宅配ボックスの人気が出てきたこともあり、以前に書いた「エクステリアに必要なアイテム」記事に補足して、宅配ボックスの選び方について考えていきたいと思います。

時代が時代になってしまっただけに、宅配ボックスの需要が高まっています。

言い換えると、似たような記事を大手メディアサイトが取り上げたので、私は自分がシンプルに欲しいものを紹介しつつ、ニッチに突き刺さる記事を書いていきます。
基本の宅配ボックスの選び方
宅配ボックスを置く場所については、エクステリア関連の記事に詳細な情報を載せましたのでそちらもチェックしてみてください。

あなたにぴったりの宅配ボックスを探す方法
つまり、用途に合わせて適切なアイテムを購入すれば良いのですが、宅配ボックス、でかいし物によっては工事が必要なので「買ってから引き返せない」のがつらいところ。
抑えておきたい、基本的なチェックポイント
- 固定方法
- ドアの開閉位置
- セキュリティ対策
- 素材・材質
- サイズ・容量
- 施錠方法

ここ数年で、宅配ボックスの種類はかなり増えましたが、正直、ピンキリです。
想定される宅配ボックスの使用方法
- 一人暮らしで日中、対応できない
- 育児・介護で容易に手が離せない
- 外部の人間との対応を減らすことで「感染予防」「防犯」効果を高める
- 再配達の手間を減らせる

後述しますが、再配達は社会的な問題として取り上げられています。配達単価が上がるとネット通販民の私には大打撃なので、少しでも運送業界の負担軽減に貢献したいところです。
「固定方法」で選ぶ
固定方法、というよりも、「工事をするかしないか」の方がわかりやすいかもしれません。
簡易設置
正式な呼び方かどうかはわかりませんが、宅配ボックスには「ポンと置いておく」、「ワイヤーで固定する」くらいの設置方法のものもあります。
工事が必要ないので、セキュリティ面を「防犯カメラ」や「セキュリティ会社」などで補完する場合は簡易なものを選ぶことも考えて良さそうです。
あるいは、金庫と同じ考えで「そう簡単には持ち運べない重さ」にすることで、アンカー固定する場合と似たような効果を期待することもできます。
直置き
今のご時世、流石に宅配ボックスで売り出している商品では「直置き」だけのものはなかなか見つかりません。ただ、外置き用のストレージボックスを「宅配ボックス」として利用する方法もあるようです。
ワイヤー固定
工事が必要になる固定方法
基本は、コンクリート基礎に対してアンカーボルトを打ち込んで固定するというものが主流です。この辺りは「エクステリアメーカー」が強いので、リクシルや三協アルミなどもチェックしておくと良さそうです。
アンカー固定
アンカーボルト、DIYできる?
余談ですが、アンカーボルトの固定、素人DIYでも可能かサクッと調べておきました。
結論から言えば、「道具さえあればいけそう」です。ただ、DIY好きなら道具を揃えるのも楽しいところですが、宅配ボックス設置のためだけに準備するのは大変。
宅配ボックスを「素材」で選ぶ
宅配ボックスでは「材質」というか「素材」というか、とにかくマテリアルに関しては気を配るべきです。
設置場所によっては防水が大事だったり、セキュリティ対策であえて重たい「スチール」を選んだり、別に盗まれても良いものなら安価で丈夫なプラスチックを選んだりと、使い途によって素材も変化します。
ポリエステル
一番手軽に設置できるのが「ポリエステル」製の、軽くて折り畳みもできるタイプのものだと思います。

とりあえず手軽にAmazonの置き配対策をしたい場合には、この辺りを選んでお茶を濁す方は多いようです。

盗まれて困るような大物を注文しない場合、むしろ簡易なものの方がいたずらされた時のダメージも少なくて、ある意味リスクヘッジされています。
プラスチック
プラスチック製も、先のポリエステル系と同レベルに「設置が簡単」なタイプです。

ただ、外部のストレージボックスと見分けがつきにくいので、宅配の人が気づかずに再配達票をねじ込んでくるケースが多い。

ステッカーなんかを合わせて購入されている方が多いですね。
スチール
鉄(Fe)ですね。防錆対策はしておきたいところですが、物質的に重たいのと、頑丈そうな見てくれは宅配ボックスにうってつけです。

