住宅会社に聞いた、エネファームでモトは取れない理由【メリットとデメリット紹介】

エネファーム、ややこしいですよね。

よめくま
よめくま

省エネ系は安易なネーミングが多くて、エネ〇〇に混乱している方も多くいらっしゃるかと思います。というか、いまだに人に聞かないとわかりません。

エネファームは、ガス会社がこぞってお勧めする「省エネ」製品です。

具体的な説明は後回しにしますが、大事なことがひとつだけあるので、それだけお持ち帰りください。

ぶちくま
ぶちくま

「エネファームで金銭的にメリットを生み出すことは難しい」

これだけ覚えておいてもらえれば、家づくりでは大きな失敗はしないはずです。

ちなみに、最新エネファーム機種の情報が知りたい方は、こちらの記事をどうぞ。

エネファームタイプSを後付け導入する際に検討すべきこと
2020年は後付けでエネファーム導入できるような気がする。パナソニックとアイシンがどちらも新しい機種をリリースしており、適度に競争が起きたところで補助金でドーン。
家づくりの大事なお知らせ

資料請求できるのは「施主になる前」だけ

これから家づくりの話をする前に、少しだけお話ししておきます。

かめ
かめ

家づくりは情報戦。知っていると知らないとで、数百万円も損するなんてことがあるのが住宅購入の怖いところ。

詳細はページの最後にまとめましたが、読むのが面倒な方に「資料請求」のサイトだけお伝えしておきます。面倒なら、今しかできない「資料集め」だけでもやっておきましょう。

ぶちくま
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もし、家作りがなかなか進まない、と感じたら、家族が乗り気じゃない、と思ったら、まずは自分が行動すること。今日の宿題は、一歩だけでも前に進んでみること。

では、本編に戻ります。

お邪魔しました。

エネファームは太陽光よりメリット少ない

と、我が家を建ててくれた営業担当が言ってました。

よめくま
よめくま

私の知り合いも、「太陽光とかエネファームとかって、お得なのかどうかわかんないよね」って悩んでましたね。

確かに疑問が多いこのあたりの問題を少しばかり深く掘り下げていこうと思います。

太陽光はほとんどの住宅会社が積極的に取り組んでいる

太陽光発電はハウスメーカーによっては力を入れているところもあり、ハウスメーカー選定にも大きく関わってきます。

ぶちくま
ぶちくま

でも、一方のエネファームって、あんまり住宅会社がお勧めしている印象はないよね。

エネファームをつけるかどうかでハウスメーカーを決める方はほとんどいないかと思いますが、つけるつもりであれば、どこにつけるのかなど間取りも考慮せねばなりませぬので、はやい段階でつけるかどうかは考えなければいけません。

太陽光発電をお勧めする理由

太陽光発電の方が住宅会社としてもメリットが大きかったりします。

  • 売電価格が固定されていたので「数字のメリット」を語りやすかった(今は違う)
  • ZEH対応に必須
  • オール電化でも対応できるしメリットが深まる

エネファームは、ガス併用住宅にしか対応できませんからね。太陽光発電の方が扱いやすいというのが実情です。

新潟で太陽光発電は大損?【各市町村の支援制度を利用すべし】
最初に言うべきなのは、雪国は太陽光発電のデメリットは大きい。倍増と言ってもいい。ただ、設置に反対するわけではなく、メリットも多いということは知っておくべきかと思います。意外と夏場は新潟も東京よりも日照量があるのが盲点。

ちなみに、ZEHについても、エネファーム単体でZEH基準を満たすのは至難の技となるのに対して、今でも創エネの基本は「太陽光」です。

新潟県のZEH対応メーカーについて【メリットとデメリットのまとめ】
新潟県のZEH対応状況や、「そもそもZEH基準を目指すべきなのか」という点についてあれこれ考えてみました。

では、エネファームってどうなのでしょうか

エネファーム導入前に知っておきたいこと

エネファーム導入前に必ず知っておきたいことは、「お湯と発電の関係」です。

自分の家がどれくらい給湯を必要とするかで、エネファームが必要かどうか判断できます。

給湯の時しか発電しない

エネファームは、給湯の際に発電します。いや、発電の際の熱を利用して給湯している、というのが正しいのか。

エネファームが発電する方法

難しい説明は抜きにして、簡単に説明します。

  1. ガスの中には水素があります。
  2. これを利用して電気を作ります。
  3. 電気をつくるときの熱を利用してお湯を沸かします。
  4. 電気をつくって、お湯を沸かすことができました!

