スマートホームについて記事で取り上げることが多くなってきたのですが、少し情報をまとめるページを作っておきます。

このページでは、「なんか家電が便利になったとは聞くけど、面倒そうだし、そもそもスマートホームって何なのよ?」くらいの方が、最初に着手すべきことがわかるくらいを目標に情報をまとめています。
2024年の「スマートホーム」新着情報まとめ
スマートホームについて調べているついでに見つけた「新製品情報」や「発売が噂されるもの」などの情報をざっくりまとめて置いておきます。
スマートホームに関する新着ニュース
スマートホームに関する新着ニュースをまとめています。
スマートホーム規格“Matter”と日本企業の動向
7/10(月)のスマートホームとIoT家電の規格に関する最新情報をお届けします。
- スマートホーム規格“Matter”が世界的な企業群によって推進されているが、日本企業の参加はまだ見られない
- 日本企業の一部は新興市場で“Matter”への対応を進めているが、日本市場では動きが鈍い
- “Matter”と日本の独自規格“エコーネットライト”は補完関係にあり、共存の可能性を模索している
Matter規格の特徴と日本企業の対応状況
“Matter”はアメリカの団体CSAによって策定された規格で、アメリカの大手IT企業をはじめ、世界各国の著名企業が参加しています。この規格は、セキュリティが高く、製品価格へのコスト転嫁がないという利点があります。日本企業のパナソニックは、新興市場での“Matter”への積極的な対応を計画している一方で、日本市場では慎重な様子を見せています。
日本のスマートホーム市場の現状
日本のスマートホーム市場は独自規格が乱立しており、各家電メーカーが独自のクラウドに接続する形式を取っています。このため、消費者は異なるメーカーの製品を使用する場合、それぞれのアプリをダウンロードする必要があります。また、現状、日本企業のCSA参加率は非常に低く、日本のIoT家電の普及率も低いレベルにとどまっています。
今後の展望と課題
“Matter”と“エコーネットライト”という日本の独自規格は、補完関係にあり共存の可能性を探っています。特に、日本企業は“エコーネットライト”の強化を進めており、三菱電機は2024~2025年に“エコーネットライト”と“Matter”を連携させる技術の導入を目指しています。ただし、プライバシーに関する課題や、スマートスピーカーを中心とした“Matter”の普及が進む中で、日本企業がどのように位置づけられるかは今後の課題となっています。

スマートホームの普及とその課題
2023年9月7日の、スマートホームの普及とその今後の課題に関する情報をお届けします。
- 日本ではスマートホーム利用者が約13%で、実際に利用している人は意味を把握している人よりも少ない。
- スマートホームの普及が進んでいる国もあり、例えばアメリカでは81%、中国では92%の人々が利用している。
- スマートホームの普及にはメリットがありますが、高コストや高齢者の適応困難などのデメリットも存在する。
日本と海外の利用状況比較
以下の表は、各国のスマートホームの利用率を示しています。
| 国 | 利用率 |
|---|---|
| 日本 | 13% |
| アメリカ | 81% |
| 中国 | 92% |
| ノルウェー | 66% |
スマートホームのメリット
- 日常生活が便利になり、時間の節約や遠隔操作が可能に。
- エネルギーの効率化が図れ、節電にも繋がる。
- 防犯対策が強化可能で、オートロックやスマートカメラの導入が可能。
スマートホームのデメリット
- 導入コストが高く、デバイス購入やネット回線の変更が必要。
- 高齢者がIT機器の扱いに不慣れで、適応が困難。
- セキュリティリスクの増大、不正アクセスや情報漏洩の危険性がある。
スマートホーム普及の今後の課題
- 継続的な情報発信と広報活動を行い、スマートホームの利便性を広める。
- 規格の統一を図り、メーカー間の連携を促進する。
- 関連産業の人材確保と育成。
- セキュリティ強化とユーザーの安心感の確保。
以上の情報は、iedge編集部が提供した記事を参考にまとめました。
スマートホーム事業への新しいアプローチと課題
2023年9月7日の、スマートホームとIoTの現状と将来的な取り組みに関する情報をお届けします。
- スマートホーム事業は進化し続けており、特にスマートロックの導入例を通じて、サービスの持続性と建築の持続性のギャップが浮き彫りになっている。
- 国土交通省による次世代住宅型の先導事業では、住宅が社会保障制度の一部として機能する未来が構想されている。
- スマートホームの導入には様々なテーマがあり、それは時代とともに変化し、さらに生活に密着した形になってきている。
スマートロックの導入とその課題
- スマートロックの導入は、権限管理とそのマネジメントが重要となっており、ユーザー側の責任が増大している。
- 一部のスマートロック製品はサポートが停止され、ユーザーは新しい製品への移行を余儀なくされる場合がある。
- 現代のビジネスモデルでは、利用と所有が曖昧になりつつあり、企業はこれを利用して利益を得ている。
次世代型住宅の構想
次世代住宅プロジェクト2023の公募資料によれば、以下のテーマが重視されている。
- 高齢者・障害者の自立支援
- 健康管理の支援
- 防犯対策の充実
- コミュニティの維持・形成
- 家事負担の軽減・時間短縮
- 物流効率化への貢献
これは、過去の公募資料と比較して、より日常生活に密着したテーマが増えてきたことを示しています。
IoT住宅の将来展望
- IoT住宅の普及は、住宅が公共的サービスを提供する時代へと導く可能性があります。
- IoT住宅は、現在の社会保障制度の延長線上にあり、住宅が福祉的なサービスネットワークの一部として機能する未来が構想されています。
- スマートホームカオスマップに示されるように、多くのサービスが住宅と接続されようとしており、それが永遠のアップデートを必要とします。
以上の情報は、不動産投資全般/建築知識ニュースから提供されました。

