まず、私自身は「浴室暖房乾燥機をめっちゃつけたかったけど、高すぎてつけられなかった」人間です。負け犬、と言っても良いでしょう。

ですが、ランドリールーム(サンルーム)を設えたので、結果としては浴室乾燥機は不要だったと言えます。
一般論にまで落とし込める情報ではありませんが、浴室乾燥機の設置コストが割に合うのか、代替案はないのか、などの情報をお届けしようと思います。
なぜ、あなたは浴室乾燥機を求めるのか
まず、なぜ浴室乾燥機が欲しいのか。求める機能に対して場合わけしてみたいと思います。
浴室(暖房)乾燥機に求める役割
- 浴室を温めたい(暖房機能)
- 浴室で洗濯物を干したい(乾燥機的な機能)
- 浴室を乾かしたい(カビ対策)
- とにかく高性能の家が欲しい(見栄っ張り)
解説については上記3項目を取り上げていきます。
浴室乾燥機のメリット
上記役割で十分だと思いますが、簡単に設置メリットをリスト化しておきます。
- 室外の空気が汚染している場合、浴室を利用してきれいに乾かせる(花粉、PM2.5対策)
- 外に出る必要がない
- うまく使えば浴室を乾燥させられる
- お風呂の苦痛(寒い、暑い)を対策できる、ヒートショック対策
- 天井埋め込みなら省スペース
- 意外と高機能なモデルも出ている
さて、実は浴室暖房乾燥機、エアコンと差し支えないばかりか、浴室を簡易サウナに変えてくれる驚きのモデルも登場しています。ただ、結論から言えば「別に、浴室の天井に大きなドライヤーを埋め込む」必要性は全くありません。

い必要ないは言い過ぎましたが、「お得な行為ではない」のは明白です。

いろいろな事情が重なって「仕方がなく取り付けるもの」くらいの認識がちょうどいいかもね。
浴室乾燥機、じゃなくてもいい理由
当サイトでも様々な記事を書いておりますが、「別に、浴室乾燥機にこだわることなくね」と言うのはあります。
- 断熱性能の高い家なら、浴室はそこまで寒くならない
- 浴室が寒いなら脱衣所側にヒーターを入れて暖めておけばいい
- 衣類を乾燥させるなら洗濯機の乾燥機能を使えばいい
- 衣類をどうしても室内に干したいならサンルームなどの部屋を使えばいい
- 衣類をどうしても浴室に干さなければいけないなら、浴室で除湿機やサーキュレーターを使えばいい
- そもそも、洗濯ならコインランドリーでいい(暴論)
浴室乾燥機は「除湿機能」があるわけではなく、あくまでもただのヒーター。ヒーターを天井に埋め込んだものです。
湿度対策などもある程度はしていますが、浴室環境は家電にはよろしくないので、定期的なメンテナンス(フィルターの埃を取ったり、異臭などがないか確認したり)が必要になります。

ただの換気扇でも掃除の必要はあるから、メンテナンス云々はそれほどデメリットではないかもしれませんけどね。
乾燥機能は非常に効率が悪い
まず、浴室で洗濯物を干すと言うこと。これが愚行、神への冒涜です。
洗濯物を浴室で干すと、衣服のカビを浴室に散布しつつ、さらに室温・湿度を高めてカビを繁殖させることに繋がりかねません。浴室乾燥機は、それほど高性能な乾燥機でもないため、電力効率が悪く、コスパは最悪です。
電気代が高い
先に、計算しやすい電気代のお話をします。
浴室乾燥機は電気の力でシンプルに空気を温めて放出するので、いわば巨大なドライヤーのようなものです。
エアコンよりもずっと高い
ちなみに、昨今のエアコンや洗濯機の暖房・乾燥機能は「ヒートポンプ」と言う、現代のテクノロジーで最大効率化された熱源を使用するため、電気代が節約されています。
浴室乾燥機の消費電力は約1250W。ほぼ同じワット数のヘアドライヤーをつけっぱなしにしているようなもので、3時間の使用で電気代が約101.25円にもなります。
https://news.yahoo.co.jp/articles/0b64fedd0324d460d8f1c273257f52461dee5f46
ドライヤーで部屋を暖めていることを想像するだけで、とりあえず電気代がやばいことになると言うことは想像しやすいですね。
むしろ、カビが生える
浴室乾燥機自体は、フルで活用することで浴室をカラッとした状態に保つことも可能です。そもそもは換気扇なわけですから、浴室の空気循環をよくして湿度が高まりすぎないようにできるわけです。
さらに、ドライヤーの風を想像してもらえば、温風が乾いているのはわかるかと思います。浴室乾燥機を適切に使うことで、パリッと乾いた浴室環境を保ち、カビの抑制効果が期待できます。
とは言え、上述の通り、浴室乾燥機の暖房機能を使用するのは、電気代が高額になります。1時間で大体40円前後の電気代となりますから、4時間だと160円、24時間フルで使うと1,000円近い出費となります。