ちなみに、その分、ガスも使用されています。

たくさんお湯を使うならギリギリ得する場合も

つまり、電気をつくろうとすると熱も発生するからどうせだからお湯沸かしちゃおうぜ、っていうのがエネファームなのです。

しろくまさん
しろくまさん

なので、電気をつくろうとすればするほど、お湯が沸きます。無駄なお湯を沸かす必要はないので、十分なお湯があれば電気はつくられません。

給湯をあまり必要としないような人数の少ないご家庭には不向きです。

ぶちくま
ぶちくま

むしろ、エネファームを利用しようとすることで、エネルギー効率が悪くなった、なんて計算も出ているみたいです。

みんながみんな得をするわけではないので、利用者を選ぶ、とも言えますね。設置者を選ぶ高飛車なエネファームさまさま。

エネファームを4人家族で利用した場合の料金シミュレーション

ちなみに、試算になりますが。一般的な4人家族のご家庭では、ガス代がプラス6000円程度、一方、電気代はマイナス70,000円に。

また、こちらのエネファーム使用時のシミュレーションがわかりやすいですね。

  • 購入電力量は約66%に
  • ガス代は年間13,070円増加
  • 電気代は年間90,560円削減
  • トータルで約77,000円お得!

エネファームタイプS登場|西武ガス

ということらしいですが、ソースはどちらもガス会社発表のもの。実際のところはどうなのでしょうか。

一般的な家庭って何よ?

まず、比較対象となっている一般的なご家庭は少し電気代などが割高な気がします。

しろくまさん
しろくまさん

大体、最近の家電は省エネ製品を取り入れてますし、エコジョーズなど給湯時より高効率な給湯機も出ています。

そのあたりと比較した場合の利率はどうなるのでしょうか。

エネファームと他のエネルギー系商品を比較する

エネファームの検討を始める場合、「エネファームだけ」にするかW発電と称してハイブリッドに太陽光発電などを組み合わせるのか、という点についても考える必要があります。

他の再生可能エネルギーとの相性は

京都議定書の目標となっていた2020年が終わり、2021年からは2030年のパリ協定で掲げられた「脱炭素社会」に向かって本格的に動き出すことになります。新しいエネルギーについては別記事でも紹介しています。

知っておきたい「世界のエネルギーの話」、家づくりの参考
家づくりをしていると、いろいろなことを調べなくていけなくて頭がパンクしそうになります。今、エネルギー問題があるのはわかるけど、この先、どうなるかはわかりづらい。というわけで、エネルギーの今後について関連しそうな情報をまとめました。

また、家づくりに関してのエネルギーの考え方についてもまとめてみました。

これからの時代の「新築とエネルギー」の考え方
私の「家づくり」は反省の多い結果になりましたが、家は建てたら終わりではないと言うことも学んでいるところです。今後も新しい技術が開発されていくことを期待すると、「現在の完璧」は、数年後の標準でしかなく、さらには未来のスタンダードから比...

再生可能エネルギーという言葉の認知度は高まりましたが、「実際、何なの?」と聞かれて答えられる人は少ない。最低限、家づくりに関するエネルギーの話だけは知っておくと「未来で損することはない」ということで、簡単に情報をまとめておきました。

家庭用燃料電池

家庭用燃料電池としてエネファームの利用が進んでいますが、水素を使った家庭での発電には注目したいところです。

エネファームも「燃料電池」です。燃料電池の今後の展望や水素エネルギーについてもまとめた記事があるので、退屈で死にそうな時に追い討ちをかけるつもりでどうぞ。

水素発電が可能な燃料電池は普及するのか|家づくりと補助金の話
エネファームを躊躇なく購入できる人生が良かった。私はコストの面から家庭用燃料電池であるエネファームの搭載は見送りましたが、世の中はどう考えても「再生可能エネルギーを取り入れる」方向に動いています。ぶちくま今後、電気代は高くなると考...