スマートホーム新規格「Matter」がもたらす便利性
2023年9月7日の、「スマートホーム新規格“Matter”とその影響」に関する情報をお届けします。
- 2021年5月に発表された新規格「Matter」は、スマートホーム製品間の互換性を向上させることを目指している。この規格はアマゾン、アップル、グーグルなどの多くの企業が参加しており、2022年には「Matter 1.0」が登場した。
- Matter規格の普及によって、さまざまなスマートホーム規格が一元化され、ユーザーがスマートホーム製品を使い始める際のハードルが下がることが期待されている。
- アマゾンジャパンは、Matterに向けた取り組みや、音声アシスタント「Alexa」の事業の概況などを説明する報道陣向けの説明会を開催した。
Matter規格の具体的な利点とアマゾンの取り組み
- シンプルなセットアップ: Matter対応デバイスは、特定のメーカーのアプリをインストールすることなく、Alexaアプリから直接デバイスを登録できるようになる。これにより、ユーザーはデバイスのセットアップをより簡単に行うことができます。
- Frustration Free Setup (FFS): アマゾンはFFSという拡張機能を提供しており、これによりデバイスのセットアップ時にWi-Fiパスワードなどの入力を省略できる。Matter対応デバイスには「Matter Simple Setup(MSS)」が用意され、シンプルな手順でセットアップが完了する。
- コミッショナブルエンドポイントとAmbient Home Dev Kit: アレクサを通じて操作されるMatter対応デバイスをローカルでコントロール可能にし、遅延を低減させる機能や、開発者向けのAPIセットが用意される。
新製品と今後の展望
- 日本企業で初めてMatter対応の製品を発売したNatureは、「Nature Remo nano」というスマートリモコンを市場に投入した。
- アマゾンは、Matterを策定したCSAの主要メンバーとして、規格の普及を目指す取り組みを続ける予定であり、Natureなどのパートナーと協力して自社製品の機能拡張を図る。
この情報は、Amazon Alexa インターナショナルのジャパン カントリーマネジャー、ティニス・スキパース氏とNature代表取締役の塩出晴海氏、Amazon Alexa インターナショナル技術本部本部長の福与直也氏から提供されました。
スマートホーム製品の新製品情報
スマートホームに便利な新製品情報についてまとめています。
ソニー、スマートホームサービス「MANOMA」に新機能実装
2023年9月7日の、ソニーネットワークコミュニケーションズライフスタイル株式会社が提供するスマートホームサービス「MANOMA」の新機能追加に関する情報をお届けします。
- 「MANOMA」は、ソニーのIoT機器とスマートフォンを組み合わせたスマートホームサービスで、セキュリティ、見守り、オートメーション機能に加え、家事代行などの家ナカサービスを提供しています。
- 新たに追加された機能では、「みまもりエリアを出たら通知」のレシピ実行時に、対象者の最新の位置情報を表示できるようになりました。
- 利用者は、2023年8月9日から順次配信されるMANOMAアプリのアップデートを通じて新機能を利用できます。
新機能の詳細
- 通知カードの改善: 通知カードには、対象者の最新の位置情報が表示され、その位置情報の更新時間は「地図で確認」画面で確認できます。これにより、対象者が過去にいた場所だけでなく、現在の位置も確認できるようになりました。
- 音声通知の追加: 設定したユーザが見守りエリアを出た際には、AIホームゲートウェイが音声で通知を行い、その前に通知音が鳴る機能が追加されました。
- タイムライン表示画面の改善: タイムライン表示画面から特定の日付を指定してすぐに遷移できるようになりました。
以上の情報は、ソニーネットワークコミュニケーションズライフスタイル株式会社から提供されました。
新製品:Nature Remo nano
2023年9月7日時点でのNature社の「Nature Remo nano」について紹介します。
Nature Remo nanoの特徴
- Matterと赤外線通信を連携させ、スマートスピーカーやスマートフォンから家電を操作できるエントリーモデル
- 温度、湿度、照度、人感センサーを搭載し、スマートフォンアプリで設定した条件に基づいて赤外線通信対応家電をリモート操作可能
- 対応OSはiOS 15.0/Android 8.0以上で、Wi-Fi 2.4GHz、赤外線、Bluetooth Low Energy(セットアップ時のみ)に対応
価格
3980円(税込)
Nature Remo nanoのおすすめポイント
- Matter規格に対応し、異なるスマートホーム製品間での相互運用性と接続性が向上
- シリーズ中最も軽量かつコンパクトなサイズ(47×47×12.5mm、約13g)で場所を取らない
- 家電操作の自動化(例:「室温が30度になったらエアコンをONにする」)が簡単に設定可能
Nature Remo nanoの気になるところ、注意点
- 他のNature Remoシリーズ製品と比較し、赤外線飛距離に制限があるかもしれない(詳細は確認が必要)
- 初期セットアップ時にはBluetooth Low Energyが必要
Nature Remo nanoの購入時参考情報
- 2023年7月4日にAmazon.co.jpで発売開始
- シリーズにはフラッグシップモデルのNature Remo 3やNature Remo mini 2、Nature Remo mini 2 Premiumなどもあり
Nature代表取締役の塩出氏は、新製品を利用してMatterの可能性を探るユーザーにも利用してほしいと述べました。また、Natureは今後、スマートフォンアプリ「Nature Green」の提供を開始することも明らかにしました。このアプリは家電制御や価格変動の通知機能などを有料オプションとして提供します。
新製品:leafee屋外セキュリティカメラ
2023年9月7日時点での株式会社Stroboの「leafee屋外セキュリティカメラ」について紹介します。
leafee屋外セキュリティカメラの特徴
- 防水対応かつバッテリー式で配線が不要
- 人感センサを搭載し、カメラ周辺の人の動きを検知して画像付きでプッシュ通知
- ナイトビジョン機能と赤外線式センサによる夜間の動き検知と録画機能
価格
- 購入価格:9,800円(税別)
- レンタル価格:690円(税別)
leafee屋外セキュリティカメラのおすすめポイント
- 空き巣や不審者の下見やマーキング、インターフォンを押して不在時間を確認するような不審行動の予兆を把握できる
- リアルタイム映像や動きが検知された際の録画映像をアプリで確認可能
- インストールが簡単であり、外部配線が不要であるため、設置場所を選ばない
leafee屋外セキュリティカメラの気になるところ、注意点
- 価格が税別表示であり、税込価格を確認する必要がある
- 人感センサの感度やカメラの画質についての情報が不足している
leafee屋外セキュリティカメラの購入時参考情報
- leafeeシリーズは、ドアや窓の閉じ忘れチェックや侵入検知などの機能を提供しており、新製品はこれに加えて屋外のセキュリティもカバー
- 製品の詳細や購入・レンタルオプションはStrobo社の公式サイトで確認できる
この新製品は、自宅周囲のセキュリティを強化し、不審行動の予兆をキャッチできるよう設計されています。
Panasonic「まごの手式フットスイッチ」で家電操作が便利に!
2023年9月7日の、パナソニックの新製品「まごの手式フットスイッチ」に関する情報をお届けします。
- プラグをコンセントに差し、家電のプラグをフットスイッチのコンセントに差すだけの簡単設定
- コードが2.5mあり、足でスイッチを操作できるため、節電にも効果的
- 本体にはオンオフを示す小さな赤いランプが付いており、暗闇でも操作が容易
商品詳細と購入情報
- 商品名:パナソニック まごの手式フットスイッチ
- 価格:983円(Amazon参考価格税込)
- コード長:2.5m
- 電圧/電流:125V / 10A
- 購入方法:Amazon, 楽天(スーパーSALE開催中)
- 色:ブラック
- 特記事項:
- 本体に赤いランプが付いていて、スイッチのオンオフが一目でわかる
- 滑り止めシールがないため、動きやすい(必要であれば滑り止めシールを貼ることが推奨される)
- 湿気の多い場所や水周り、サーモスイッチ内蔵の製品には使用不可
- LED照明には向いていない(オフでもぼんやりと点灯することがある)
使用者の感想
- フットスイッチは特にスイッチがない家電や、スイッチが手の届かない場所にある家電、面倒くさがりの人々にとって非常に便利なアイテムであると評価されています。
- 使い勝手が良く、座ったまま足元で操作できるのが最高との感想があります。
- これにより、以前は面倒であまり使用しなかった製品もストレスなく使えるようになったとの声があります。
直近のスマートホーム関連製品のセール情報
スマートホーム関連製品の商品で、「これはお得!」と感じたセール情報も残しておきます。購入の決め手となる価格の参考にどうぞ。
Amazon Smart Home items sale:SwitchBot製品
2023年9月7日時点でのSwitchBotのスマートロック指紋認証パッドセットとスマートリモコンハブ2について紹介します。
スマートロック指紋認証パッドセットの特徴
- Alexa, Google Home, Siri, LINE Clovaと連携可能
- 遠隔操作が可能で工事不要、取付が簡単
- 防犯対策として有効
スマートリモコンハブ2の特徴
- 赤外線家電を管理できるスマートホームデバイス
- 温湿度計機能と光センサー付き
- Google Home, IFTTT, Siri, SmartThingsと連携可能
価格
- スマートロック指紋認証パッドセット:16,134円(税込、23%オフ)
- スマートリモコンハブ2:8,082円(税込、10%オフ)
お得度
- スマートロック指紋認証パッドセット:非常にお得(23%オフ)
- スマートリモコンハブ2:お得(10%オフ)
セール期間
2023年8月17日(木)まで
スマートロック指紋認証パッドセットのメリット、注意したいポイント
- セール中に2製品を組み合わせることでiPhoneのホームアプリから玄関ドアが操作可能
- 価格がセール前と比較して非常にお得
スマートリモコンハブ2のメリット、注意したいポイント
- スマートホームシステムを拡張し、さまざまな家電を一括で操作できる
- セール期間中に購入することで一定の割引が得られる
このセールはAmazon.co.jpで開催され、SwitchBot製品を中心に多くのスマートホーム製品が割引価格で提供されています。さらに、これらの製品を組み合わせることで、更なるスマートホームの便利さと機能性が手に入ります。
スマートホームとは
スマートホームとは、インターネットに繋がった便利家電でをハブ機(親機、システム管理機)で一元管理するシステムを持つ家のことです。