ここで、ケチって中途半端に生乾きにして浴室乾燥をやめた場合、換気状態が悪いと「ただの暖かくて湿った部屋」になってしまい、カビの繁殖条件が見事に整います。

24時間温風にすると、直風が当たる部分の設備・建材(プラスチックなど)が劣化する可能性があるので、結局のところ、お勧めはできないんですけどね。
と言うことで、何やかんや、短時間しか使用せず、元々換気のしづらい空間となりやすい浴室で生乾きの服を乾かそうとすることは危険でもあるのです。
結局、服についていたカビが散布し、浴室の溝に根をはやし、一生取ることのできないカビの温床となる、可能性があるわけです。
洗濯環境として良くない
もちろん、浴室の風通しがいいように設計すればいいわけですが、私のようなローコスト住宅の場合、あるいは賃貸なんかでもコスト節約のためにユニットバスを使用します。
ユニットバスは浴室としての機能面では大変合理的に作られていて、耐水性が高く、気密も保たれています。洗濯物もビシャビシャのまま干したい、と言う場合には浴室が便利に感じることもないですが、今の洗濯機、大体脱水機能ついていますからね。

ビシャビシャでシャツを干すとシワが伸びて良かったりするんだけどね。
生乾きの匂いが充満する
浴槽で洗濯をしなければいけないケースを除いた場合、高温多湿の環境は洗濯物を干すのに相応しいとは言い難いです。

前述のカビの問題もありますが、浴室乾燥機を使わなければ洗濯物の乾きが悪く、生乾きの匂いや、浴室の黒カビが洗濯物につく可能性もあります。

また、そもそも洗濯物を干せるほどに浴室を広く作る場合、その余分なスペースをランドリースペースに割り当ててそちらに洗濯を干せばいい、と言うこともあります。
どうしても広い浴室にしたい方も多いと思いますが、その場合だって浴室掃除の手間が増えるだけだったりするので考えものです。
洗濯家事スペースの奪い合い
浴室を乾燥スペースとする場合、浴室付近をランドリースペースとして、洗濯機を始めとして洗濯物を干すための道具なんかも浴室付近に収納しておく必要があります。

それぞれのスペースは共存可能なので、何もランドリールームに10畳割り当てる必要はありません。

自由に換気できれば、浴室プラス脱衣室=3〜4.5畳くらいのイメージでいいと思います。
服を脱ぎ着する脱衣所も含めると、それなりのスペースが必要になります。家事導線としては理想的ですが、家族の生活導線を含めると、「洗濯物を干したい時に誰かが入浴している」ことで家事の効率が悪くなる可能性があります。

年頃の娘がいると、洗濯する時間も、干す時間も気にかけないといけなくなるね。。。

洗濯をする時は、家族全員の入浴がすんだ夜中に開始したり、日中は浴室乾燥機を稼働させっぱなしにして仕事に行く、とかになるといろいろ算段が大変になりますね。

子供が粗相した時に、洗い物したいけどシャワーも浴びさせたいとか、てんやわんやになりそうだね。(汚れた服と一緒にシャワー、そのまま干すと一括して済ませられる、とも考えられるけど)
浴室乾燥機を効率よく使うために知っておきたいポイント
いろいろ書きましたが、個人的には浴室乾燥機は「あって損するものではない」と思っています。

他の方法でいくらでも補えるけど、住環境を変えるのは大変なので、必要な家と、無理にリフォームしてまで仕込む必要はない」という感じです。
上手に活用すれば、浴室環境を整える最重要家電まで格上げされる可能性もあるので、ご自宅で眠っている浴室乾燥機があれば使い方を見直してご活用ください。
浴室乾燥機を使ってカビのない浴室にするための手技・手法
まず、先ほどつらつらと書きましたが、浴室は基本的に「カビとの戦い」です。

