子供部屋の収納にクローゼットはいらない「ライフサイクルを考慮」

家づくりで悩む収納について、棚のサイズの考え方や、ウォークインクローゼットの注意点について考えていきます。

子供部屋の収納について考えるとき、大事なことはひとつだけです。

「こどもは成長する」

つまり、ライフスタイル(ライフサイクル)は数年でガンガン変わっていきます。

子供部屋については、学習机や本棚、カラーボックスを使って、固定された収納スペースではなく、子供の成長に合わせてフレキシブルに対応できるのがいいのであります。

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家づくりの大事なお知らせ

資料請求できるのは「施主になる前」だけ

これから家づくりの話をする前に、少しだけお話ししておきます。

かめ
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家づくりは情報戦。知っていると知らないとで、数百万円も損するなんてことがあるのが住宅購入の怖いところ。

詳細はページの最後にまとめましたが、読むのが面倒な方に「資料請求」のサイトだけお伝えしておきます。面倒なら、今しかできない「資料集め」だけでもやっておきましょう。

ぶちくま
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もし、家作りがなかなか進まない、と感じたら、家族が乗り気じゃない、と思ったら、まずは自分が行動すること。今日の宿題は、一歩だけでも前に進んでみること。

では、本編に戻ります。

お邪魔しました。

子供部屋にはクローゼットなんかなくてもいい

基礎編では、収納スペースの基本的な考え方を伝授しました

子供部屋なんかは学習机や本棚など、可動性のある収納を部屋に入れてもいいかもしれません。

家族の人数は10年もすると大きく変わる

子供はいずれ独り立ちしていなくなります。あるいは途中で家族の人数が増えたりして、最初に想定した部屋割りができない可能性があります。

ぶちくま
ぶちくま

それなら、フレキシブルに、棚を買い足していくイメージでいいと思います。

しろくまさん
しろくまさん

子供が独り立ちした時に、一緒に持っていってもらってもいいですしね。

収納を中心に間取りを考えるべき理由
もし、間取りを決めている際に、家事動線をもっとも重視されている方、要注意です。間取りを考えるときに、収納を後回しにして、「ママがラクな動線」をつくってから、空いたスペースに収納を組み込むと、だいたい失敗します。動線外の収納への移動が大きくなるからです。

子育て世代には一時的にカラーボックスで収納量アップ

あるいは、これから子育てが始まる方は、簡易のカラーボックスなんかが役に立ちます。

赤ちゃんができると、オムツやらおしりふきやら、何かとかさばるものが増えてきますし、おもちゃや子供の道具を片付けてもらうのも教えないといけません。

ぶちくま
ぶちくま

その時に、カラーボックスだと、中にすっぽり入るぴったりの収納ボックスがあるのでとても便利です!

高価なものではないから傷つけられてもいいし、お片づけの時に収納ボックスを取り出して、子供と一緒にお片づけして、収納ボックスはそのままカラーボックスにポイできるし。

人が来た時には蓋つきの収納ボックスにしておけば見栄えは保てますし。

ちなみに、収納は「カラーボックスサイズ」のように、ひとつ基準となるものを決めておくと、あらゆるシーンで使い回しできるのでとても便利ですよ。

新築時の可動棚サイズはカラーボックスを参考にすべし|収納計画④
収納計画④の記事になります。可動棚を取り付ける際の注意点をまとめました。まず、本棚は収納するのが本になるので、重さが出てくるので、横幅の大きい棚板とする場合には注意が必要です。棚間の高さは収納する本のサイズで決めましょう。可動棚の横幅で迷った場合は、カラーボックスサイズを参考にしましょう。
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子供が自分で片付ける部屋に