ほぼ自動で必要な動作を家電にやってもらい、こっちは楽させてもらうというコンセプトのもと、さまざまなスマートホームデバイスが製品化されています。
具体的に、スマートホームでできること
基本的には、日常的に行う全ての動作は自動化できます。ただ、必要な設備を自宅に取り入れるとなると大変。現実的には、今ある家電を一定の条件下で自動で起動させたり、スマホで一元管理するくらいです。
- 家中のリモコンをスマホにまとめる
- 家の外からでも家の中の家電を操作する
- 朝起きたら決められた家電が一斉に起動する
- 家に近づいたら自動でエアコンや空気清浄機が起動する
- 冷蔵庫に入れた食材を自動で記録する
あげたらキリがないのですが、概ね「スマホとアプリで操作する」ことが基本となって、ここに「一定のシチュエーションで自動化」するショートカット機能が主軸となります。

IoT家電のリモート操作、家電の稼働状況やネットからの情報を共有するあたりが今のスマートホームの主軸だと思います。

もっとわかりやすく言えば、全ての家電がスマホで管理できるようになって、毎日やることは自動化されるということですね。
私はものをなくしやすいのと無くしたものを見つけるのがすごく苦手なので、たくさんのリモコンが家に存在せずに、スマホさえあればとりあえず大丈夫という環境は歓迎したいところです。
できるようになるには、何をしたらいいのかがわからない
ただ、具体的にできることを例示しても、「じゃあ、何からどうしたらいいの?」というところがスマートホームのハードルを上げていると思うので、当サイトの記事にリンクを繋げながら、とりあえずこのページだけ読んでいれば何となくわかった気にはなる、くらいの情報量でまとめていきます。
スマートホームに必要なこと
スマートホームは「自動化」と「無線操作」が基本だと説明しました。まずはこの辺りを少しだけ掘り下げます。
インターネットに繋ぐということ
まず、根本的なところから言うと、スマートホームのために「家電本体を新しくする」必要はないということです。
つい、スマート家電というと最新の家電を揃えたゴージャスでラグジュアリーな特権階級のような家を想像してしまうのですが(私だけ?)、実際のところ、家電自体は「どうにかしてインターネットにつなぐ」ことさえできればそれがスマートホームへの入り口となります。

うちの冷蔵庫は、WiFiも飛んでないし、ネットに繋ぐケーブルを差し込むところもないけど?
最新の家電は、IoTだの何だのかっこいいことを言っていますが、基本的には無線LANでネットにつながっているだけです。大事なのは、ネットにつながって「何ができるようになったのか」をわかりやすく提示することで、これが一般消費者には伝わってこない。
昔の家電も、ネットに繋がるのが「スマートホーム」ガジェット
昔の家電はネットに繋げません。そのため、インターネットにつながるものを経由する必要があります。
言い換えると、例えばスマートリモコンやスマートコンセント、あるいはSwitch botのようなネットにつながった家電操作ツールさえあれば、どんな家電でもスマートホームに適応する可能性はある、ということになります。
詳しいことは後述しますが、とにかく「最新家電」だけが対象じゃないということです。
自動化はスマホが勝手にやってくれる
先に申し上げておけば、2021年現在は、スマートホームのセッティングは結構面倒です。
ただ、将来的にはユーザーの行動状況から、あなたが使っているスマホなどの身近な機械が自動でセッティングor必要なサポートをしてくれる未来になっていきます。
今、皆さんが使用しているスマホはすごい勢いでユーザーから情報を吸収しています。あなたの情報だけではなく、スマホユーザー全体の情報量なので天文学的なデータとなりますが、これらが全てAIの知識になっているようなイメージです。
とりあえずセキュリティやプライバシーの問題は置いておきますが、全てが勝手に自動化されるほど未来的ではないにせよ、ユーザーの行動をパターン化して一定の行動が続いたときに、必要な自動化レシピを提案してくれるくらいには便利な世の中がすぐそこまできています。
つまり、焦ってスマートホーム家電を買い集める必要はありませんが、スマートホームに対応できるような土台作りに関しては、家電の買い替えや引越しのタイミングで考えていただけたらいいのかな、と思っています。
スマートホーム建築時に気をつけること
ただ、コンセントやリモコンもない、例えば照明などの「家に埋め込まれているもの」をスマートホームに取り入れるのは難儀です。
しかし、方向を間違えて「最新の機能を持った設備にする」ことは、かえって操作しづらい環境を作り出す可能性もあるので、十分に注意したいところです。
照明の話
先に具体例を上げて説明すると、先に出てきた照明がいい例です。
Bluetoothとメーカー専用アプリの罠
我が家、一部の部屋だけ少し気合を入れて「Bluetooth式のリモコン」で動く照明にしました。Bluetooth式のものは、スマホのアプリで動かすことができるので、何となく最新っぽい感じがしたのですが、これは失敗でした。

特定のアプリを起動させないと動かせないものは、スマートホームに組み込むときに面倒になる場合が多いのです。
アプリがAlexaやSiriなどの音声アシスタントのショートカット機能に対応していればいいのですが、日本のメーカーは外面だけいい機能は取り入れるのですが、一度作ったアプリなどのバージョンアップなどは滅多にしません。

メーカー純正の操作アプリは、最新の環境に対応しない、時代遅れの操作方法に取り残される可能性は他の家電と同様にあるのです。

中途半端にスマホにつながるもんだから、普通のリモコンくらいには使い勝手はいいのですが、IFTTTやショートカットに対応しておらず、自動化のためのレシピに組み込めないんですよね。
少し込み入った話になるので端折りますが、最新ならいいというわけではないのです。
赤外線リモコンでも十分なスマートホーム
何だったら、普通の安い赤外線リモコンに対応したシーリングライトの方が、スマートリモコンで一元管理しやすかったりします。
大事なのは、家を建てるときには一般的な家電などとシステム・スケールを合わせておくこと。中途半端に最先端のものは、一般的な規格から外れた「対応しづらい家電・設備となりやすい」ということだけ覚えておいてください。
スイッチの話
照明と同じ話になりますが、壁のスイッチも大体のものは「スイッチボット」のようなボタン操作をリモート操作・自動化できる装置をつけることで簡単に採用できます。

壁に貼り付けて、自動でスイッチを押してくれるグッズなのですが、これだけみてもいまいちピンとこないですよね。ただ、どのスイッチにも対応できるシンプルかつ必須級のスマートホームグッズです。

ただ、スイッチボットになると壁につけたときにヤボったい感じが出てきてしまうので、この照明などの壁スイッチに関しては何かしらのリモコン操作ができるものにしておくことをお勧めします。
ちなみに、電気工事の資格さえあれば、リモコン対応のスイッチに変えることで対応できます。ただ、大体の人は資格を持っていないので、ここはスマートホームの敷居を上げてしまうポイントだと言えます。

まだ、家を建てる段階の方は、壁のスイッチだけは是非ともリモコン操作できるものにしておいてください。

しかも、リビングとか廊下とか、自動化できると便利な場所に限って、普通のスイッチを採用してスマートホームに取り残されがちなんですよね。

夜、家に帰ってきたら自動で電気がつく設定なんかは、簡単にできますよ!しかも、消し忘れもしないようにできる。
ウィルス感染と接触予防策の話
空気清浄機の話でも感染予防について簡単に説明したのですが、コロナに限定すれば、壁スイッチの除菌など、モノと人との接触は、唾液の交換になる飲食ほどのリスクはないのですが、触らないに越したことはないのも事実です。この、モノとヒトの接触機会を減らす意味でも、スマートホームは役に立ちます。

自宅のスマートホーム化は正直、あまり感染予防としては効果は薄いのですが、不特定多数の人が接触する必要がある飲食店の入り口なんかは、なるべくモノを触らずに、触ったら必ず手指消毒をする必要があります。