防カビコーティングすれば一定期間はカビ掃除から解放されるものの、こちらもコストに見合うかは疑問なので、できる範囲でのカビ対策を実践していくことが大切かと(身にしみて)思います
浴室内の湿気を取り除く
- お湯は抜くのが理想(蓋を閉じるなどで代替はできる)
- 浴室の壁面・天井・床を拭き掃除する(水分を拭き取る)
通風をよくする
- 窓・ドアは開けておく
- 洗濯物はある程度スペースを開けて干す(密着させすぎない)
- できればサーキュレーター・扇風機などを併用する
干す時間はなるべく短時間にする
- 乾きにくいもの、厚手のものは乾燥機の近くに
- 除湿機を使用する
- 必要時は暖房機能も併用する
- 洗濯機の脱水・乾燥機能を補助的に使う
除湿機を使用する場合は乾燥させるスペースは密閉、というか窓を開けての換気はやめます。外気の方が湿度が高い場合は、除湿効果が薄れるためです。

しかし、浴室で干すために除湿機などの家電までフル動員させるなら、普通に外で干したらいいんじゃないか、みたいになってくるね。

外に干せないから、浴室で干しているんだけどね。
浴室乾燥機の機能はちゃんと進化しているのか
浴室で洗濯物を干すのは、建坪・間取り的には省スペースでありながら、非常にデメリットの大きい方法であることをお伝えしました。
補助的に浴室乾燥機を使う分には、電気代とのトレードオフではありますが、狭い住宅事情で洗濯物を干さざるを得ない事情を鑑みた時には、解決策としては考えられそうでもあります。
浴室乾燥機を設置するメリットはそれほど大きくなさそうだけど、今の家電が凄まじい勢いで進化しているように、浴室乾燥機も改良されて使い勝手が良くなっているのではないか?
暖房性能や節電効果など、家電としての浴室乾燥機事情を調査していきます。
どんな種類があるのか
まず、浴室乾燥機は熱源を「電気」にするか、「ガス」にするかの違いがあります。
電気か、ガスか
熱源をガスにした場合は、メーカーは「Rinnai」「NORITZ」の2択になります。
自宅で既に温水ヒーターなどを利用しているなど、ガス暖房を利用する環境が整っている場合は、検討の余地は十分にあります。ただ、ほとんどの場合は工事の簡易さと既にあるインフラを活用しやすい電気式となります。

壁にかけるか、天井に埋めるか
また、設置方法として、天井に埋め込むか、壁にかけるか、の違いがあります。壁掛け式は簡易なものですので、せいぜいが壁に釘を打ち付けるくらいの工事で済みます。
ただ、最先端モデルでもない限り、浴室乾燥機の暖房性能は、体裁の良いドライヤーくらいなもの。いっそドライヤーを壁掛けにして「お風呂上がりに使えるね」くらいの方がいいのかもしれません。
その辺りのことは、脱衣所におきたいヒーターの記事で紹介しています。

このページでは、天井埋め込み式の最先端機種を見ていきます。
自宅に合う浴室乾燥機を選ぶ
今回は、まずはメーカーごとに特徴をお伝えしていきます。個人的には、パナソニックか、ガス式か、くらいの選択肢だと思います。
マックス株式会社
まず、マックス株式会社を知らんと言う方(私)のために、簡単に情報を仕込みます。
マックスは時代のニーズをいち早く捉え、国産初の小型ホッチキス・手動式ネイラ(ガンタッカ)・製図機械を’42年から’50年代の創業時に、世に送り出しました。これらの商品がお客様の信頼を得て、事業基盤を確立しました。
https://www.max-ltd.co.jp/company/p03a.html
釘打ち機のトップメーカーでした。その分野に造詣の深い方であればご存知のはず。一介の看護師程度の私の耳には届いていませんでしたが。

看護師には無関係と思っていたら、実は車椅子なんかも作っている会社で、オフィス関連でもステープラー系なんかも手掛けていますね。

いや、めっちゃ可愛いホチキス(カバー)作ってますね。即ポチでした。
ドライファンの機能

ちなみに、マックス株式会社の浴室乾燥機のブランド名が「ドライファン」になります。
室内に干すのに最適な「乾燥機能」(温風+換気)

