エネファームの情報を毎年まとめています。
このページはエネファームに関する最新情報だけ端的に知りたいときに読むページにしたいと思います。
過去のエネファームに関する記事リストはこちら。
では、エネファームに関する情報をまとめていきます。
2023年に確認しておきたいエネファーム情報
2023/02/17時点でのエネファームに関する情報をまとめておきます。
エネファームのメーカーに関する情報
エネファームを作っているメーカーが最新機器を出した時などに更新していきます。
パナソニック
京セラ
アイシン
- 長寿命化を実現したガスマイホーム発電「コレモ 2022モデル」を発売
- エネファーム普及に向けた地域循環モデルを構築します(愛知県豊田市との共同リリースです)
- 「GHP XAIR(エグゼア)Ⅲ」と「エネファームtype S 2020モデル」が 省エネ大賞受賞
エネファームの補助金に関する情報
エネファームの補助金に関する情報をまとめておきます。
国からの補助金
エネファームを購入する際に、国から補助金を受け取ることができるキャンペーンなどに関する情報をまとめておきます。
住宅省エネ2023キャンペーン「給湯省エネ事業」に給付金
事業者の登録になっているので、我々一般消費者がやることは「登録事業者から、対象のエネファーム製品を購入する」ということになりそうです。
補助額
15万円/台
エネファームの対象製品
エネファームの機器登録リストに載っている製品が対象になるとのこと。
手続き期間(予定)
2023年3月下旬 ~遅くとも2023年11月30日
2020年までまとめ
2009年から2020年まで一般社団法人 燃料電池普及促進協会(FCA)を通じて国の補助金を利用することができていました。
地域の補助金
流石に全国を網羅するのは無理なので、新潟県で少し見繕ってみます。シンプルに済んでいる地域の自治体のHPを「エネファーム」か「省エネ設備」で検索してみると見つかるものです。
新潟県の市町村におけるエネファーム支援・補助金事業
とりあえず、最大20万円が令和4年度までの補助金額目安となります。
- 新潟県新潟市「住宅用再生可能エネルギー導入促進事業補助金」
- 新潟県柏崎市「創エネ・省エネ設備導入補助金」
- 新潟県小千谷市「小千谷市脱炭素設備導入促進補助金」
- 新潟県見附市「新エネルギー導入促進事業の補助金交付制度」
- 新潟県五泉市「住宅用省エネ設備等(太陽光発電、エネファーム)設置費補助制度」
- 新潟県魚沼市「再生可能エネルギー普及促進事業」
- 新潟県湯沢町「再生可能エネルギー普及促進事業補助金制度」
エネファームの価格に関すること
エネファームの価格に関する情報をまとめておきます。
販売価格
販売価格はあくまでも参考です。補助金事業が出るとサイレント値上がりとかします。
パナソニック
- FC-70JR13R90:960,000円(税込)
京セラ
- FCS-040ACA:1,140,000円(税込)
アイシン
- 192-AS11型:2,062,500円(税込)
工事価格
設置費用の相場は、30万円〜80万円となっています。
メーカー別、エネファームのお勧めポイント
2023年までは「タイプS」として紹介してきました。今後は情報はざっくりまとめていきたいので、エネファームのメーカー情報はここにまとめておきます。
パナソニックのエネファーム機器情報
パナソニックのエネファーム機器情報についてまとめておきます。
大容量貯湯モデルの特徴
2023年に販売される「大容量貯湯モデル」で発表された内容をまとめておきます。
- 給湯ふろ機能に特化した370リットルの大容量タンクを搭載
- 学習予測機能で運転を制御してお湯を確保
- レジリエンス機能がさらにアップ
パナソニックのエネファーム機能
「安心・快適・便利!エネファームの新機能」で紹介されている内容になります。
- セルラー方式のLPWA通信機能が標準搭載
- 「停電備え発電」停電発生に備えて、48時間連続発電を行う発電モード
- 「ヒーター給湯」ガスが止まっても電気でお湯を作る
- 「おてんき連動」天気予報に合わせて太陽光発電とバランスをとる
京セラのエネファーム機器情報
京セラのエネファーム機器情報についてまとめます。
京セラ製エネファームの特徴
京セラのエネファームに関してはTOKYO GASの公式ページで詳細に調べることができます。
- 京セラ株式会社、パーパス株式会社、ダイニチ工業株式会社で開発、販売をTOKYO GASが行う
- 最高クラスの発電効率、小さくても高性能
- 最長12年のメーカー保証
24時間連続運転ができる
使用電力がエネファームで賄えない時には購入電力を使用します。
IoT機能を搭載