飲食店なら、来客時に検温・手洗いを促すアナウンスを自動で流して、かつライティングで手指消毒を強調するようなレイアウトなんかがいいかもしれないですね。
掲示物などで対応されるところが多いとは思いますが、掲示物はあってないようなモノなので、注意喚起としては弱い。これが、こちらの行動を読み取っているように音声などが流れると、ついつい人は「みられている」と思って従ってくれるものなのです。
玄関ドアの話
私は、今でも玄関ドアを「スマホで開けられる」機能をつけなかったことを後悔しているのですが、今は玄関ドアを後付けでスマートロックにできるグッズが存在します。
これも先程の規格の話になりますが、一般的な鍵・ドアノブであれば、こう言ったときに対応しやすいのですが、少し規格から外れたものを選ぶと、後々対応するためのコストが嵩んだり、まるまる取り替えないといけなかったりします。
ただ、玄関は家の顔なのでデザインを犠牲にはしたくないですし、防犯の観点からも中途半端なセキュリティのスマートロックなどを導入すると危険です。「何が何でもスマート化しなければいけない」というものでもありません。

防犯を高めるなら、ホームカメラを導入したり、ドアセンサーなどを取り入れると、不審者が近づいたりドアが動いた段階で通知ができるような仕組みを作ることは簡単にできます。セキュリティ会社と契約すればより安心ではありますが。

さらに言えば、私のような鍵を絶対に失くすマンの場合は、鍵を絶対に見つけるAirTagのようなものをつけておけば大丈夫だったりしますし、対応の幅を広く持っておくことが大事だとも考えられます。

スマートホームの建築注意点まとめ
- 一般的な規格は、サポート器具が登場して対応しやすい
- 家に埋め込む照明・スイッチに関しては計画的にリモコン操作を採用しておく
- 各種センサーを設置することになるため、コンセントを含め設置位置だけは考えておく
- 最新設備はすぐに最新じゃなくなることを念頭におく
スマートホームで知っておきたいこと

スマートホームは、別に新築・リフォームが必要なことばかりではありません。むしろ、「毎日やる操作を、より簡単にする」というのが今のスマートホームの基本です。
ネットにさえつながる環境さえ作っておけば、管理システム(AI)の方が進化していってくれるのが、これからのAI時代の面白いところです。
一方で、どうやってもネットに繋がることができない家電や、あるいは使い側の人間の知識が追いついていかない場合、今まで以上に不便を強いられることになるかもしれません。

とりあえず、知っておくべきことを日々アップデートしていきますので、読める範囲で、対応できることをピックアップしていっていただけたらと思います。
音声アシスタントとスマートホーム

まず、家電を操作するスマートスピーカーやタブレットが、スマートホームのハブ機となります。管理システムの中枢、と言ってもいいと思います。
大体の場合、このハブ機にスマホでもアクセス・操作できるのが基本です。
スマホを操作するオペレーションシステム(OS)と相性がいい
スマホのオペレーションシステムである、iOSやAndroidなどの機能を利用しているものがほとんどで、音声アシスタントシステムなどもOS由来のSiriやGoogle Assistantなどが利用されます。

この辺りは、SiriとAlexaについてまとめた記事がありますので、ご参照ください。読む必要はないとは思いますが。

Alexaだけ特殊
しかし、皆さんもご存知のAlexaだけは少し特殊です。
AlexaはAmazon製品のAIアシスタントという位置付けになりますが、対応デバイスはスマホではなく、AmazonのEchoなどのスマートスピーカーやタブレットになります。
難しい話は端折りますが、Alexaに対応するハードルは低いのと、Amazonでの販売利益につながりやすいので、多くの家電がAlexaに対応しています。

SiriとHomekit
Homekitというのは、Appleのスマート家電システムのようなもので、こちらは日本のメーカーはあまり対応していません。
Homekit製品の普及が鍵
Homekitは家電メーカーにとってはコストが高くAlexaでもiOSアプリに対応しているので、Homekit対応家電を作る旨味がまだまだ少ないため数が少ないのです。Appleは自社サービスでの囲い込みを狙っているので、ここがいまいち日本市場とは折り合いがつかないところ。

Google Assistant
そもそも強いGoogleが提供するAIアシスタントであるGoogle Assistantは、スマートスピーカー Google Homeのシェアはいまいち伸びないものの、Androidスマホのシェア率を考えれば最も利用者に近い存在と言えます。
Googleの持つビッグデータと、パーソナルデータを組み合わせることで、「スマートスピーカーにやってほしいこと」に一番到達しやすい位置にいるのもGoogleだと考えて間違いないと思います。
シェアも開発規模も参入メーカーも申し分なし
家電メーカーとしても、Android端末のシェア率を考えればターゲット層を広く取れるのと、開発ツールであるAPIが公開されており、参入障壁も低いことからAlexaとGoogle Assistantは大体セットで対応されています。つまり、AlexaかGoogle Assistantに狙いを絞っておけば、スマートホーム構築の際には失敗することはない選択となりそうです。
Google Assistant SDK があれば、デベロッパーの皆さんは、マイクとスピーカーがある端末に Google アシスタントを組み込むことができます。
https://developers-jp.googleblog.com/2018/02/google-assistant-sdk-api.html
Line Clova
Lineが世界シェアを取ることはないと思いますが、日本人にターゲット層を絞っているLineならではのAIアシスタントがClovaになります。
スマートホームを目指すものとしては、シェアが日本に限られるのは海外製の家電を取り入れる際の障壁になりますが、日本国内のメーカーはClovaの利用率が上がることで対応してくれるところは増える可能性はあります。
Clova自体は、日本独自のキャラクター性を持ったClovaに育てていきたいという方針も見られて面白い存在なのですが、Line経済圏には個人的にはあまり期待できないと感じているので、ここに期待するのはまだまだ早計かな、と思っています。
とにかく、今回は日本ならClovaも忘れないでおこう、ということで書いておきました。
IFTTTと外部サービスの連携
IFTTTはここまでのAIアシスタントとは異なり、家電の自動化を手伝ってくれるツールです。
IFTTTとは
IFTTT(イフト)は、「レシピ」と呼ばれる個人作成もしくは公に共有しているプロフィールを使って数あるWebサービス(Facebook、Evernote、Weather、Dropboxなど)同士で連携することができるWebサービスである。
https://ja.wikipedia.org/wiki/IFTTT
基本的には、自分でレシピを作って、Webサービスをまたがって自動化していくときに使います。
例えば、私のようなiPhone使いの場合、Appleが全ての家電メーカーに対応してくれれば手っ取り早いのですが、現実問題として、自分が利用したいサービスとAppleが連携するとは限りません。こういったサービスを飛び越えて連携させる場合に、IFTTTが役に立ちます。

例えば、iPhoneで目覚ましを鳴らしたら、Alexaに天気予報を読み上げてもらい、天気情報をGoogle Documentに記録する、みたいな感じですね。(これ自体はiOSのショートカット機能でもできそうですが)
IFTTT設定のやり方は面倒なので別記事に回しておきますが、Appleに縛られたりせずに、自在にサービスを組み込んで自動化するシステムが構築しやすい環境は出来上がっている、ということをご理解いただければ十分かと思います。

スマートホーム家電のこと
ここからは、実際にどんな家電を用意していけばいいのか、という情報をまとめていきたいと思います。
ハブ機を選ぶ
ハブ機というのは、基本的には家に常駐して、センサーや家電から情報を受け取ったり、家電に指示を出したりしてスマートホームのシステムを管理する機体のことです。スマホは本人と一緒に行動して、このハブ機に指示を出すリモコン的な役割になったり、あるいはシステムが正しく動いているか確認するチェック端末の役割になります。
ざっくり言えば、スマートスピーカーやタブレットをハブ機としてスマートホームを展開していきます。
選び方のポイント
すでに、音声AIアシスタントをご紹介しましたが、まずは自分が利用するAIアシスタントを決めるのが最優先課題です。
- AndroidユーザーならGoogle AssistantかAlexa
- iOSユーザーならSiri(Homekit)かAlexa
- スマホのOSが決まっていないならAlexaかGoogle Assistant
- コミュニケーションツールの利用率が異様にLINEが多く、かつ日本製の家電しか使わない覚悟があるならギリギリClovaも検討範囲
悩んだらAlexa
前述のとおりですが、AppleのHomekitが日本市場で巻き返しを図るのはかなり難しいと思います。
Homekitのセキュリティ関連の独自端末の付与を取りやめればメーカーの参戦障壁は低くなるものの、そしたらHomekitの独自性が失われるので悩ましいところ。
AIアシスタントの機能としてはまだ飛び抜けるところはないのと、仮にどこかが飛び抜けても追いかけられる底力があるのはApple、Google、Amazon。
国内に根回ししたとしても、開発競争と海外シェアを考えたらClovaがどこまでついてくるのか、差別化できるのかを考えておいた方が良さそうです。
AIアシスタントはスマートホームの基幹部分のシステムとなるので、ここでの選択は間違いたくないところ。ここは無難に、EchoかGoogle Homeあたりを選んでおくことをお勧めします。