標準、静音、風のみの3つのモードがあり、天気や乾かしたいものによって選べるのはいいですね。
涼風モード
扇風機として使える。おそらく、外気から取り込んだ風なので、ほんのり冷たく感じるくらい(冷風ではない)だと思いますが、浴室内で扇風機を回すのは難しいので、あると便利だとは思います。
暖房モード

暖房は強だと2230W。ドライヤーはだいたい1,200W、我が家で使用している三菱ズバ暖の暖房なら、105〜1980W。とりあえず、消費電力は尋常ではなく高いことがわかります。ただ、使用している電力分は熱源として空気を暖めているので、浴室を暖めるという目的は達せられそうです。
プラズマクラスター搭載
シャープのプラズマクラスターが搭載されています。この辺りは除菌効果が期待できる、かどうかは検証が必要なので割愛。(説明すると面倒なんですよね)
マックス株式会社の浴室乾燥機は買うべき?
個人的には、「家電マニア」としてはワクワクする要素はないものの、安ければ買いでいいと思います。つまり、施工会社と工事費の折り合いがつけば、他のメーカーと比較して悪いものをつかまされる、と言うようなスペックではありません。

目立って高機能ということはありませんが、最低限、送風・暖房・24時間換気・タイマーがあれば浴室乾燥機の性能としては十分だと思います。
パナソニック
浴室乾燥機を家電としてみるなら、やはり大手家電メーカーをチェックしないと、と思いパナソニックを調べてみます。
ヒートポンプ式が登場
エアコンも洗濯機も作っているパナソニックですから、当然、浴室乾燥機がヒートポンプ式ではないなんてことはあり得ない、そう信じていました。ちゃんとあったので安心しました。

これまでの「予備暖房時」の電気料金が60%ほどになったとのことです。すごいのかどうかは分かりませんが。

節電効果の比較対象が予備暖房時に限定されているんだ、と訝ってしまうところです。

浴室はお風呂自体でもある程度温まるし、大概のユニットバスは一度温めた空気はそれほどすぐに下がらない構造になっているので、長時間の使用になると節約効果が薄れるんでしょうね。

そう考えると、長時間暖房を使うと言うシチュエーション自体、それほど多いことではないのかもしれないね。

でも、大事なのは「冷たい部屋」を暖かくすることだから、その点がしっかり補えていれば十分とも考えられるけどね。
乾燥効率も段違い
ちなみに、このヒートポンプ式のいいところは、むしろ除湿の部分にあると思います。

ヒートポンプと言うのは、空気を循環させて圧縮機にかけて暖めたり(冷やしたり)して温風を作ります。この空気の調整の際に、湿度の調整もできるので、これまでの「ヒーター式」の浴室乾燥機よりもずっと効率よく「乾燥した温かい空気」を吹き出すことができます。
回収した湿った空気は、また別のところで除湿されるので、これまでよりもずっと効率よく除湿できます。と言うか、除湿機の併用が不要になります。
再熱除湿、なんて言い方をします。
ただ、やはり高額、めっちゃ、高い
さて、うっすら勘づいた方もいらっしゃると思いますが、この浴室乾燥機、めっちゃ高いです。言い換えれば、「部屋につけてもいい暖房エアコン」、配管も吸気のために他の部屋にも干渉するので工事も大変です(配管通すだけ、とも言えるのかもしれませんが、大変だと思います)

どうせ設置するなら、ヒートポンプ式が圧倒的にお勧めですが、個人的には設置しないパターンも十分に考えられるので、「本当に必要なのか」はしっかりと考えたいところですね。
ミストも出るよ
ちなみに、自宅をミストサウナにできるのが美容家電にも強いパナソニックです。流石に、サウナのような暑い部屋になるわけではありませんが、発汗を促すのには十分な40℃ほどのミストでリラックスできます。
美容効果、と言うよりは保湿効果ですが、お風呂に入っているだけでそれなりに効果はありそうですが、モヤやキリよりも細かい水滴である「クリアミスト」がその効果をより高めてくれるようです。
三菱電機
パナソニックの比較対象にちょうどいいのは三菱ですね。三菱は、ロスナイで24時間換気がわりと普及している印象。
エコキュート連続接続に対応