子供が片付けするには、片付けする意味を考えてもらいながら、「どこに片付けるのか」がわかりやすい部屋を作っていく必要があります。

ぶちくま
ぶちくま

おもちゃにはおもちゃの、絵本には絵本の、洋服には洋服の、帰る場所があることがわかりやすいといいですね。

カテゴリをしっかり決める

カテゴリ分けを親が手伝ってあげましょう。

つまり、収納として工夫すべきところは、「ざっくりと入れられる、けれどしっかり収納場所を決める、ものを入れる定量を設定する」ことが大切です。

完璧は目指さない、「お片付け」の練習

ざっくりとは、ある程度自分で考えて「おもちゃはここ」と子供が理解できる程度でいい、ということ。

よめくま
よめくま

厳密な線引きは子供が自分で決められる方がいいですよ。

お片付けの場所は「名前」をつける

また、収納場所については「おもちゃ箱」「絵本入れ」など、名前をつけておいてあげること。最初は、「決まり」などの概念は、子供にとっては曖昧なものです。ですが、生活しているうちに、ルールがあることは、子供はしっかりと学んでいけます。

おもちゃの「絶対量」は決めておく

そして、定量の設定

自分が持っていていいおもちゃの範囲を設定することで、増やす時には減らさないといけない、ということを子供にも理解してもらうためです。

ぶちくま
ぶちくま

「これ買うと、代わりにお人形さんが外に出ないといけないよ、それでもいいの?」という、苦渋の選択を強いる訳ですね、かわいそう。

収納は「次に使うための最善の一手」を考えること

子供部屋の場合は、「大きな収納をぼーんと置く」よりも、「目的にあったサイズの収納を少しずつ置く」方が使いやすいです。

しろくまさん
しろくまさん

例えば、ランドセルひとつとっても、机の上に投げ出す習慣がつくよりも、「ランドセルを置く場所」があってそこに片付ける習慣が生まれた方が子供は得をします。

ものは「次に使うときに便利になる」ようにしまうことが大事ですので、さっと置いて、さっと取り出せるのが基本的な収納の考え方になります。

ぶちくま
ぶちくま

何でもバラバラに置いてしまうと、多く収納することができない上に、「取り出したいものが下にある」ときに、結局、一度全部崩して、改めて収納し直す必要が出てきます。

そう、人生で一番無駄な時間が発生するわけです!

収納のバランスを考えることも知育

収納は社会人としての基本能力だと私は思っています。

ぶちくま
ぶちくま

使いやすいことと「ディスプレイする」能力も、ときに重要となってきます。

何を片付けるべきで、どれを出しておくべきか。これは小学生以降に磨かれるべき能力ではありますが、何でもかんでもしまいこんでしまうのは勿体無いですよね。

長く使えるものを

ついつい、キャラクターの入った可愛い家具を選んでしまいがちですが、可愛くするのはデコレーションで対応するとして、素材は長く使えるものを選ぶのがいいと思います。

ぶちくま
ぶちくま

だいたい、子供は自分でシール貼ったりして汚してしまいますけどね。それもひとつの成長の証です。

その頃には、そうとう味わい深い、素敵な本棚になっているはず。

そういう想像をするだけでも楽しいですよね。

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こどもの成長に合わせた収納の変化

ここからは、以下の時期に合わせた収納の工夫について、情報を共有していきたいと思います。

初めてのおもちゃ期

ぶちくま
ぶちくま

私のこどもは、今2歳児です。おもちゃが片付けられないんですけど、どうしたらいいですか?

1歳くらいから本格的におもちゃで遊び始め、2歳になったら保育園で「お片付け」というものがあることは理解します。

ただ、この時期には流石に1から10までのお片付けは無理。ですが、親が全てやってしまうと、「そういうものなんだ」と子供は理解して、やらないように努力し始めます。

ぶちくま
ぶちくま

片付けないと怒るようにしたけど、泣き喚いたりするだけで、全くできない。おもちゃを隠したりしてみるけど、あんまり効果なし。。。

よめくま
よめくま

お片付けの回避・解決方法が「泣く」になっているんですね。その場合は、まずはモチベーションの向上から。お片付けをすると「気分が良くなる」方向に持っていきます。

こどもが「片付けをしたくなる」工夫をすることで、お片付けを楽しませ、かつ褒めることでこどもの動機付けができるような「お片付け空間」を作ってあげるのが大事だと思います。