デザイン含め、種類が多いのもスチール製の魅力です。

重たいので、そのまま置いているだけでも持ち運びはほぼされませんが、アンカー固定するタイプがほとんどです。倒れたら怪我するので。
「機能性」を売りにするなら
そもそも、「宅配ボックス」の機能ってなんだ、というところなのですが、注目すべきポイントは以下の通りです。
押印機能
宅配の際に、どうしても「押印」が必要な場合があるのですが、押印ができる宅配ボックスもたくさんの種類があります。
ハンコが収納できる
「ハンコはここにあるから勝手に押してくれ」というタイプです。
この手でまかり通るハンコなら、もう配達員がメジャーな苗字をコンプして持ち歩くだけでいいんじゃないかという気もしなくはないですが、とにかく、ハンコを収納ボックスの中に入れておくだけというものもあります。
自動押印機能
最近は、伝票を差し込んで配達の方が押印できるようになっているシステマチックな宅配ボックスもみられるようになってきました。
施錠方法で選ぶ
施錠方法も様々です。どんな施錠方法でも、丸ごと持っていかれればどうしようもないですし、個人的にはここの機能性にはあまり拘っても仕方がないとは思うのですが、最新のコンピュータ式の施錠システムなんかもあるので、チェックくらいはしておきましょう。
ダイヤル・プッシュロック(暗証番号)
簡易式宅配ボックスと相性がいいのが、ダイヤル錠タイプの施錠方法です。言い換えれば、自転車の鍵のようなタイプとも言えます。
宅配業者と受取人がやること
あくまでも一例ですが、購入の際に参考にしたいのが「ダイヤルロックって、何したらいいの?」ということです。

新潟という田舎に暮らしていると「宅配ボックス面倒くさそう」なんて思うのですが、都心部ではもう受け入れられているサービスです。

業者さんも慣れるまで面倒そうですが、再配達リスクよりはましかと。
南京錠
ほぼ一緒ですが、南京錠タイプもあります。
デジタルロック(オンライン接続)
コンピューター式とも、電子式とも言われています。操作板が電子なだけもなくはないですが、オンライン対応し、スマホでロックを解除したりもできます。
「サイズ」を決める
宅配ボックスのサイズは、シンプルに受け取ることが多いサイズで決めればいいと思いますが、参考になるような情報だけ載せておきます。
Amazonが使っている箱のサイズ
- 小:縦27.5×横23.0×幅9.5
- 中:縦24.5横×31.0幅×11.5~縦35.0×横42.5×幅21.5程度
- 大:縦37.0×横47.0幅×27.0程度
これはあくまでも参考です。Amazonの箱の大きさはそれなりに種類があると思います。
ゆうパック
- 小:縦175mm×横225mm×高さ145mm
- 中:縦255mm×横315mm×高さ175mm
- 大:縦315mm×横395mm×高さ225mm
- 特大:縦345mm×横445mm×高さ340mm
受け取りたいもののサイズ
- おむつ:40 x 36 x 13 cm
- ミネラルウォーター2L×9本:315×281×328mm
- 米10kg:33cm×10.5cm×55cm
- フルグラ1kg×6袋:17.0cm×32.9cm×43.5cm
宅配ボックスのおすすめメーカー
あとは宅配ボックスを選んでいくだけなのですが、正直、私はDIYでコンクリ削るところから考えないといけないので、サクッと紹介にしておきます。

私は、メーカーに拘らず、簡易なもので十分だと思いますけどね。
パナソニック「COMBO」
パナソニックのCOMBOは、住宅建材も扱うパナソニックらしい製品です。
https://sumai.panasonic.jp/exterior/takuhai/combo/
COMBOの種類
- コンボライト(据置で設置簡単)
- コンボ(ベーシック)
- コンボエフ(ポスト付)
- コンボメゾン(複数)
- コンボイント(埋め込み型)
COMBOのいいところ
メーカーの強みというか、開発力でゴリ押しというか、とにかくこぎれいにまとまったデザインでハズレはない感じです。
バリエーションが多い

デザインが一貫しているので、バリエーションの多さはあまり実感しないところですが、埋め込みもポール・門柱設置もできるのは、建材も扱うパナソニックならではかと。
押印がわかりやすい

この辺りの細かい仕上げ方が、メーカーならではで、ただハンコ入れとくだけとは違うというプライドめいたものを感じます。
YKKAP「ポスティモ」

https://www.ykkap.co.jp/products/ex/item/series/postimo/
NASTA
NASTAは宅配ボックスに力を入れている会社です。Webカタログもあるので、こちらの方がイメージはしやすいと思います。

ポストなんかはめっちゃシンプルでおしゃれなので、この機会に自宅のポストも見直したくなっちゃいました。
https://www.catalabo.org/cgi-bin/openCatalog.cgi?catalogId=0327_DBFSAH01
3種類のサイズ
- SMART
- REGULAR
- BIG
ソフトタイプが新登場
2020年の春で一番お勧めできる商品。防水でコンパクトで、それでいて安っぽくないソフトタイプの宅配ボックス。

ワイヤー固定が可能なので引っ掛けるところさえあれば設置可能。

セキュリティ面では、さすが宅配ボックスのメーカーらしく、「ナスタスマートロックN01」と合わせて使用することで、アプリと連携が可能に!