パナソニックもエコキュートと接続できる機種がありますが、三菱もエコキュートと連動してお湯張りと暖房が遠隔操作できるのが特徴です。
遠隔操作機能に関しては、無線LANでネットに繋ぐだけ、と言ってしまえばそうなのですが、お風呂関係の操作が連動してできるのは家族で外出して帰り道でお風呂を入れておけるので、便利っちゃ便利です。
ロング気流暖房
ヒートポンプ式に比べると暖房機能は少し印象に残らないのですが、強いて言うなれば、ロング気流暖房が「暖めたいところに届く」機能なので、いいかな、と思います。

浴室暖房は構造上、頭の上に設置されるのですが、これ、お風呂に入ると帰って「頭周りが鬱陶しいくらいに熱い」というのが率直な感想です。

逆に、送風もできるので、ちょっとのぼせたかな、という時に送風しておくと頭が涼しく感じるので夏場なんかは特にいいんですけどね。
予備暖房の時点で、しっかりと足元から暖めておけるのがいいなと思います。ただ、「じゃあ浴室を開けて脱衣所からヒーターの温風で足元から温めたらいいのでは」とも思いますけど。


浴室のカビ対策としては、一番カビが発生しやすい床の目路までしっかりと乾燥させる時には便利だと思います。

高須産業
個人的にはセラミック・グラファイトヒーターで有名な高須産業。これといって機能面で紹介したいものもないので、メーカーだけの紹介で。価格が安くしかも薄型なので設置作業としても魅力的。
消費電力は高いですが、ヒーター機能は一流品なので、「とりあえず寒い」から対策したい場合には、高須産業は十分候補になり得ますね。
壁掛けもいい
こうなるとただのヒーターですが、埋め込みも壁掛けもあります。
東芝
TOSHIBA好きだった昔なら喜んで東芝を紹介していたのですが、最近の東芝は全くワクワクしない。バスドライという製品があるようですが、こちらも割愛。
Rinnai
少し駆け足でしたが、ようやくガス系メーカーに突入しました。温水ルームヒーターを愛する私としては楽しみなカテゴリです。
ちなみに、リンナイにも電気式の浴室乾燥機がありますが、リンナイの魅力が最大限発揮されるガス温水式をご紹介します。
ガス熱源機があるかどうか

先述の通り、ガスの浴室暖房機は「ガス熱源機」が必要です。私はあくまでも温水ルームヒーターの使用しか経験がないので恐縮ですが、ただ、暖かさについては折り紙付きだと思って大丈夫だと思います。
お湯張りとの連動もバッチリ
さすが、本家お湯張りとも言えるガス給湯のリンナイですから、お湯張りと浴室暖房の連動もバッチリです。ヒートショック対策に暖房の使用を表示してくれる上に、自動連動も可能なので、高齢者と同居している場合でも安心してお風呂に入っていただけるというわけです。
カビ発生予防にいい
湿度に関してもモニターしており、多湿状態になった時にリモコンに表示されます。入浴後にサッと浴槽なんかを拭き掃除してしっかりと乾燥させることが、一番負担の少なく効果の高いカビ対策になります。

私のTOTO浴室とカビとの戦いについてこちらの記事をどうぞ。

換気運転も自動
他のメーカーの機種もできるのかもしれませんが、仕様で見つけることができず。少なくとも、Rinnaiは自動で換気運転のon/offが可能です。
脱衣所にも暖房機能付き換気扇を設置可能

電気式と違い、熱はガスで作って循環させているので比較的暖房対応部屋を増やすことも簡易にできます。
電気式の場合だと、温めた空気を送る際に熱のロスが大きいので、二部屋対応させるのは同等のヒーターを設置するのでコストが嵩みます。
脱衣所も一緒に暖めることができるのはヒートショック対策では最も重要で、裸になるのは脱衣所から。つまり、肌が冷気を感じとる脱衣所から、ある程度の温度まで温めておくことが重要です。
https://rinnai.jp/products/bathroom/br_hotdryer/rbh/lineup/coverd_point
ノーリツ
ノーリツは個人的にはもう散々調べたので食傷気味ですが、Rinnnaiとの比較にはNORITZを出さざるを得ないのでご紹介しておきます。