IoT機能というと大層な感じもしますが、ネットに繋げられるのでスマホからの操作が可能になります。
停電時に電気とお湯が使える

停電が発生した場合にも、自動で電源が立ち上がり発電を開始します。

果たして、停電が起こるような災害時にガスが利用できるかどうかは疑問ですが、貯蔵されたお湯などは利用できるので、災害に対する備えとしては無いよりは絶対にあった方がいいですね。

これまでの傾向であれば、ガスより電気の方が復旧は早いけど、「どんな災害が起こるのか」も読みづらい世の中になってきているので、いろんな方向でレジリエンスを高めることは大事だと思います。
2023年モデルのエネファームミニの特徴
プレスリリースからの抜粋です。
- さらなるコンパクト化・軽量化を実現
- 性能・機能向上
- 耐久性向上
- お使いの熱源機(給湯器)に後付け設置が可能
項目 | 新型モデル | 現行機 |
燃料電池形式 | 固体酸化物形(SOFC) | 固体酸化物形(SOFC) |
定格発電出力 | 400W | 400W |
定格発電効率*12 | 50% (LHV) | 47% (LHV) |
総合効率*12 | 85% (LHV) | 80% (LHV) |
貯湯タンク容量 | 20L | 20L |
燃料電池発電ユニット | W800mm×D350mm×H690mm | W800mm×D350mm×H700mm |
熱源機(標準タイプ) | W480mm×D250mm×H750mm | W480mm×D250mm×H750mm |
燃料電池発電ユニット | 63kg(乾燥重量) | 80kg(乾燥重量) |
熱源機(標準タイプ) | 42kg(乾燥重量) | 42kg(乾燥重量) |
保証期間 | 最長12年間 | 最長10年間 |
停電時出力 | 最大400W | 最大400W |
コンパクト化
- 部品点数を45%削減
- 設置スペースが現行機より20%削減
- 17kgの軽量化
性能・機能向上
- 定格発電効率(50%LHV)・総合効率(85%LHV)が向上
- 停電時発電継続機能で停電時専用コンセントから家庭用冷蔵庫の使用が可能
保証期間の延長
- 耐久年数が12年(現行機:10年)に延びたことで、保証期間も最長12年に延長
アイシンのエネファーム機器情報
アイシンのエネファーム機器情報についてまとめます。
アイシン製エネファームの特徴
詳細はアイシンの公式HPでご確認ください。
- 熱源機(給湯器)がそのまま使える
- コンパクトで、自由なレイアウトで置きたいところに置ける
- 世界最高水準の発電効率55%(LHV)で発電できる
- 12年間自家発電ができる
- 家庭の電力需要に合わせて自動的に50W〜700Wの範囲で発電する
- 専用アプリ「エネファームアプリⅡ」で外出先からスマートフォンでお湯はりや床暖房のON/OFF、エネルギーの見える化ができる
- 発電中に停電した場合、最大約700Wの電気が使用可能
- 停電時自立発電専用コンセントに発電電力を供給
まとめ:エネファームと一緒に知りたいエネルギー対策
当サイトでまとめているエネルギーに関する情報をまとめておきます。
エネルギーに関連する記事リスト
エネルギーに関連する記事をまとめておきました。
エネルギーに関する記事で読んでおいてほしいもの
これからの時代の「新築とエネルギー」の考え方という記事が、家づくりに関するエネルギー情報をうまくまとめていると思います。

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