私は弱小ブログ運営なので、ブログのネタとしてHomePodのニッチな使用方法を突き詰めていくので、少しチャレンジしてHomekitベースのスマートホームを作りますが、みなさんは息ながく使えるものを選ぶべきかと思います。
最終的には、どのハブ機でも同じように使えるように互換機能を持ったアプリで統合されそうな気はしますので、あまり神経質に考える必要もないかもしれませんが。なんとなく、VHSとベータのビデオ戦争を思い出しますね。ハードウェアの規格の問題じゃないので、致命的なことにはならないとは思います。
Echo、Echoタブレット
Amazon陣営のEchoに関しては、こちらの記事をどうぞ。Alexaを選ぶべき人はこんな感じです。

GoogleはGoogle HomeかNest Hubか
Google陣営に下る予定の方は、Androidスマホで操作に関しては問題ないですし、Google Assistantがどこでもサポートしてくれます。
Googleはすでにインターネット検索サービスだけの会社ではなく、ネット構造を利用した次世代の全人類を対象とするビジネスができる会社です。どこよりも多くの情報を確保でき、しかも優秀な人材が放っておいても集まる会社。つまり、負けるわけがないのです。
インターネット上のコンテンツはGoogleのために作られている
私もそうですけど、インターネットでコンテンツを作る以上、Googleの評価を気にしないわけにはいきません。検索エンジンを牛耳るGoogleは、コンテンツの質を自分たちの優位なように設定することができるのです。
我々は切磋琢磨して、ブログやら動画やらでコンテンツを量産させられるわけですが、このコンテンツが全てGoogleのビッグデータの礎となるわけです。そして、ネット上のコンテンツへの導線をGoogleが確保することで、広告事業も思うがまま。
これからはユーザーのデータを利用してより適切に消費行動に移る広告を仕込まれるわけで、質の低い広告やコンテンツなどに頼らずに、自分たちがやりやすいよういネット環境を作り上げられるわけです。強すぎですね。
Googleデバイスは優等生
Googleを利用しない社会は想像できないのですが、一方で、彼らの作るデバイスには魅力を感じないのは私だけでしょうか? あまりにも綺麗にデザインされすぎているからでしょうか。実用性は完璧だし、価格もちょうど良いとは思うんですけどね。
スマートホームの操作パネルとして使用するならNest Hubとなりそうですが、Googleの検索意図を把握する力を持ってすれば、ディスプレイすら不要なアシスタントを作り上げることも十分に期待できるため、スマートスピーカーであるGoogle Homeの更なる進化に期待したいところです。
HomePodとiOSタブレット
Appleはすでに着実に現在のAppleユーザーの囲い込みを進めています。すでに、iCloud上に多くのデータを人質に取られている方もいるのではないでしょうか?
Appleはデバイスの料金は高いものの、デバイス購入後には必要以上に手厚いサービスを受けることができます。普通、パソコンなどを買うと、MicrosoftのOfficeのライセンスを購入しなければ仕事に使うことはできないのですが、Macならとりあえず必要なものは全部入っているし、OSのバージョンアップでこれらのアプリも格段に進化していきます。
Appleのサブスクサービスはいまいち
最近は、iCloudのデータ容量やApple ArcadeやApple Music、Apple TVなどのサービスでの追加徴収も狙っていたようですが、思いのほかサービス利用者が伸びずに、Apple Oneという価格は快適なバンドルサービスで巻き返しを狙っています。

Appleは、今のユーザー層を漏れなく確保しながら、そのユーザー層の次世代を確実に取り込みながら将来の基盤を確保してサービスを展開していく予定だと思います。
教育などにも熱心に投資しており、シェアはこれ以上伸びないかもしれませんが、共感を得ることができたユーザーに関してはしっかりと掴んで離さない運営をしていくと私は予想しています。
Homekitで家電業界を制圧できるか
そのため、Homekit製品がどこまで普及できるのかは不安にも感じるところ。
Homekit対応製品が少なければ、普及も何もなく、しかも製品同士での価格競争も生まれないため、コスパの悪い製品でスマートホームを構築しなければなりません。ただ、HomekitのコンセプトがズレるとAppleを選ぶ理由すら失われるので、Appleは自社の利益を捨ててHomekit製品に積極的に投資をするタイミングが勝負だと思います。
おそらく、Homekit対応製品は、今のAppleデバイスのように、Appleデバイス同士の親和性を極限まで高めてきます。
現在も、HomePodの設定はiPhoneを近づけるだけで必要な設定ができるレベル。これはiCloudアカウントと紐付けしているだけではなく、今後は独自のU1チップ(位置情報などを正確に把握して情報を伝える無線チップ)の機能として更なる飛躍を遂げる可能性がある。
Homekit製品もU1チップレベルのものを搭載することが標準化されれば、iPhoneを持つユーザーを各家電同士が追跡・情報共有して、ユーザーの行動を正確に把握、Siriは家電やセンサーからの情報をもとに、「次は何をするから、こうしよう」というレベルの提案までしてくれるのではないでしょうか。
現在も、Homekitには高いセキュリティを要求するチップ・ファームウェアの搭載が義務付けられているのですが、現在、ここのコスパに折り合いがつかず名乗りは上げても開発された製品が世に出てこないのです。
HomeKit対応製品にはAppleが認証したチップとファームウエアを搭載すること が義務付けられている。このチップは、Broadcom、Marvell、Texas Instrumentsが 供給している。
こんな時代だからこそ必要な「セキュリティとプライバシー」の課題
Appleはセキュリティやプライバシーに関しては他社よりも数段高いレベルを要求することで有名です。
実際、これからの社会はセキュリティは当然のこと、個々人のプライバシーにも丁寧に向き合っていく必要があります。
ある意味では時代の先駆けの指針ではあるのですが、ユーザーがこの感覚には追いついておらず、いまいち訴求できない=売り上げにはつながらないというのがメーカーの腰を重くしていると考えられます。
長々と話してしまいましたが、例えばこのセキュリティチップのコストパフォーマンスが劇的に良くなる or Appleが負担するなどのブレイクスルーがあれば、一気に開発が加速する可能性は十分に秘めているものと期待しています(私は製造ラインに関しては詳しくないので、Homekit製品のチップ負担がどうなっているのかは知りません)
他社が同様のセキュリティを要求せざるを得ない社会になれば、いずれにせよ現在の主力ラインの製品は開発やり直しとなるため、近未来的にはどこのメーカーにも必要な工程を今やっている、とも考えられます。
とにかく、現状のHomekitの有様を見ても、将来性に投資できる方であれば、iPadやHomePodをハブ機として採用するのは十分にありだと思います。デバイスとしての質は高いので、普段使いのスピーカーとしても優秀ですし。
対応する家電を考える
対応家電は無限大です。前述の通りではありますが、とにかくネットに繋がりアクションを起こす仕組みさえ組み込めればスマートホーム家電として操作は可能です。
スマートリモコンがあれば赤外線リモコンは対応
敷居をグッと下げてくれたのがスマートリモコンです。スマートリモコンは、ざっくり言えば万能リモコンなのですが、万能リモコンを知らない方も多いと思うので、簡単に説明します。
- リモコンの信号を読み取って登録できる
- 有名メーカーの家電のリモコンの信号はプリセット(事前登録)されている
- WiFiに繋がっており、スマホを使ってリモート操作できる
- リモコン自体にセンサーがあり、温度や湿度、照明の明るさなどから自動で家電を起動できる
私の場合はNatureRemoという製品を使用しています。