乾燥モードは自動対応
HPの情報が枯渇状態なのですが、できることはしっかりできているのでもうちょっと情報をください。
- 乾燥は自動運転可能
- タイマー設定も可能
- エコモードも搭載
- ミストモード搭載機もある
- 涼風は室内空気の取り込み(ただし換気モード時は併用となるので外気取り込みあり)
できることはシンプルですが、やってくれることはありがたいことばかりです。
Q&Aは充実しているのに
カスタマーサービスでは、お客様からの問い合わせ内容の回答を載せているのですが、これが「浴室乾燥機で知りたいこと」の情報が満載なので、ここを充実させればサイトとして完成すると思うのにもったいない。
https://noritz-faq.dga.jp/aftersupport/faq_list.html?page=1&category=45
冷房ではありません。
運転状態は、換気ファンと循環ファンの同時運転です。
言い換えれば、換気しながら扇風機を回しているイメージです。
ドライホット(壁掛形)の換気なし製品(型番にKなし)の運転状態は、循環ファンの運転で、浴室の空気を吸込み送風しています。
https://noritz-faq.dga.jp/aftersupport/faq_detail.html?id=1000092
情報過多で溺れてしまいそうなのでまとめる
最後までお読みいただき、ありがとうございました。私はついつい、調べ物の時に全ての情報を一度書き上げてしまいたいタチでして、つい、情報過多のページを作ってしまいます。情報に溺れそうになってしまった方には申し訳なく思います。
さて、結局、浴室乾燥機をどうしたらいいのか、についてのまとめを作っていこうと思います。
浴室乾燥機、つけるかどうか
- 浴室乾燥機はつけて不便になるものではないので、コスパとの相談である
- 高性能住宅で断熱性能が高ければ無理にはつけなくてもいい
- 脱衣所や浴室に余計な家電を持ち込みたくないなら、天井に埋め込んだ方が見栄えも安全性も高まる
浴室乾燥機をつけなくてもいい理由
- 壁掛け・脱衣所ヒーターや除湿機などである程度代用は可能(しかも安い)
- 買い替えの時や日常のお掃除など、メンテナンスは結構大変
- 中途半端な利用方法だと、浴室がカビの温床になるかも
おすすめの浴室乾燥機
- 性能重視ならパナソニック
- マックス株式会社の「ドライファン」はコスパも含めてバランス良し
- ガス式の方が安定した火力は期待できる
コメント
「エアコン 節電 10」に関する最新情報です。
冬のエアコンの設定温度を1℃下げると、約10%の節電効果があることを知っていましたか?自宅で使う暖房器具の第1位はエアコンであり、約7割の人が電気代を気にして使用を控えることを検討しています。エアコンを使用している人の約76%が肌寒さを感じるために設定温度を上げていることがわかりました。しかし、約8割の人が冬のエアコンの設定温度を1℃下げると約10%の節電効果があることを知らないことが分かりました。また、エアコンを使用する際の節電対策の実施率は半数以下であり、「室外機周辺を掃除する」人は1割未満でした。
https://news.google.com/rss/articles/CBMiHmh0dHBzOi8vZGltZS5qcC9nZW5yZS8xNjk1NzY5L9IBAA?oc=5
「洗濯機 家事 洗濯」に関する最新情報です。
ドラム式洗濯乾燥機とタテ型洗濯機のどちらが家事の時短につながるのかについて、以下のWebサイトの分析データを利用して要約を作成します。
ドラム式洗濯乾燥機は、洗濯から乾燥までを一つの機械で行うことができるため、家事の時短につながります。特に、パナソニックの『ななめドラム NA-LX129CL』や東芝の『ZABOON TW-127XP3』、シャープの『プラズマクラスタードラム式洗濯乾燥機 ES-X11B』などの機能が充実しており、UV照射出力の強化や乾燥効率のアップなどが特徴です。
一方、タテ型洗濯機は、洗濯と乾燥を別々の機械で行うため、家事の時短にはあまりつながりません。しかし、タテ型洗濯機にはオビツやタカノなどのヒーターや省エネ乾燥機能が搭載されており、洗濯物を干す手間や電気代の負荷を軽減することができます。
要約すると、ドラム式洗濯乾燥機は洗濯から乾燥までを一つの機械で行うため、家事の時短につながります。一方、タテ型