無駄なものが少なく、スマートホームにぴったりの仕様だと思います。
サンワサプライ
サンワサプライより。サンワダイレクトでも同等品が購入可能。サプライだと事務用品感が強くなる。
Brizebox

イギリスのメーカーが手掛ける欧米で人気の、味のある宅配ボックス。カラー展開も豊富で、家のデザインを活かす佇まいが魅力。

ポール取り付けも可能で、専用ポールがあります。
落とし込み型のポイント

宅配業者は入れるだけ。いわゆる、落とし込み型でボックスの下部スペースに荷物が収容される。
印鑑は押せないけど、きっと印鑑の文化は廃れるのでこれくらいの機能性がいいのかもしれない。
フォルディア Foldea
既に紹介しましたが、フォルディアをリマインドしておきます。
ヤマソロ(YAMASORO) 「ネビル」
落とし込み風だけど、普通の前開きの棚といった感じ。南京錠は付属していないようです。
KGY工業 「リシム」
大容量。
リクシル「スマート宅配ボックス」
リクシルも総合建材メーカーなので、お家周りはまじで強い。宅配ボックス専門メーカーか、総合メーカーでエクステリアを総合的にコーディネートするかで選んでも良さそう。

山善「P-BOX」
印鑑置けるし、荷物集荷にも(一応)対応しているということで、コスパにおいては最強。コスパを下げると、レビューは荒れるのはご愛敬。
三協アルミ
カーポートでも恐るべきデザインセンスで危うく衝動買いしそうになった三協アルミ。やはり、シンプルなデザインで高級感はあるので、言い換えると我が家には合わない。


ギャザー
スチールで埋め込みで「木目調」のウォールナットが選べるのは珍しい。
ダイケン「ウケトール」
ネーミングについては何も言わない。
https://www.daiken.ne.jp/deliverybox/
デザインでも買いかなと思います。鍵構造もシンプルなのでわかりやすい。
ニコウケトール
いや、名前よ。
ハシダ技研工業(HASHIDA GIKEN)
強そう。
金属系の加工が強い会社である橋田技研が作っているので、品質に関しては一級品だと思います。
オリエンタル(ORIENTAL) 「あずかっと庫」
名前。
シュレッダーの会社であるオリエンタルが、形も似てるし行けんじゃねといって作り出した(推測)宅配ボックス。レビュー内容は割といい。
再配達、そんなに問題なの?
そもそも、なぜそんなに「宅配ボックス」が必要なのか、説明だけしておきます。
国土交通省も真剣に悩んでいる
2015年から国土交通省は「受取方法の多様化の促進等に関する検討会」なるものを開催しています。
電子商取引(EC)市場の拡大に伴い宅配便の取扱件数が増加するとともに、受取人の不在等による再配達が増加している現状を踏まえ、物流分野における二酸化炭素排出量を抑制するとともに、労働力不足に対応するため、受取方法の多様化の促進等による再配達の削減を通じた物流の効率化を推進する必要があります。
https://www.mlit.go.jp/seisakutokatsu/seisakutokatsu_tk_000020.html
宅配便業者の過剰労働
宅配業者の過重労働も問題になっています。
この辺り、闇が深いというか「低賃金で働かざるを得ないひと」がいて、低賃金でも働くから給料を上げる必要もなくなる、という不自由の悪循環になっている感じがします。
配送車による二酸化炭素(CO2)排出の増加
初めて知りましたが、二酸化炭素の排出量の約18%は運輸部門からの排出だそうです。

私は、もっと高いものだと思っていました。

運送は割と身近なので、着目されやすいですが、基本的には産業・エネルギー創生がほとんどです。

さらに、運輸部門の半分以上は自家用車なので、取り組むべきはここからではありますが、運送業界としては切実な問題でもあります。
ECサイトの置き配対策
新型コロナウイルスの感染予防として、「接触を避ける」ことが挙げられてから、一気に「置き配」が進みました。
Amazonの置き配
身近なところでは、Amazonが置き配を始めたのも大きいと思います。

あれ、デフォルトの設定が「置き配」になるので、設定ミスもあるし、宅配側も勘違いしやすいよね。
楽天の置き配
ちなみに、楽天の方では、サービスのひとつとして「置き場所指定配達」が始まっています。申し込み時の配送オプションで設定が可能です。
コメント
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https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001418.000016207.html
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三協立山・三協アルミ社と明和電機がコラボレーションしたテレビCMが全国で放映されることが発表されました。このコラボレーションは、アートユニットとして知られる明和電機と三協立山・三協アルミ社の協力によって実現しました。CMの放映は2024年3月から始まる予定です。
https://www.housenews.jp/equipment/25275
「サービス amazon ai」に関する最新情報です。
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https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2310/04/news094.html
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https://news.google.com/rss/articles/CBMiO2h0dHBzOi8vZWRuLml0bWVkaWEuY28uanAvZWRuL2FydGljbGVzLzIzMDgvMTYvbmV3czA1NC5odG1s0gEA?oc=5