クルマなら立体駐車場、人形なら「おもちゃのおうち」など、遊びながらお片付けする

ピープルのピタゴラスの記事に少し書きましたが、遊びながら「収納できる構造物」を作ることで、遊びの延長として収納することを覚えるように誘導します。

しろくまさん
しろくまさん

ピタゴラスについては強度に問題がありますが、おままごとのように「ブーブーはお家に帰りまーす、やっぱりおうちは落ち着くなぁ」とかやってるうちに、なんとなく「元いた場所に戻す」ことがいいことだと認知してもらいます(うまくはいきませんが)

お片付け競争でスピードアップ

保育園レベルだと、さすがで、「お片付けのマーチ」など、音楽に合わせて楽しくお片付けするようです。

ぶちくま
ぶちくま

全く知らないお片付けマーチをせがまれるので、いつも適当に歌って怒られてます。。。

家だと喧嘩する相手がいないので、あえて親が「〇〇ちゃんより、先に片付けちゃおっかなー」と挑発することで、応じてくれることもあります。(気分次第ですが)

できた後は、とにかく褒める

やはり、「褒められる」が動機付けになった方が、子供も嬉しいし、親のストレスも軽減するようです。

「イヤイヤ期」になると、一時的に「わざと親のこと挑発してるんじゃないか」と思うくらいに反抗してきますが、「イヤのイヤはイイ」の法則で、うまく相手の気持ちをのせてあげるのが大事です。

しろくまさん
しろくまさん

「敵の敵は味方」みたいだね。

通学・通園を始めたら

想定しているのは、4歳くらいから8歳くらいまでの「お片付けアシスト」が必要な時期。

通園グッズは「一手間すらかけない」収納に

3歳くらいから、通園の道具は自分で準備できる能力を身につけます。ですが、気持ちのムラがあるのと、「面倒臭い」と「他のことで遊びたい」が圧倒的に優位なのが、保育園・幼稚園のこどもの感情です。

自発的に片付けや準備をさせる収納を目指す場合は、以下の点に注意します。

園児の収納にひと工夫
  • ひっかける収納は「難しい」
  • 扉をつけると「目に入らない」
  • 放り込むだけ、などの「ワンアクション」での収納を目指す
  • 片付ける場所の地図を作る「アイコン」
  • 基本的に片付いている部屋を維持する
よめくま
よめくま

「片付けてある状態」を理解するためには、部屋が片付いてないといけなんだよね。うちは常に散らかってるから、片付ける「必要性」も理解できなければ、片付けの「ゴール」もわからないみたい。

ランドセル収納はカラーボックスでOK

個人的には、ランドセル専用の収納も、かっちり収まっていい。いいのですが、将来性を考えると「ランドセルのサイズはカラーボックスサイズに近い」ことを利用して、汎用性の高いボックスタイプの収納がお勧め。

専用ラックはかっこいい

専用ラックは、やはりランドセルの納まりの良さと、学校関連グッズも合わせて整理できるのがメリット。

ボックスタイプは使い回しがいい

床置きのボックスタイプは、専用の収納スペースは作らずに、移動性にも長けているのがいいところ。サイズは、ランドセルに合わせられているものが多いですが、教科書やリコーダーなどもまとめておいておけるので、リビングなどで勉強する際の、「ちょっと置く場所」として設定するのも良さそう。

勉強ができるようになる収納とは

勉強ができるようになる、でおなじみなのが、「リビング学習」ですね。

ぶちくま
ぶちくま

親とのコミュニケーションが取れるので、勉強が習慣づく、とかいう、あれですね。

帰宅から学習までの動線を考える

リビングで学習するから賢くなるわけではなく、親に見てもらえて嬉しいから勉強がしたくなるというのがリビング学習です。逆に言えば、リビングで勉強することが目的になっても仕方がないのです。