https://news.google.com/rss/articles/CBMiHmh0dHBzOi8vZGltZS5qcC9nZW5yZS8xNjc4MzE1L9IBAA?oc=5
「エアコン ファン ファン 送風」に関する最新情報です。
2024年1月上旬に、ルームエアコンブランドのReLaLa(リララ)が、ファン・送風路の同時清掃機能を搭載したエアコンを発売する予定です。従来のエアコンでは手入れが難しい部分やカビの発生源となるほこりを自動的に取り除く機能があります。この新機能を備えたエアコンは、全国のハウスメーカーや住宅設備機器販売店で販売される予定です。
https://news.google.com/rss/articles/CBMiPGh0dHBzOi8vd3d3Lm5pa2tlaS5jb20vYXJ0aWNsZS9ER0tLWk83NjQ1MTcxMFgyMUMyM0ExTDMxMDAwL9IBAA?oc=5
「エアコン 節電 暖房」に関する最新情報です。
エアコンの暖房を効果的に節電する方法についての情報が提供されています。エアコンの設定温度を1℃下げるだけで、約10%の節電効果があることが確認されています。また、設定温度を上げると電力消費が増えるため、加湿や室内の空気の循環にも注意が必要です。さらに、エアコンの仕組みや部屋の暖め方についても詳しく解説されています。エアコンの使用を控える、フィルターの掃除をするなどの節電の取り組みも紹介されています。
https://news.google.com/rss/articles/CBMiRWh0dHBzOi8vd3d3Lmh1ZmZpbmd0b25wb3N0LmpwL2VudHJ5L3N0b3J5X2pwXzY1NWVlZjQ2ZTRiMDgyN2FlNjEzNjY5ZNIBAA?oc=5
「エアコン 節電 暖房」に関する最新情報です。
エアコンの暖房を効果的に節電する方法についての情報が提供されています。エアコンの設定温度を1℃下げるだけで、約10%の節電効果があることが確認されています。また、エアコンの暖房を使用する際には、室内の空気を効果的に循環させることや、室外機の周辺を掃除することも重要です。さらに、フィルターの掃除やカーテンの断熱効果の向上など、さまざまな取り組みが節電につながることが報告されています。
https://www.huffingtonpost.jp/entry/story_jp_655eef46e4b0827ae613669d
「エアコン 節電 11」に関する最新情報です。
エアコンの暖房を効果的に使用し、節電するためのポイントについて解説します。まず、設定温度については、室内の快適な温度を保つために必要な最低限の温度に設定しましょう。一般的には、20度〜22度が快適な範囲とされています。また、エアコンの暖房機能を使用する際には、室内の断熱性を高めるために窓やドアの隙間をしっかりと閉めることも重要です。
さらに、NGとされる方法もあります。例えば、エアコンの暖房をつけたまま窓を開けることは避けましょう。室内と外気の温度差が大きくなり、効率的な暖房ができなくなってしまいます。また、エアコンの風向きも注意が必要です。暖房モードでは、風が直接体に当たらないように設定しましょう。風が直接当たると体感温度が下がり、暖房効果が低下します。
エアコンの暖房を節電するためには、タイマー機能を活用することも有効です。出かける前や寝る前にタイマーを設定しておくことで、必要な時間帯だけエアコンを稼働させることができます。また、室内の断熱性を高めるために、カーテンやカーペットなどの使用もおすすめです。
エアコンの暖房を
https://news.google.com/rss/articles/CBMi7wFodHRwczovL3d3dy5kYWlseXN1bm55LmNvbS8yMDIzLzExLzE1LyVFMyU4MiVBOCVFMyU4MiVBMiVFMyU4MiVCMyVFMyU4MyVCMyVFMyU4MSVBRSVFNiU5QSU5NiVFNiU4OCVCRiVFMyU4MCU4MSVFNyVBRiU4MCVFOSU5QiVCQiVFMyU4MSVBRSVFMyU4MyU5RCVFMyU4MiVBNCVFMyU4MyVCMyVFMyU4MyU4OCVFMyU4MSVBRiVFRiVCQyU5RiVFOCVBOCVBRCVFNSVBRSU5QSVFNiVCOCVBOSVFNSVCQSVBNiVFMyU4MiU4NG5nL9IBAA?oc=5
