斜めになったりしていても、アプリの方で勝手に修正してくれるので楽チン。A4ファイルならもちろんのこと、住宅資料に多い大判の紙でも大丈夫です。
一度読み終わってしまえば捨てられる快感
画像で残しておけば、読み終わったカタログはすぐに処分できます。「もしかしたら後で読むかも。。。」なんて心配になることもないんです。
捨てられないお化けにとりつかれたぶちくまはこの方法で捨てることができました。

断捨離、断捨離!
スクリーンショットを駆使してサイトやアプリの画像も参考にしよう
これ、何がいいって、カタログ以外にも使えるんですよね。
スマホで、住宅系のサイトを見ているときに、いいなと思ったらスクリーンショットしておけば、それも振り分けてあとで見返すこともできるんですよ。
今後、住宅会社の担当と打ち合わせをするときなんか、画像があると

こんな感じで!
の一言で伝わるから、お互いにやりとりしやすいんですね。

口下手なぶちくまにもぴったりの方法やで!
家の画像を集めたいときにオススメしたいアプリ
そうなると、家の画像がもっともっと欲しくなります。
「Pinterest」を使うとおしゃれな画像がたくさん手に入る
家づくりに必須のアプリが、Pinterstです。これ、ネット上にあるおしゃれな家の画像、部屋の間取りなんかも一網打尽にできます。

しかも、海外の利用者も多いので、セレブのガチクールな部屋の画像なんかも見つかるのでいいですね!
RoomClipは「部屋の写真」を厳選
奇しくもアイコンの風味も似ていますが、RoomClipは部屋写真のSNSのようなものです。こちらの方が、「こんな部屋を作りたい!」の参考になると思います。
今回は詳しくは解説しませんが、とりあえず上記二つはオススメです。
住宅カタログの利用法まとめ

「好きなデザイン」ばかり集めても、好みの家は建てられても、住みやすい良い家は建ちません。やはり、「家の性能」も十分にチェックしておくことが重要です。
必要な住宅性能はピックアップして格付けする
この作業は、予算が決まってからでもいいのですが、家族では話し合っておきたい「家に求める性能」。変な話、「いい性能は全部欲しい」になるのは当然なんです。
建てる前から「別に耐震性なんかいらないし」「寒い家でもいいや」なんて思う人はいません。
でも、家づくりは「理想」をつくると同時に「妥協」も必要になります。
例えば、実際にはあまり利便性を感じない「ソーラーパネル」は簡単に諦められるけど、「寒い家」は我慢できないですよね。
あるいは、心配性なあなたは「地震に怯えるのは嫌だ」と耐震性を一番重要視するかもしれません。ただ、全てを盛り込んだら、今度は「住宅ローン」の心配が増えるだけです。
この辺りのことを、すこし考えていただけたらと思います。
住宅カタログでチェックしたいところリスト
まとめとして、住宅カタログでチェックしたいポイントをおさらいしてばいばい。
- 価格帯は「幅広すぎ」ないか
- カタログが過度に豪華ではないか
- カタログに載せている家は「実例」か「モデルハウス」か
- キッチンやトイレの「標準装備」のグレードはどれくらいか
- 地域性は反映されているか
- 家の性能についての説明も「具体的」であるか
- アフターサービスにもちゃんと触れているか
- 営業担当のコメントはあるか
- 「得意なデザイン」がはっきりしているか
住宅の資料請求に関する記事一覧
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住宅カタログ編はこんな感じです。
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コメント
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