これがすこぶる便利で、最初に述べた「下手にBluetoothやアプリで操作するような最新機能の家電はいらない」としている理由が、NatureRemoがあるからです。NatureRemoにさえ任しておけば、スマートホームの敷居はめちゃんこ下がるのです。
アプリがあれば各種OSが対応
最近の家電は、各メーカーが操作アプリをリリースしているので、そのアプリを利用してスマートホームに組み込むこともできます。

Siriのショートカットだと、よく使うアプリの操作をピックアップして表示してくれたりします。ただ、アプリがショートカット機能に対応している必要はありますが。
ただ、この「家電メーカーが作ったアプリ」の使い勝手が悪く、iOSのショートカットには利用しづらかったり、IFTTTのレシピとして起動できなかったりしてとにかく相性が悪い。

先程のNatureRemoは、スマートホームを作るために開発されたようなアプリなので、どのOSでも快適に使えるようにアプリがデザインされているんですけどね。メーカー産のアプリは「スマホで使える!」が売りなだけ。

ただ、これは将来的にいくらでも改善できるところではあるので、今後に期待したいところです。
メーカーは競合との競争から畑違いのサービスとの連携へ
今は、アプリで自社メーカーの各家電の連携を強めているだけに止まっているのが残念なところ。
各社としては、アプリを利用してもらうことで自社の家電の販促を狙ったり、別サービスへの誘導を考えているんでしょうけど、かえって自社のアプリの使用感に制限を受けるので、いまいち使い勝手が向上しないのが難点です。

それでも自社アプリを作るメーカーの狙い
パナソニックやSHARPなんかは、自社の家電が総合的に使えるアプリなどをリリースしていますが、狙いとしては自社家電との連携を強調するというよりは他社製品の排除という目的であるということが正しいと思います。

例えばテレビをパナソニックにして、アプリを使ってみたらレコーダーもパナソニックじゃないとうまく使えない、だからパナソニックのレコーダーを買おう、みたいなことですね。
最近は、あまり排他的に囲いを作ると、かえって自分たちが出て来れなくなることがあるので、競合しない外部サービス(LINEなどのコミュニケーションツールやNetflixなどの動画配信サービス)との連携は積極的です。
ユーザーの囲い込みをしないわけではなく、「次も同じメーカーで」という縛りができやすいように、設定を簡易化させて機種だけ買い替えできるようなサービスを付与したり、クラウドデータ容量を配布してデータを人質にしたり、なんかは家電メーカーでもみられるようになってきています。
コンセントに刺さればスマートコンセント
我が家では各部屋に1箇所くらいはHS105というスマートコンセントを設置しています。

結論から言えば、スマートコンセントが必要になる場面は限られています。最近の家電は、最低でもリモコンくらいは付いているので、スマートリモコンに機能をまとめた方が自動化しやすいんですよね。
スマートコンセントを使用する具体例
イメージとしては、例えば小型扇風機を天井付近につけて擬似シーリングファンのようにして暖房効率を良くしたいなどの要望があったときには便利です。
具体的に言えば、生活動線から離れた場所に設置する家電で、リモコン操作などのないものの場合、電源のOn/Offをリモコン操作できるような感じですね。
スマートコンセントもWiFiに繋がっているので、家の外からでも操作できますし、家電の使用状況なども確認できるので消し忘れ予防などもできて便利です。
他の家電と連動させることもできる
さらに、IFTTTなども利用することで、「エアコンをつけたときには必ず扇風機(スマートコンセント)をONにする」という使い方もできます。条件を工夫すれば、操作などしなくても温度や自分の居場所、電気の使用状況なんかでも家電の稼働を制御することができます。
実は対応しづらいIoT家電たち
少しまとめてみますが、アナログな家電の方が、最近のスマートホーム用のガジェットと相性が良く、簡単に組み込むことができるのに対して、最初からインターネットにつながってアプリで使用するようにモデリングされている中途半端なIoT家電の方がスマートホーム化しづらかったりします。

スマホで全ての家電は操作できるけど、アプリが複数にまたがって結局不便に感じて、自分でスイッチ消しにいったりしますからね。

大手家電メーカーほど、自分たちのアプリに機能を組み込もうとするけど、iOSなどのAIアシスタントに全てを任せられるような仕組み作りに切り替えた方がユーザーとしては使い勝手がいいんですけどね。
ただ、一社が独裁的にシステムを構築できる環境もユーザーに不利になりかねないので、アプリ同士での連携がしやすくなるようにAppleはメーカーの開発がしやすいようにサポートし、開発・製造メーカーはユーザーの利便性を考慮して各OS・AIでの動線をスムーズにできるようなアプリ設計にしていくのが理想的ですね。
スマートキッチン家電はハイテクだけど不便な理由
ちなみに、過去にスマートキッチン家電についても取り上げました。
スマートキッチン家電は、それぞれが近未来的に機能を詰め込まれているのですが、実際のところ、各家電がそんなに賢い必要はないのです。情報を感知するセンサーと、情報システムに繋がる無線機能さえあれば、考えてもらうのはAIでいいわけですから。

スマホやタブレット、スマートスピーカーも、今やパソコン並みに賢いですからね。家電に搭載されている制御用プログラミングよりもずっと優秀です。
日本のメーカーにありがちな「開発した技術は全て盛り込む」なんでもコミコミ機能は少し古い考え方で、これからは家電に求められている機能をわかりやすくユーザーに提示した上で、ユーザーの期待値を超えて活躍する家電の時代になります。

必要な人が、必要に思ったものを選んで、取捨選択できるような家電ということですね。

ただ、この取捨選択が苦手なのが消費者心理で、だからブログなんかの情報を提供する場にいまだに情報を求めてやってくる方がいるわけなんですけどね。
メルカリ使えるだけで買い物リスクは劇的に下がる
必要以上にできることは求めずに、今必要だと思っているものを選ぶ。選ぶことに失敗しても、今の時代、他の誰かの需要には合致していることが多いので、メルカリなどで売ればそれほど大きな損害にはなりませんし。「将来使うかも」はあまり考慮しなくてもいい時代になったと思います。
先ほど「空気清浄機と加湿機能」の記事も書きましたが、空気清浄機と加湿は相性がいいので二つの機能が合わさった加湿空気清浄機は便利だと思います。
ただ、デメリットもあることをユーザーがしっかりと把握した上で、しっかりと選べる知識や情報収集スキルが必要だと思います。ただ、世の中の9割くらいの人はそんなに一つの家電の購入に時間を割くこともできないので、私たちのようなブロガーが、必要な情報を厳選して、再構築して提示することにもそれなりに需要があるということです。