ぶちくま
ぶちくま

勉強が全てではありませんが、決まった時間に「宿題をする」などができるような環境を整えるのが大事です。

というわけで、基本的には家づくりの動線作りと一緒で、帰宅してから勉強に向かうまでの障壁をなるべく減らすことが重要だと考えています。

こどもの「勉強動線」を考える
  • 玄関から、手洗い、収納、リビングで会話の流れを作る
  • こどもに「放課後スケジュール」を整理させる(短期目標を設定する)
  • 目標が決まったら、余計な口出しはしない
  • 途中に漫画やゲームなどの「集中が途切れるもの」は置かない
  • 魅惑の多いものは「動線の最後」に持っていき目に入らないようにする
  • リビングのテレビは親も見ない

勉強が目的ではなく、こどもの「目標達成までのプロセス構築力」を育む

ついでに、少しだけ触れておきますが、「意味のある勉強」を習慣づけるためには、基本的には「プロセスを大事にする」ように指導します。

ぶちくま
ぶちくま

「テストの点数を褒めると、暗記に偏った(小手先のテクニックで点数を上げるように)勉強ばかりするようになる」みたいなもんです。あくまでも、「勉強できた」ことが大事。

先に、リビング学習を成功させる動線のひとつに「親と会話しながら、スケジュールを立てて短期的な目標をたてる」というのを上げました。これは、課題達成のプロセスを構築する練習として、「1日の過ごし方」を自分でプランを立ててもらい、実践できるようにこどもに工夫してもらうことが大切だと考えるからです。

よめくま
よめくま

夕ご飯の時に、予定通りに進んでいるか探りを入れて、必要があればテコ入れをします。できてないから叱るのではなく、「どうしてできなかったのか」を考えさせるのが大事です。

とは言え、まだまだ補助輪が必要な年頃ですから、何度も転ばせて、失敗させて「課題達成できなくて悔しい」と思ってもらうのが大事です。自律した勉強をしてもらうためには、親が適宜「どうするべきか」相談に乗れるのが、リビング学習のメリットだと考えます。

ぶちくま
ぶちくま

自室学習だと、「テスト結果」や「勉強していない姿」でしか評価しないから、こどもの自主性を刺激するような声かけに失敗しやすいんですよね。

リビング学習の収納具体策

これ、収納の話でした。取り急ぎ、まとめておきます。

リビング学習を成功させる収納ポイント
  • 教科書は手の届くところに
  • 自分で調べることを習慣づける「図鑑・辞書・地図」も目に入るところに
  • パソコンは「親のいるリビングで自由に」使わせる
  • 集中できないものは置かない
  • 時計は意識させない位置へ
    タイマーなどで「勉強できた時間」を評価して達成感につなげるのはあり
  • 勉強専用スペースは、常にきれいに

リビング学習は、ダイニングテーブルが兼用する可能性はありますが、勉強する際に片付いていないと、やる気が一気に削がれます。自主性を尊重するべきではありますが、勉強したい気持ちは大事に、必要があれば片付けておく方が無難です。

自分の部屋を持ったら

最終ステップ、自分の部屋での収納です。

ぶちくま
ぶちくま

当然ですが、これは、もう本人に任せるに限ります。

独り立ちを意識させた収納を

もう、自分の部屋を持ったこどもは、ひとりの人間です。少なくとも、自分のプライベート空間を欲しているわけで、その理由が当然あるはずです。

ぶちくま
ぶちくま

仮に悪いことをしていなくても、プライベート空間は尊重してしかるべきです。親にできることといえば、最大限、把握しやすいように余計なものをおけないような構造にするくらい。

最初に戻りますが、こどもべやにはクローゼットなどの親の確認しづらい「闇の空間」を作りすぎない方が、隠れてゴニョゴニョしづらくなります。あくまでも自主性は尊重すべきですが、どうしても心配な場合は、なるべくオープンな収納だけ買い与えて、秘密を保持できるスペースに限界を設定することも可能です。

家づくり、失敗したくないなら
ぶちくま
ぶちくま

他の住宅会社で見積もりしてもらったら、今のところより300万円くらい安くなった。。。

何も知らずに家を建てると実際に数百万円も損する、なんてことはザラにあります。

家づくりは誰にとっても初めてのことで、何も知らないところからスタートするのが当たり前。だから、「値引きできるか」どうかも知らなければ「適正価格かどうか」もわからない。