地熱発電

地熱発電に関する情報はこちらにまとめました。エネファームとはあまり関係ありませんが、地熱発電は自治体で取り組み、電気を住民でシェアできる、かつ観光資源として活用する、なんて未来がありそうな感じがします。

エネファームに関しては、コジェネを地域で共有するという街づくりが可能ですけど、それはまた別のお話。

地熱発電と日本の家づくりの関係性を考える
地熱発電と家づくりに関する情報をまとめています。

地中熱利用

地中熱と地熱がややこしいですが、地面の中は温度変化が少なく、地上との温度差を利用して冷暖房や給湯などの省エネに貢献することができます。

地中熱を家づくりに役立てる情報についてはこちらにまとめてあります。

地中熱ヒートポンプって自宅に使えるの? 採算が取れるか調査
地熱発電と地中熱利用は全く別物だったので、我が家としては「融雪」や「暖房補助」として地中熱は結構ありなんじゃないかと思っています。検討内容などをまとめています。

小型風力発電

自宅に風力発電は実現可能性は低いですが、我々新潟県民は「冬場の日射量は期待できない」ため、太陽光発電と太陽熱利用が難しい地域と言えます。少しでも発電の助けにならないかと、風力発電についても調べてみました。

W発電の相方として考えられそうな感じもしますが、風力発電システムの家庭配置は敷居が高そう。

自宅で風力発電は可能か「売電や投資で儲かる」
太陽光発電が「どうせ冬場は曇るからな」と躊躇していたのですが、世の中の動向を考えると再生可能エネルギーに一枚噛んでおきたい。そんな中、小型風力発電なら個人宅にも導入できそうだけど、どうなの?

太陽光発電

太陽光は年中安定して利用できるエネルギーではなく地域格差が生じるので「冬も晴れ間が広まる地位行きが羨ましい」と指を加えてみているだけですが、そんな太陽光発電に関する情報も別記事にあります。

新潟で太陽光発電は大損?【各市町村の支援制度を利用すべし】
最初に言うべきなのは、雪国は太陽光発電のデメリットは大きい。倍増と言ってもいい。ただ、設置に反対するわけではなく、メリットも多いということは知っておくべきかと思います。意外と夏場は新潟も東京よりも日照量があるのが盲点。
太陽熱利用

太陽光を期待できる地域の場合、太陽光発電だけではなく、太陽熱を利用することも可能です。太陽熱利用は昔から存在する技術ですが、太陽光発電との相性も考えてハイブリッドに活用する方法についても開発が進められています。

太陽熱利用給湯システムってなんだ? 自然エネルギーと家づくり
太陽熱利用自体は新しい技術ではありませんが、太陽光発電の売電価格が今後も下がることを考えると、シンプルに「給湯・暖房」のための熱源として有用だと気づきました。