私の場合は、自分が欲しいものをとことんまで調べるついでに、ブログを更新しているくらいですけどね。
























コメント
「エネルギー 人類 無限」に関する最新情報です。
この記事では、2040年までに実現が期待される10の「ハイパー・テクノロジー」について紹介されています。特に注目されているのは、宇宙太陽光発電です。スタンフォード大学の報告によると、AI関連の特許が急増しており、AIの活用が研究開発を加速させていることが示されています。この技術は、宇宙に設置したソーラーパネルが常に発電できるというシンプルな仕組みを持ち、地上への電力送信にはNTTや三菱重工業が開発中のレーザー光線を利用する方法が考えられています。エネルギー分野における革新が、今後の社会を大きく変える可能性があるとされています。
https://gendai.media/articles/-/160626
「スマホ スマホ 感覚 感覚」に関する最新情報です。
「燕三条」純チタンコンロは、ソロキャンプや登山に最適な携帯性を持つアウトドアギアです。重さ113g、厚さ8mmで、スマホと同じくらいのサイズのため、ジャケットやバッグに簡単に収まります。このコンロは、燕三条の精密技術によって実現された薄さと強さを兼ね備えており、0.4mmの純チタン板を使用しているため、軽量ながら安定した自立が可能です。様々なシーンで活躍できるこのコンロは、アウトドア愛好者にとって頼れる熱源となるでしょう。
https://www.lifehacker.jp/article/machi-ya-titanstove-start-899543/
「ゲーム 市場 動向」に関する最新情報です。
11月26日の東京株式市場では、日経平均が前日比899.55円高の4万9559.07円で取引を終え、米FRBの利下げ観測を受けて国内市場も上昇しました。ゲーム・エンタメ関連株では、97銘柄中81銘柄が上昇し、特にLink-UグループがサウジアラビアのTarjama社との基本合意書締結を受けてストップ高に達しました。また、シリコンスタジオは東証スタンダード市場への昇格を発表し、3日続伸しました。その他、KLabやサイバーステップも上昇しましたが、ボルテージやenishは下落し、コナミグループは低調でした。
https://gamebiz.jp/news/416617
「ai ai 映像 switchbot」に関する最新情報です。
SwitchBotは、映像理解とローカル処理を重視したスマートホームハブ「SwitchBot AIハブ W8002100」を発表し、2025年11月20日より予約販売を開始しました。価格は39,980円で、VLM(視覚言語モデル)を搭載し、接続されたカメラの映像を解析して出来事をテキストとして出力します。この機能は月額2,980円のサブスクリプションサービス「AI+」として利用可能です。
AIハブは、家族の行動に基づいたオートメーションを設定でき、最大8台のカメラを管理し、HDMI出力にも対応しています。Frigate映像解析エンジンを搭載し、ローカルでの自動化処理を実現、処理速度は従来比で最大4倍向上しています。また、最大16TBまでのストレージ拡張が可能で、BluetoothやWi-Fi経由でデバイスと連携できる機能も備えています。サイズは126×26×94mm、重さは235gです。
https://kaden.watch.impress.co.jp/docs/news/2064968.html
「機能 ai ハブ」に関する最新情報です。
SwitchBotは、スマートホーム用の多機能AIハブ「SwitchBot AIハブ」を発表し、予約販売を開始しました。価格は39,980円ですが、ブラックフライデー特別価格は31,984円です。このAIハブは、視覚言語モデル(VLM)を利用しており、最大30台の同社製デバイスをMatterネットワークに接続できます。また、他社製のRTSP対応カメラとも接続可能で、ローカルでのセキュリティカメラ管理機能を提供します。AIは映像内容を理解し、出来事を文章でログ化する機能や、映像のテキスト検索機能、1日の出来事を要約する「AIまとめ」機能も搭載しています。ただし、VLMによるAI機能を利用するには月額2,980円の有償サブスクリプションサービス「AI+」が必要です。
https://www.itmedia.co.jp/pcuser/articles/2511/21/news083.html
「assistant assistant 統合 espectre」に関する最新情報です。
「ESPectre」は、フランシスコ・パーチェ氏が開発したWi-Fi信号を利用したモーションセンサーシステムです。このシステムは、機械学習を使用せず、数学と信号処理の技術を駆使して動きを検出します。ESPectreは、10ドル以下のマイクロコントローラを使用し、Home Assistantと統合可能で、壁越しでも動きを感知できるのが特徴です。Wi-Fi信号の変化を分析することで、約95%の精度で人の存在を検出でき、反応時間は50ミリ秒未満です。パーチェ氏は、Wi-Fiセンシングの原理を「暗い部屋での懐中電灯の影の動き」に例え、信号の強さや位相の変化を利用して動きを捉える方法を説明しています。
https://gigazine.net/news/20251118-turned-wi-fi-motion-sensor/
「節電 エアコン nature」に関する最新情報です。
Nature株式会社が開発したスマートリモコン「Nature Remo Lapis」は、「オートエコ機能」を搭載しており、2年間の使用で製品価格を上回る節電効果を確認しました。この機能はエアコンの運転を自動で制御し、快適性を損なうことなく電力消費を削減します。家庭の電気代は上昇傾向にあり、エアコンがその約34%を占めているため、エアコンの効率的な運用が重要です。実験データによると、オートエコ機能を利用することで、快適性を保ちながら無駄な電気代を削減できることが示されています。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000159.000019285.html
「ai 宇宙 構想」に関する最新情報です。
Googleは、2025年11月4日に宇宙での大規模AIインフラ構築を目指す「Project Suncatcher」を発表しました。このプロジェクトでは、太陽光発電衛星群に独自のAIアクセラレーターであるテンソルプロセッシングユニット(TPU)を搭載し、自由空間光リンクを用いて相互接続することで、宇宙におけるスケーラブルな計算基盤を構築することを目指しています。発表内容は論文「Towards a future space-based, highly scalable AI infrastructure system design」にまとめられています。Project Suncatcherは、Googleがこれまで取り組んできた量子コンピュータや自動運転車などの技術課題の延長線上にあり、将来的には発電、計算、熱管理を一体化した新型衛星設計へと発展する可能性があります。
https://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/2511/13/news048.html
「manoma 機器 リモコン」に関する最新情報です。
ライフエレメンツ株式会社が提供するスマートホームサービス「MANOMA」は、スマート家電リモコンに新たにテレビとエアコンの12機種をプリセット対応機器として追加しました。このサービスは、一人暮らしからファミリーまで幅広い層に向けて、「セキュリティ」「見守り」「オートメーション」といった新たな体験価値を提供します。ユーザーは、MANOMAアプリを通じて外出先から家電を遠隔操作したり、音声で操作することが可能です。今後も対応機器は増えていく予定で、家族やペットの見守り、防犯対策、家事代行サービスなど、多様な機能を通じて利便性と安全性を高めることができます。
https://ascii.jp/elem/000/004/351/4351166/
「事業 スキル アップ」に関する最新情報です。
株式会社キャリア・マムは、シングルマザーを対象とした無料のスキルアップ事業「グラミン事業第2期(CHEER UPプログラム)」の募集を開始しました。このプログラムは、愛知・三重・岐阜・石川・富山・新潟・福井県を中心に全国のシングルマザーに向けて、デジタルスキルやビジネススキルの習得を支援し、キャリアコンサルタントとひとり親サポーターによる伴走支援を提供します。キャリア・マムは過去25年間で約1000名以上のひとり親の就労をサポートしており、本事業を通じて「自分らしく働き・自分らしく生きる」ことを応援します。この取り組みは、一般社団法人グラミン日本が実施する「デジタルスキル研修&就労支援を通じたシングルマザーのエンパワーメントと地域格差の解消」事業の一環です。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000005.000168081.html
「homekit 遭遇 apple」に関する最新情報です。
この記事では、Apple HomeKitを使用したスマートホームの利便性と、その制限について述べられています。著者は、スマートホームのガジェットを使って生活を便利にすることを楽しんでいますが、HomeKitの自動化機能にはいくつかの不満があります。特に、複数の条件に基づく自動化ができないことや、自動化同士の干渉を防ぐための基本的な制御メカニズムが欠如している点が挙げられています。著者は、これらの制限がユーザーにとって不便であると感じており、改善の余地があることを強調しています。全体として、HomeKitはシンプルに機能するものの、より複雑な要望には応えきれていないという意見が示されています。
https://www.letemsvetemapplem.eu/ja/2025/11/08/cim-vic-si-hraju-s-apple-homekitem-tim-casteji-narazim-na-jeho-nesmyslna-omezeni/
「バンド 人間 人間 椅子」に関する最新情報です。