家が安くなる、という感覚が、我々には薄いのです。

少しでも損をしないためにできることはいくつかあります。そのひとつは「相見積もり」。他の住宅会社を価格競争に巻き込むこと。これだけで、適正価格で家を建てることに近づけます。

かめ
かめ

でも、相見積もりって住宅会社はタダ働きになるかもしれないので嫌がるし、断るのも大変だし、そもそも家づくりって価格だけで選べるものでもないよね。

このページを最後まで読んでいただいたあなたに、数分で、簡単に、誰にでもできる方法で、相見積もりくらい効果のある情報収集の方法についてお伝えしたいと思います。

3分でできる、今すぐ行動したい家づくりの極意

家づくりで損をするのは、住宅会社は値引きを前提にして家の値段を設定しているから。

しかし、値引きをしなければそのまま住宅会社は利益が増えるので「値引き用に高く設定したままの住宅が売れてしまうケースがある」というのが問題です。

ぶちくま
ぶちくま

全ての住宅会社が悪意のある値上げをしている訳ではないけど、どの会社も「施工不良などのもしも」の時に値下げできるように余裕を持った価格設定はしています。

もちろん、値下げ交渉で値段が下がる場合もあれば、下がらない場合もあります。何も言わずにトラブルがなければオプションをおまけしたりなどで顧客に還元してくれることもあります。

かめ
かめ

でも、会社も少しでも利益を上げたいから、「何も言ってこない客」や「何も知らなそうな客」からは、還元せずになるべくお金を使わせようとするところもあったりします。

とはいえ、いざ自分が客になってみると、一生懸命やってくれるスタッフに「値下げして」とは、なかなか言えません。

だからこそ、契約前までに、自分たちが「適正価格で購入するために勉強している」ということを相手に察してもらい、競合会社と値下げ競争をしてもらって、納得した上で契約するのが大事、ということになります。

値下げのために必要な3つのこと

まず、値下げのために必要な3つのことだけ覚えておいてください。

  1. 一括資料請求で「競合がいる」ことを悟らせる
  2. 勉強の成果は「家づくりノート」にまとめる
  3. 住宅ローン」の相談は住宅会社にはしない

これだけで大丈夫です。

資料請求は簡単に競合会社を作れる便利ツール

まず、資料請求について。

モデルハウスをめぐって資料を集めてもいいのですが、1回の訪問で回れる数も時間も限られていて、価格の勉強もしていないとミスマッチで時間ばかり無駄にしてしまいます。

さらに、住宅会社の営業も「どの会社を回ってきたか」が把握しやすく、自分のホームグラウンドで営業トークが設定できます。つまり、水を得た魚。

ぶちくま
ぶちくま

そもそも、家づくりで何も知らずにモデルハウス回っちゃう人は、カモがネギ背負ってやってきたようなもので、営業からしたらボーナスチャンス。

競合他社となる「隣のモデルハウス」の価格もわかっているので、最初から設定した仮初の値下げ設定で、自分たちのペースで営業ができる訳です。

一方の住宅資料請求。侮るなかれ。

住宅資料請求の場合、資料請求を利用している時点で、競合他社が複数いることが住宅会社にはわかります。多数の競合がいる中で、顧客から興味を持って選んでもらうには価格で負けることは避けたい。

ただ、まだ顧客になるかどうかもわからない相手なので、無理に引き込むこと労力を使うことも避けたい。そのため、施主はビルダーにプレッシャーをかけつつも、自分のペースで家づくりをスタートすることができるのです。

勉強の成果は「家づくりノート」で証明する

実際に勉強するのは面倒ですが、家づくりノートを作るくらいだと楽しんでできます。家づくりをすると、「どういう家にしたいのか」の妄想で楽しむのが醍醐味です。

この「どういう家にしたいか」というのは、家づくりの面談でも住宅会社の担当に伝える必要があります。そのため、各社が自社製の「家づくりノート」を用意して顧客にアンケートとして記入してもらったりしますが、この時の「自作の家づくりノート」の効果は絶大です。