「エアコン 節電 10」に関する最新情報です。
ダイキンが冬の節電の工夫を紹介しています。エアコン暖房時に設定温度を1度下げると10%の節電効果があることを知らない人は約8割いるという調査結果があります。また、室外機周辺の掃除やフィルターの掃除などの節電工夫も効果的です。さらに、約7割の人がエアコンの使用を控えることで電気代の節約につながると考えています。ダイキンはエアコンメーカーとして節電の重要性を公開しています。
https://news.google.com/rss/articles/CBMiNWh0dHBzOi8vbmxhYi5pdG1lZGlhLmNvLmpwL3Jlc2VhcmNoL2FydGljbGVzLzIwMDc5MzYv0gE5aHR0cHM6Ly9ubGFiLml0bWVkaWEuY28uanAvcmVzZWFyY2gvYXJ0aWNsZXMvMjAwNzkzNi9hbXAv?oc=5
「エアコン エアコン 使用 使い方」に関する最新情報です。
冬のエアコン使用についての実態調査によると、約7割の人が使い方次第で節電が可能であることがわかった。調査では、全国の528人を対象に、エアコンの使用に関する意識や行動について尋ねられた。その結果、27%の人がエアコンの使用を控えることを考えており、40%の人が使い方次第で節電ができると思っていることが明らかになった。具体的な使い方としては、設定温度を1度下げることや、部屋を暖まったらエアコンを止めるなどが挙げられた。この調査結果は、エアコンの賢い使い方によって電気代を抑えることができることを示している。
https://news.google.com/rss/articles/CBMiOWh0dHBzOi8vbWFpbmljaGkuanAvYXJ0aWNsZXMvMjAyMzExMTEvazAwLzAwbS8wNDAvMDQ3MDAwY9IBAA?oc=5
「サウナ 施設 岩盤浴」に関する最新情報です。
東京で人気のサウナ施設のランキングが発表されました。1位は大浴場が付いたスーパー銭湯で、岩盤浴やドーム型サウナがある施設もランクインしています。4位には東京都昭島市の昭島温泉があり、源泉かけ流しのアルカリ性単純温泉やタワーサウナが特徴です。3位には東京都大田区の天然温泉平和島があり、2000mの地下から噴出する温泉やシャイニングスパが楽しめます。2位には東京都八王子市の竜泉寺八王子みなみ野店があり、16種類の風呂や7種類の岩盤浴が楽しめます。また、LEDや黄土、漢方塩サウナなど個性的な施設もあります。さらに、両国湯屋江戸遊が東京都墨田区でトップに輝きました。これらの施設はニフティ温泉のランキングでも高評価を得ています。
https://www.huffingtonpost.jp/entry/story_jp_6539b3dae4b0c8556103deb3
「ヒートポンプ 自給率 センター」に関する最新情報です。
ヒートポンプ・蓄熱センターが大気熱の利用促進を呼びかけています。ヒートポンプの普及により、エネルギー自給率の向上に貢献することが期待されています。ヒートポンプは大気の熱を利用してエネルギーを発生させるため、国内のエネルギー自給率の向上に役立つとされています。現在、日本のメーカーはヒートポンプの技術を確立しており、寒冷地でも効果的に機能する製品を開発しています。また、ヒートポンプ・蓄熱センターは日本の技術の普及や人材育成を図り、経済効果やエネルギー安全保障の観点からヒートポンプ製品の活用とエネルギー転換を呼びかけています。
https://www.housenews.jp/equipment/25347
「エアコン 電気料金 メーカー」に関する最新情報です。
エアコンメーカー各社は、電気料金の高騰を受けて省エネ性能を重視している。昨年のコロナ禍によるサプライチェーンの混乱や部品の調達の滞りにより、エアコンの生産体制を見直す動きも出ている。ダイキン工業は、家庭用エアコンの生産を強化し、電気料金の高止まりに伴う需要の高まりに対応する計画だ。
https://news.google.com/rss/articles/CBMiQGh0dHBzOi8vd3d3LnlvbWl1cmkuY28uanAvbG9jYWwva2Fuc2FpL25ld3MvMjAyMzA3MDYtT1lPMVQ1MDAwMC_SAQA?oc=5