エネファーム類似商品を区別する

省エネ系のエネ〇〇のカタカナがややこしい件について

ぶちくま
ぶちくま

どうでもいい話ですが、エネファームとエコジョーズって似てるじゃないですか。

よめくま
よめくま

さらにエコキュートも入ってくるとややこしいですよね。

エコジョーズはガスの給湯

エコジョーズはガスの給湯システムになります。

お湯を沸かすときの熱を無駄にしないようにすることで省エネしよう、というものになります。

エコキュートは電気の給湯

エコキュートは、エコな給湯システムでエコキュート。

大気の熱をうまく利用することで、熱を効率よく移動させたり、圧縮して高熱にしたりして省エネするものです。

エネファームはガスによる発電

エネファームはガスによる発電機だと考えてもらっていいと思います。

つまり、エネファームとエコジョーズは畑が違うわけです。

住宅営業
住宅営業

これ知ってると打ち合わせの時に話が早いですよ。

エネファーム購入の分岐点となる情報

知りたいことは「家づくりやリフォームで、結局、エネファームは便利なのか、損はしないのか」ということだと思います。つまり、メリットやデメリットの話をしていきます。

エネファームで得する方法

とはいえ、エネファームで得する方法は必ずあるはずです。そのためにチェックすべきことなどまとめました。

購入費用を安くする

エネファームでもとはとれるのでしょうか。

仮に毎年6万円ずつ節約できるとしたら、120万円のイニシャルコストが償却できるのは20年後。

しろくまさん
しろくまさん

20年後というのはちょうどエネファーム本体の寿命ですね。

ぶちくま
ぶちくま

保証の効く10年間で償却するには、本体導入費を60万円に設定しないといけないね。

給湯器を購入する必要はなくなる

エネファームを検討されている方は、おそらく「給湯器の買い替え」か「新築」、あるいは戸建てを選ぶ際の参考などとして考えられているかと思います。

ぶちくま
ぶちくま

読者さまより、「給湯器の買い替えが不要になるよ!」という情報提供をいただきました!

新規にエネファームを購入する場合、ガス給湯器は不要となります。最近は後付エネファームSで、今ある給湯器とつなげて使用するタイプもあります。選択肢は様々ですので、一度、ガス会社などに問い合わせてみると、どれくらいの価格差になるのかはっきりしそうです。

維持費を検討する

通りがかりのブログなんかを見ると、「電気代は安くなった」と聞きますが、修理関連の話題はあまり聞きません。

しろくまさん
しろくまさん

ただ、設置上問題があったのか、漏水や電気代が高くなった、なんてコメントも散見されましたね。

先述の通り、エネファームは20年もてば御の字という製品です。故障がなくても、電池の方が持たないはずです。また、電気効率は年々低下することが予測されるため、ベストパフォーマンスを維持するのは難しいでしょう。

補助金を利用する

2020年の以降の最新のエネファーム製品については、また別記事になりますが、製品自体の値段が下がってきてくれており、自治体によっては補助金上乗せもあるので自分の住んでいるところの情報は嗅ぎ回った方がいいです。

エネファームタイプSを後付け導入する際に検討すべきこと
2020年は後付けでエネファーム導入できるような気がする。パナソニックとアイシンがどちらも新しい機種をリリースしており、適度に競争が起きたところで補助金でドーン。

エネファームのデメリット

エネファームのデメリットをまとめてみました。

騒音問題

低周波騒音の原因になる可能性があり、近隣への配慮が不可欠とのことです。

しろくまさん
しろくまさん

設置場所は、平らで安定した土地であることにくわえて、近隣住宅との距離や振動の伝わり方など配慮しないと、思わぬトラブルに発展する可能性もありますね。

イニシャルコスト高し

導入に100万円以上かかります。

ぶちくま
ぶちくま

加えて、オーバーホール(修理)なんぞしたら結構な修理代がかかるそうです。

しろくまさん
しろくまさん

仮に導入費を少し抑えられたとして、自分の持ち物になったら自分で修理せねばなりませんから。

メンテナンスコストも高い

こちらのブログなんかは参考になりそうです。

エネファームの価格とか発電量とか考えると|ずしおの部屋

記事内では漏水メンテナンスを行ったとのことなので、エネファーム本体の問題ではないようですが。

10年間は修理無料、なんて情報もあります。エネファーム自体の寿命は20年程度みたいです。(8年とするところもあるようですが)

ぶちくま
ぶちくま

うちの営業さんは、60万円くらいまで安くなってようやく検討できるもの、といっていました。ガス会社と懇意なHMでは説明も変わってくるのでしょうが。

新築時に安くなるという甘い話

ちなみに、冒頭部の知り合いの方は、HMから40万程度で導入できると勧められているそうです。

ぶちくま
ぶちくま

たぶん、40万で設置したらどこかで割の合わない話になっているはずですが、どこが負担しているにせよ、最終的に帳尻を合わせられてしわ寄せは消費者に来るようになっているはずです。