  • 家づくりを真剣に考えていることが伝わる
  • 他社の資料ページもノートに編集することで競合していることが伝わる
  • 自分たちの希望がより正確に相手に伝わる

ここで大事なのは「熱意」と「競合」があることを、家づくりノートの存在で明確に相手に伝えることができるということ。

かめ
かめ

自作の家づくりノートを出して、そこに他社のパンフレットも入っていれば、もう施主が冷やかしではなく家づくりを決意していることが伝わります。

ぶちくま
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見積もりプランで探りを入れずに全力プランを最初から出してきてくれますよ!

 

家づくりノートの素材としても、他社の住宅資料は役に立つ、というわけです。

住宅予算の相談は、住宅会社にしない

住宅ローンの話は今回は割愛しますが、家づくりのマネープラン、住宅会社にはしないようにしてください。

予算は伝えていいのですが、住宅ローンで悩んでライフプランまで相談するのはコスパで考えるなら悪手です。

ぶちくま
ぶちくま

なんで住宅会社がマネープランの説明会なんかもやっているかといえば、簡単に顧客の予算が把握できるからですよね。

住宅会社としては、なるべく、家づくりにお金をかけてもらいたい。だから、可能な限り35年ローンで変動金利にさせて「みかけのお金」は少なくみせる。もう少し出せると錯覚させる。

住宅ローンを相談する、ということは、予算についてはノープランだと自分で言っているようなもの。もし、家づくりで余計なお金をかけたくないと考えているのなら、住宅ローンは先にファイナンシャルプランナーや、複数の金融機関で相談しておきましょう。

今すぐやりたい、住宅資料請求のポイント

自分の勉強のためにも、住宅会社自ら値引きせざるを得ないように誘導するためにも、「複数社の住宅資料」が重要だということをお伝えしました。

では、住宅資料請求において少しでも簡単に、かつ必要な情報を揃えるための方法を簡単にお伝えしておきます。

ぶちくま
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このサイトの長い情報を読み込めたあなたなら、今の熱量のまま資料請求までできれば、今日は十分に頑張ったと言える一日になるはず。

着実に、マイホームづくりに踏み出せています!

「town-life」なら間取りと資金計画も解決!

私が一番おすすめしている資料請求の方法として、可能な限り「タウンライフ」は利用をおすすめしています。

かめ
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資料請求ができる上に、無料で「間取りプラン」の作成と「住宅費用の計画書」も用意してもらえます!

デフォルトのサービスになるので、先に書いた「予算の無知」を知られるリスクにもなりません。

ぶちくま
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さらに、「土地探し」もやってくれるのが嬉しいところ!

なんで無料でこんなことまでしてくれるのかといえば、それくらい、住宅会社は「広告」に予算をかけているということ。

広告費として、1件あたりに7%程度が家の価格に含まれています。これだと、3,000万円の家だと、200万円以上も広告のために払っていることになります。

それなら、少しでも自分のためにお金を使ってもらうのが理想。躊躇せずに、高待遇を受けられるうちに利用しておきましょう。

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ただ、タウンライフは待遇が良いため、逆に言えば提携する住宅会社に多少なり負担が大きくなってしまうこともあって、提携会社が多くはありません。

そこで、足りないと感じた場合は、SUUMOでの一括請求がおすすめ。情報収集のための資料はなるべく短期間に集めておき、対応の手間を減らすのが賢い家づくりのポイント。

かめ
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さすが大手リクルートの不動産の総本山。情報量は業界トップクラスで、提携店もほぼ網羅しているのが嬉しいところ。

ぶちくま
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SUUMOで、タウンライフにはない資料を請求しておけば、まずは家づくりの第一歩で失敗するということはないはずです!お疲れ様でした!

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こんな感じで、広告っぽいこともやっていますが、住宅の資料請求に関しては、本当に施主にメリットが大きいので、是非ともトライしてみてください。住宅資料、みているだけでも幸せになれるので。

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