豊栄っていうのはいい街ですね。
洋食屋さんも豊富にありながら、ラーメン屋さんも粒のいい良店が揃っています。
そういうわけで、なんだかんだで3日続いた豊栄飯も、そろそろ締めくくろうと思うよ。
新潟市中央区の食べ歩き記事一覧
新潟市北区で美味しい味噌ラーメンを食べるなら「東光」
新潟市北区のラーメン屋さんといえば、わたしは「カヌチャ屋」なんかも好きなんですが、カヌチャ屋さんはなんだかちょっとおしゃれを気取りたがるところがあるので、もう少し気軽に楽しめるラーメン屋はないのかと。

そういうわけで、ちょっと趣向を変えてみるべく、さがしてみることに。
ありました。

東光の外観
味噌ラーメンが有名とのことです。
東光の場所をざっくり口頭説明
はい、旧豊栄氏の中心地である豊栄駅で降り立ちましたら、南口へ。
南口から大通りをまっすぐくだっていき、区役所が左手に見えてもまだくだる。
次の交差点が「下町」というところなので、そこを左に曲がる。
「どまんな館」という、あまりにもキャッチー過ぎて逆に怖くなるわかりやすい建物があるから間違える事はないだろう。

あとはまっすぐいけば、左手に見えるのが東光です。
駐車場は余裕あり
よっぽど混んでない限りは、駐車場は停められるかと思います。
だいたい、10台以上は停まってました。
味噌ラーメンが看板メニュー、その実力は
新潟はラーメンのクオリティ高いし味噌は圧巻
新潟は美味しいラーメンがたくさんあると、Uターン組であるぶちくまも太鼓判を押すほど。

いや、渋谷のラーメンも美味しいですよ。
ただ、新潟は、たぶん客単価あたりだと都市型ラーメン店よりずっと稼げてないと思うけど、まったくクオリティはひけをとらない。
というか、普通に東京のラーメン平均値よりずっと高い。

いわゆる新潟4大ラーメンの一角に、「新潟濃厚味噌」なるカテゴリがあるのは、県民は当然ご存知でありますし、通なラーメンマニアは県外民でも知ってるところ。
筆頭が巻の「こまどり」となるのだけれど、だいたいの濃い味噌は「こまどり」風の域を出ない。
というか、こまどりがうますぎる、というのはある。
先に言うと、東光の味噌ラーメンもこの域を超えてくることはないのだけど、地元にあれば嬉しいくらいには美味しいし、何よりこの店の特徴は、色々なラーメンが食べられて、しかもそれなりのクオリティ&オリジナリティで楽しめる。

店内の様子
まぁ、普通のラーメン屋さんです。
客層はよみづらい、ファミリーも多いし、カップルもいれば、サラリーマン風の方もいる。
少し気になったのが、ランチ終了時間が近かったのですが、店員が昼休憩でラーメン食べるのはいいとして、雑談が多いなぁ、といった感じ。
学生さん同士のキャピキャピした会話でした。
日本人は、接客の時にぴしっっとしている店員に慣れていることもあって、「んっ?」と思うところもありました。
逆に「気楽にやろーぜ」みたいな雰囲気を楽しまれる方であれば肩肘張らずに一緒にキャピキャピできるとも考えられます。
東光のラーメンを食べてみた
では、実食行きますか。
東光のメニュー
まずはメニュー。

東光のメニュー新潟市北区
こんな感じでメニューが並びます。
通常メニューでラーメンだけでこれくらいあるんだから頑張ってるよね。
普通のラーメンメニュー

東光の普通のラーメン
説明書きもある普通のラーメンのメニュー。ラミネートされています。
メニューを見ただけで、背脂系で、ガッツリ系で、もやしどか盛り系だということがわかりますね。
個人的にはラーメンの具がもやしで占められるのは損した気分になります。
ただ、スープの塩分調整用という役割がある場合もあるので、チャレンジはしてみます。
味噌ラーメンのメニュー

味噌ラーメンを推している
味噌ラーメンはやはり一推しですね。
だって、メニューの色が違うもの。
見た感じも濃厚味噌ラーメンですね。
濃厚煮干しラーメンのメニュー

東光の濃厚煮干しラーメン
濃厚煮干しラーメンが目を惹きます。一度はレギュラーメニューではないラーメンも試して見たいものです。
こんな感じで、色々なカテゴリのラーメンがあります。
基本メニューも豊富です。
実食タイム
東光の味噌ラーメン

東光の味噌ラーメン
こいつはもう鉄板ですね。
味噌のコクはしっかりとあって、ですが、塩分構成は適度といったところ。
濃厚味噌を食べに来た方には少し物足りないかもしれませんが、日常用味噌ラーメンとしては十分合格点でありますし、野菜も美味しく食べられます。
濃厚煮干しラーメン

東光の濃厚煮干しラーメン
個人的には、濃厚煮干しラーメンに関しては、「滋魂」に勝るものはないと思ってた。
しかし、ここの煮干しラーメンも美味しいですね。
味噌ラーメンの味付けよりも、さらに上をいく風味で、味噌ラーメンを嗜んだ後でも負けないんですよね、珍しい。
ただ、塩分はちょっと強め。
濃厚の名に相応しい煮干しラーメンでございました。
追記
後日、再訪しました。
ぶちくまとしては再訪は珍しいところです。
何かと、この新潟から北に向かう経路には縁深いものがありますな。
再訪時には、やっぱり濃厚煮干しをチョイス。
これは結構クセになる味ですなぁ。
もう一品は、少し悩んでサンラータンメンにして見ました。

東光のサンラータンメン
中華系の、麻婆麺の波形型もこの店は豊富です。
サンラータンメンは意外と好きで頼んだりもするのだけど、ここはまた特殊なお味。
なんと言うか、甘みが強い。
酸っぱさもあるんだけど、何この甘さ。
よめくまはケチャップ系と呼んでいるのだけど、そうなるとトマト的なもので、酸味と甘味を融合させてる感じなのかなぁ、わからなんあぁ。
ぶちくまは甘いのは苦手なので、あんまりたくさんは要らないかな、と思ったけど、片一方が、それなりの塩分強め系だったら、相殺させるにちょうどいい感じです。
まぁでもたくさんは要らん。
もし、次回行くようなことがあれば、醤油系でいってみようとは思う。
吉兆系かなぁ。
東光の詳細情報
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