しろくまさん
しろくまさん

本来値引きされるべき金額がそちらに充当されているかもしれないですしね。

ぶちくま
ぶちくま

「そこ安くするなら、別のところを安くしてくれよ」と言いたくなるところですが、まぁ聞いてはもらえないよね。

知り合いの方は話を聞いているところ、予算はあるみたいなのでたぶんどこかの大手の話なんだけど、大手はW発電なる、太陽光とエネファームの発電で売電するのがいいみたいな話をするみたいです。

しろくまさん
しろくまさん

というか、もはや使えるお金は根こそぎ使わせようとしているようにしか見えないのだが。

ぶちくま
ぶちくま

ちなみに、エネファームは売電に使えないらしく、さらにW発電では売電価格も下がってしまうのだとか。

もちろん、エネファームでつくられた電気を自宅用に使うことで、太陽光の売電量を増やすことができる、という理論な訳なのです。

ちなみに、電力販売が自由化されたので、エネファームで売電契約を結ぶことは可能です。おそらく、売電しているガス会社に電力を売る形になるはずです。

導入費用は減少傾向

流石に底値にどこかで行き着くかとは思いますが、東京ガスのエネファームの初期費用は、2011年に267万円、2013年に190万円、2015年に167万円と年々減少傾向にあるとのこと。

こちらのサイトは参考になります。

https://tokyo-chumon.com/save_energy_housing/zeh/6054

2021年は100万円から

2021年のエネファームは、燃料電池の利用拡大に向けたエネファーム等導入支援事業費補助金がなくなったことが大きく影響しそうです。

新築・リフォームのタイミングと合えばZEH関連から補助金を引っ張ってくることもできそうですが、エネファーム単体での設置は少し向かい風の傾向かもしれません。

2021年のエネファーム価格目安値
パナソニック90万円〜110万円程度
京セラ100万円〜130万円程度
アイシン精機190万円〜240万円程度

補助金がなくなった分の値下げがあるかもしれませんが、元々が高い製品なので、高止まりするような気がします。

本体価格なので、別途工事費(30万円〜80万円程度)が必要になると考えてください。

【2021年度 エネファーム導入補助金に係る全国自治体調査】

2020年は200万円

今、私がざっくり調べたところだと、だいたい200万円くらいでエネファームが設置できます。ただ、ここから工事費が入ったり、補助金が出たりと前後する幅は大きいようです。

結局どうしたらいいかといえばエネファームはスルーが堅実

悲観的なポイントが多くなってしまいましたが、これから先のことを考えると、自分たちで発電する方法があることはいいことです。

売電収入は以前ほど期待できなくなったけれども、電気代が何かの拍子に高騰する可能性はあるので、(同時に、ガスが高騰する可能性も十分にあるのだが)電気を自炊できるポテンシャルを有することは心強いことです。

エネファームを推奨できるタイミング

ぶちくま家では、暖房にガスによる温水ルームヒーターを導入しているので、ガスに対する依存度は高いです。

正直、エネファーム導入も本気で考えましたが、まだ時期尚早かなという印象を受けました。

ガス会社としては、住宅の暖房機能に対しても発電量向上するように改良してもらえれば、「ガス暖房+省エネ給湯+自家発電」で、トータルメリットが大きくなると思うのですが。

ぶちくま
ぶちくま

でも、イニシャルコストがこれ以上増えるのは歓迎できないね

企業努力により、だいぶ本体価格が下がっているようですが、率直な感想としては、「ローンを組んでまで取り入れる設備ではない」というところです。

導入するに値する条件
  • 都市ガスでガス代が安い
  • 本体価格が30万円程度の格安
  • 蓄電池の寿命が延びる

の条件がそろったときに、エネファーム導入はようやく検討の土台に上がれそうです。

10数年後に、エコジョーズが壊れた時に、エネファームが安くなったり、エネファームに代わるものが現れていることを期待しています。

ZEHとの相性は

ZEHで大事なことは、エネルギー消費を抑えるよりも、どのようにエネルギーをつくるか、と言うところにあると思います。

新潟県のZEH対応メーカーについて【メリットとデメリットのまとめ】
新潟県のZEH対応状況や、「そもそもZEH基準を目指すべきなのか」という点についてあれこれ考えてみました。

エネファームでは、家の電気の半分に満たない程度の発電力なので、これ一つではZEHは成り立ちません。

売電もできないので、あくまでも太陽光発電などの補助的な使い方となりそうです。

家づくり、失敗したくないなら
ぶちくま
ぶちくま

他の住宅会社で見積もりしてもらったら、今のところより300万円くらい安くなった。。。

何も知らずに家を建てると実際に数百万円も損する、なんてことはザラにあります。

家づくりは誰にとっても初めてのことで、何も知らないところからスタートするのが当たり前。だから、「値引きできるか」どうかも知らなければ「適正価格かどうか」もわからない。

家が安くなる、という感覚が、我々には薄いのです。

少しでも損をしないためにできることはいくつかあります。そのひとつは「相見積もり」。他の住宅会社を価格競争に巻き込むこと。これだけで、適正価格で家を建てることに近づけます。

かめ
かめ

でも、相見積もりって住宅会社はタダ働きになるかもしれないので嫌がるし、断るのも大変だし、そもそも家づくりって価格だけで選べるものでもないよね。

このページを最後まで読んでいただいたあなたに、数分で、簡単に、誰にでもできる方法で、相見積もりくらい効果のある情報収集の方法についてお伝えしたいと思います。

3分でできる、今すぐ行動したい家づくりの極意

家づくりで損をするのは、住宅会社は値引きを前提にして家の値段を設定しているから。

しかし、値引きをしなければそのまま住宅会社は利益が増えるので「値引き用に高く設定したままの住宅が売れてしまうケースがある」というのが問題です。

ぶちくま
ぶちくま

全ての住宅会社が悪意のある値上げをしている訳ではないけど、どの会社も「施工不良などのもしも」の時に値下げできるように余裕を持った価格設定はしています。

もちろん、値下げ交渉で値段が下がる場合もあれば、下がらない場合もあります。何も言わずにトラブルがなければオプションをおまけしたりなどで顧客に還元してくれることもあります。

かめ
かめ

でも、会社も少しでも利益を上げたいから、「何も言ってこない客」や「何も知らなそうな客」からは、還元せずになるべくお金を使わせようとするところもあったりします。

とはいえ、いざ自分が客になってみると、一生懸命やってくれるスタッフに「値下げして」とは、なかなか言えません。

だからこそ、契約前までに、自分たちが「適正価格で購入するために勉強している」ということを相手に察してもらい、競合会社と値下げ競争をしてもらって、納得した上で契約するのが大事、ということになります。

値下げのために必要な3つのこと

まず、値下げのために必要な3つのことだけ覚えておいてください。

  1. 一括資料請求で「競合がいる」ことを悟らせる
  2. 勉強の成果は「家づくりノート」にまとめる
  3. 住宅ローン」の相談は住宅会社にはしない

これだけで大丈夫です。

資料請求は簡単に競合会社を作れる便利ツール

まず、資料請求について。

モデルハウスをめぐって資料を集めてもいいのですが、1回の訪問で回れる数も時間も限られていて、価格の勉強もしていないとミスマッチで時間ばかり無駄にしてしまいます。

さらに、住宅会社の営業も「どの会社を回ってきたか」が把握しやすく、自分のホームグラウンドで営業トークが設定できます。つまり、水を得た魚。

ぶちくま
ぶちくま

そもそも、家づくりで何も知らずにモデルハウス回っちゃう人は、カモがネギ背負ってやってきたようなもので、営業からしたらボーナスチャンス。

競合他社となる「隣のモデルハウス」の価格もわかっているので、最初から設定した仮初の値下げ設定で、自分たちのペースで営業ができる訳です。

一方の住宅資料請求。侮るなかれ。

住宅資料請求の場合、資料請求を利用している時点で、競合他社が複数いることが住宅会社にはわかります。多数の競合がいる中で、顧客から興味を持って選んでもらうには価格で負けることは避けたい。

ただ、まだ顧客になるかどうかもわからない相手なので、無理に引き込むこと労力を使うことも避けたい。そのため、施主はビルダーにプレッシャーをかけつつも、自分のペースで家づくりをスタートすることができるのです。

勉強の成果は「家づくりノート」で証明する

実際に勉強するのは面倒ですが、家づくりノートを作るくらいだと楽しんでできます。家づくりをすると、「どういう家にしたいのか」の妄想で楽しむのが醍醐味です。

この「どういう家にしたいか」というのは、家づくりの面談でも住宅会社の担当に伝える必要があります。そのため、各社が自社製の「家づくりノート」を用意して顧客にアンケートとして記入してもらったりしますが、この時の「自作の家づくりノート」の効果は絶大です。

  • 家づくりを真剣に考えていることが伝わる
  • 他社の資料ページもノートに編集することで競合していることが伝わる
  • 自分たちの希望がより正確に相手に伝わる

ここで大事なのは「熱意」と「競合」があることを、家づくりノートの存在で明確に相手に伝えることができるということ。

かめ
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自作の家づくりノートを出して、そこに他社のパンフレットも入っていれば、もう施主が冷やかしではなく家づくりを決意していることが伝わります。

ぶちくま
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見積もりプランで探りを入れずに全力プランを最初から出してきてくれますよ!

 

家づくりノートの素材としても、他社の住宅資料は役に立つ、というわけです。

住宅予算の相談は、住宅会社にしない

住宅ローンの話は今回は割愛しますが、家づくりのマネープラン、住宅会社にはしないようにしてください。

予算は伝えていいのですが、住宅ローンで悩んでライフプランまで相談するのはコスパで考えるなら悪手です。

ぶちくま
ぶちくま

なんで住宅会社がマネープランの説明会なんかもやっているかといえば、簡単に顧客の予算が把握できるからですよね。

住宅会社としては、なるべく、家づくりにお金をかけてもらいたい。だから、可能な限り35年ローンで変動金利にさせて「みかけのお金」は少なくみせる。もう少し出せると錯覚させる。

住宅ローンを相談する、ということは、予算についてはノープランだと自分で言っているようなもの。もし、家づくりで余計なお金をかけたくないと考えているのなら、住宅ローンは先にファイナンシャルプランナーや、複数の金融機関で相談しておきましょう。

今すぐやりたい、住宅資料請求のポイント

自分の勉強のためにも、住宅会社自ら値引きせざるを得ないように誘導するためにも、「複数社の住宅資料」が重要だということをお伝えしました。

では、住宅資料請求において少しでも簡単に、かつ必要な情報を揃えるための方法を簡単にお伝えしておきます。

ぶちくま
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このサイトの長い情報を読み込めたあなたなら、今の熱量のまま資料請求までできれば、今日は十分に頑張ったと言える一日になるはず。

着実に、マイホームづくりに踏み出せています!

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かめ
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デフォルトのサービスになるので、先に書いた「予算の無知」を知られるリスクにもなりません。

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さらに、「土地探し」もやってくれるのが嬉しいところ!

なんで無料でこんなことまでしてくれるのかといえば、それくらい、住宅会社は「広告」に予算をかけているということ。

広告費として、1件あたりに7%程度が家の価格に含まれています。これだと、3,000万円の家だと、200万円以上も広告のために払っていることになります。

それなら、少しでも自分のためにお金を使ってもらうのが理想。躊躇せずに、高待遇を受けられるうちに利用しておきましょう。

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かめ
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さすが大手リクルートの不動産の総本山。情報量は業界トップクラスで、提携店もほぼ網羅しているのが嬉しいところ。

ぶちくま
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SUUMOで、タウンライフにはない資料を請求しておけば、まずは家づくりの第一歩で失敗するということはないはずです!お疲れ様でした!

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こんな感じで、広告っぽいこともやっていますが、住宅の資料請求に関しては、本当に施主にメリットが大きいので、是非ともトライしてみてください。住宅資料、みているだけでも幸せになれるので。

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コメント

  1. 三浦 より:

    エネファームのコストの中に、給湯器として使える分が計算に入っていないと思います。
    エネファーム無しでガス給湯を使う場合、給湯器を購入することになります。10年間保証付きの給湯器の購入価格をイニシャルコストから引くべきでしょう。

    • ぶちくま より:

      三浦様、コメントとご指摘ありがとうございます。
      エネファームの機能として給湯器を賄っているから相殺できるということですね。初期費用の考え方に補足として追記させていただきます。
      ガス給湯を選ぶか、あるいはオール電化なのかは読者さまの環境によるところがあるので、様々なパターンを検討することになると思います。
      読者様が家づくりに失敗する可能性が減るよう、なるべく、考え方に多様性をつけられるように調べていきたいと思います。

  2. げんき。 より:

    初めまして
    今のエネファームはお湯の使用量とか関係なく常時発電ですね。常時700Wの発電です。厳密にはガス漏れ誤検知防止のため、1カ月連続運転になる前に24時間停止するみたいですが。ほぼ常時ですね。
    私は自分の料理のスタイルからオール電化はありえないし、冬のガスファンヒーターは幸せそのものなので、ガスありきの前提でしか考えてないので偏りはあると思いますが、メリット大きいです。
    てことで、今の家を買って10年近いですが、後付けで発注しました。
    大阪ガスの場合、エネファームの導入でそもそものガスの単価が3割安くなるプランが選択できますので、普通のガスの使用についてもメリットありです。
    あと、自治体にも依るみたいですが、国の補助金だけでなく地方自治体の補助金も受けられます。
    私の住む市では5万円もらえます。
    別に私は利害関係者じゃないので構わないのですが、せめていつ時点の情報かを明記しておいてはとうか?と感じました。
    コメントのせいだと思いますが、更新日が最近になってるので誤解を与えやすいと思います。

    • ぶちくま より:

      げんき。さま。コメントありがとうございます。
      まず、情報の更新日時の記載についてのご意見、ありがとうございます。情報を仕入れた時の日付など、なるべくは入れるようにしているのですが、まだまだわかりづらいですね。
      また、「エネファーム、使ってみていいですよ」という情報も他の訪問者さまの知りたい情報だと思いますので、コメントしていただけて参考になる方も多いと思います。
      補助金に関しては、他の記事で書いてはみたものの、各自治体の利用条件や実施日などの更新を間違えると却って読者が混乱すると思い、初期に書いたこの記事には載せていません。もう少し深い情報が知りたくなったときに、知りたい情報を検索する方が誤解がないかと思いました。
      私も温水ルームヒーターがガス由来の熱源で、快適に過ごしており、基本的には「ガス依存」の人間です。それ故に、もう少しお金が貯まったら、蓄電池価格が安くなったら、など考えてエネファーム情報を追っています。
      至らぬところも多かったと思いますが、お読みいただきありがとうございました。

  3. ぽよ より:

    エネファーム使って10年になります。
    10年までは、毎年の点検代は、無料ですが、10年以降は、年数万円の点検代が毎年かかりそうです。
    なので、10年になった時に、買い替えを勧められていますが、やめて通常の給湯器にするか、話しあっています。
    今後の事を考えた場合、私としては、エネファームにしたくありません。

    • ぶちくま より:

      ぽよさま、コメントありがとうございます。
      10年以降の点検代は必要経費ではありますが少しコスパが悪いと思ってしまいますね。ガスを利用したエネルギー効率を向上させる手段としてはエネファームは優秀ではあるのですが、実用のことを考えるとメリットが乏しいなと思ってしまいます。
      実際に利用している方の声は大変貴重です。他の方の参考にもなると思いますので、貴重なご意見ありがとうございました。

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