人間椅子は、バンド生活36年目を迎え、11月19日に約2年ぶりとなる24枚目のオリジナルアルバム「まほろば」をリリースします。このリリースを記念して、スペースシャワーTVで特別番組『「まほろば」SPECIAL~人間椅子ヒストリー~』が11月20日23:00から放送されます。MCはメイプル超合金の安藤なつが務め、バンドのこれまでの歩みを秘蔵映像と共に振り返ります。また、同日23:30からは人間椅子のミュージックビデオ特集も放送される予定です。スペースシャワーTVは日本最大の音楽専門チャンネルとして、全国の視聴者に提供されています。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000002455.000002929.html
「導入 ai アップデート」に関する最新情報です。
不動産AIツール『WHERE』が新機能「ENERGYアップデート版」をリリースし、1か月で複数の企業に導入されました。このアップデートは、農地や森林、ハザード情報などの行政データを統合し、AIによる候補地探索とリスクスクリーニングを同時に行うことができる仕組みを実装しています。これにより、再生可能エネルギー事業における初期検討プロセスの効率化が実現され、導入企業からは業務の迅速化や候補地の拡大が期待できるとの声が寄せられています。
導入企業の一例として、株式会社エネ創が挙げられます。彼らは太陽光発電システムの開発を行っており、従来の手作業による候補地調査から、AIを活用した効率的な探索へと移行しています。このように、ENERGYアップデート版は再生可能エネルギー事業の効率化を支援する重要なツールとなっています。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000020.000146022.html
「導入 ai アップデート」に関する最新情報です。
株式会社WHEREが提供する不動産AIツール『WHERE』の新機能「ENERGYアップデート版」が、リリースから1か月で複数の企業に導入され、再生可能エネルギー事業の効率化を支援しています。このアップデートは、農地や森林、ハザード情報などの行政データを統合し、AIによる候補地探索とリスクスクリーニングを同時に行える仕組みを実装しています。導入企業からは、探索の効率化や案件の掘り起こしが期待できるとの声が寄せられています。
具体的には、行政データの統合、農地区分や災害リスクを考慮した候補地の自動抽出、探索結果のCSV出力によるチーム間の共有が可能です。導入事例として、株式会社エネ創が挙げられ、同社は従来のアナログな情報収集から脱却し、業務効率の向上を図っています。今後もさらなる展望が期待されています。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000020.000146022.html
「障害者 交流 住民」に関する最新情報です。
埼玉県川口市にある「晴れ晴れキッチン」は、高齢者や障害者、地域住民が交流できる場を提供するため、施設の一部を開放しています。この取り組みは、地域の人々が集まり、笑顔あふれる交流を楽しむことを目的としており、特に土曜日のランチタイムに多くの人々が参加しています。また、他の地域でも障害者施設とのコラボレーションや、幼老複合施設のメリット・デメリットについての情報も紹介されています。
https://article.auone.jp/detail/1/2/5/474_5_r_20251030_1761793996429160
「google gemini アシスタント」に関する最新情報です。
米Googleは10月28日、家庭向けの新AIアシスタント「Gemini for Home」の早期アクセスを米国で開始したと発表しました。2026年にはさらに多くの国に展開する予定です。従来の「Googleアシスタント」からGeminiへのアップグレードは追加料金なしで行えますが、「Gemini Live」やカメラ履歴の検索、音声による自動化機能を利用するにはサブスクリプションサービス「Google Home Premium」への加入が必要です。また、競合のAmazonも次世代AIアシスタント「Alexa+」を発表し、早期アクセスを開始しています。
https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2510/30/news074.html
「フラッグ 晴海 晴海 フラッグ」に関する最新情報です。
この記事は、東京・江東区に位置する「晴海フラッグ」が、当初の「庶民の街」としての期待に反し、転売ヤーの聖地となってしまった現状を分析しています。晴海フラッグは、東京五輪の選手村跡地に開発されたアフォーダブル住宅で、手頃な価格帯でファミリー層をターゲットにしていました。しかし、その手頃さが逆に不動産投資家を引き寄せ、転売や転貸の対象となってしまったのです。これにより、東京都の意図した住宅供給の目的が大きく逸脱してしまったことが指摘されています。全体として、晴海フラッグは日本の不動産市場の歪みを象徴する事例として取り上げられています。
https://gendai.media/articles/-/158704
「端末 サービス 交換」に関する最新情報です。
カシモWiMAXの「端末交換サービス」が2024年8月の提供開始から2025年10月2日までに累計利用500件を突破しました。このサービスは、回収した端末を検査・整備し、新品同様の品質で再利用する仕組みを提供しています。これにより、端末を紛失した場合や保証外の理由での故障時に、新品を購入するよりも安価に端末を交換できるため、顧客にとって経済的な選択肢となります。また、環境負荷の軽減にも寄与し、持続可能な社会づくりに貢献しています。お客様がこのサービスを利用することで、便利さと環境への配慮を両立させることが可能になります。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000007.000060174.html
「買い タブレット タブレット 小屋」に関する最新情報です。
この記事は、OLの望月五月が異世界で山を購入し、ログハウス生活を夢見る様子を描いています。彼女は仕事と失恋から逃れるためにソロキャンプを始め、その際に夢の中でお稲荷様と出会い、山を買うことになります。未開の山をタブレットを使って開拓し、異世界でのスローライフを楽しむ様子が描かれています。第8回目の公開で、全12回のシリーズの一部として展開されています。
https://ddnavi.com/article/1298055/a/
「ゲーム プレイ スマホ」に関する最新情報です。
オバマ元大統領は、ポッドキャストで自身がプレイする唯一のスマホゲームが「 」であることを明かしました。このゲームをプレイする理由は、長年の友人でありホワイトハウスの専属カメラマンを務めたPete Souza氏との友情を維持するためだと述べています。多くの人々が様々なゲームを楽しむ中、オバマ氏は特定のゲームに絞っていることが注目されています。
https://japan.cnet.com/article/35239251/
「apple スマートホームハブ ディスプレイ」に関する最新情報です。
Appleは2026年春にディスプレイ付きスマートホームハブを発売する計画で、製造はベトナムで行うと報じられています。これまで新製品は主に中国で生産されていましたが、今回は初めからベトナムでの生産に切り替えることになります。また、Appleは中国のEV大手BYDと提携し、今後のホームハブや卓上型ロボットの開発を進める予定です。卓上型ロボットは2027年に、屋内セキュリティカメラは早ければ来年末に発売される見込みです。
https://taisy0.com/2025/10/15/216315.html
「manoma 機器 リモコン」に関する最新情報です。
ライフエレメンツ株式会社が提供するスマートホームサービス「MANOMA」は、スマート家電リモコンに新たにエアコンとテレビの7機種をプリセット対応機器として追加しました。このサービスは、一人暮らしからファミリーまで幅広い層に向けて、「セキュリティ」「見守り」「オートメーション」といった新たな体験価値を提供します。ユーザーは外出先からアプリを通じて家電を遠隔操作でき、音声操作にも対応しています。MANOMAは、室内コミュニケーションカメラやスマートロックなどのIoT機器と連携し、家族やペットの見守りや防犯対策を強化することができます。今後も対応機器は増えていく予定です。
https://ascii.jp/elem/000/004/328/4328083/
「遠隔操作 長岡技術科学大学 岡山大学」に関する最新情報です。
岡山大学の総合技術部は、2025年8月29日に長岡技術科学大学を訪れ、遠隔操作機器の見学と情報交換会を実施しました。この会には、長岡技術科学大学、千葉大学、大阪公立大学、九州工業大学の技術部門の関係者が参加し、VPN接続やZoomを用いた実演を通じて操作性や運用上の課題について議論しました。また、各大学の技術職員組織や人材育成の取り組みについても情報交換が行われました。今回の訪問で得られた知見は、岡山大学の研究基盤の強化やリモートアクセスを活用した研修・分析支援に活かされる予定です。岡山大学は、他大学や研究機関との連携を強化し、技術職員の高度化を目指しています。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000003443.000072793.html
「記事 住宅 gx」に関する最新情報です。
ポラスマイホームプラザは、さいたま市見沼区で「フォレストレ大和田 GXgrade」として全17棟の分譲住宅を開発・販売しています。この住宅は「永く住み継がれる街」をコンセプトにしており、全棟がZEH水準を上回る省エネ性能を持つ「GX志向型住宅」の要件を満たしています。ポラスグループは今年度からこの「GX志向型住宅」に取り組んでおり、2025年度の上半期には約50棟の「GXgrade」を計画しています。
https://www.housenews.jp/house/33484
「10 物流 2025」に関する最新情報です。
2025年10月7日(火)と10月16日(木)に、東京海上日動火災保険株式会社主催の「第40回 物流戦略セミナー」がオンラインで開催されます。このセミナーでは、船井総研ロジ株式会社のマネージングディレクターである渡邉庸介氏が講演し、2025年4月に施行された改正物流効率化法の概要や、荷主企業に求められる効率化の取り組みについて解説します。また、2026年4月から義務化されるCLO(チーフロジスティクスオフィサー)の役割や具体的な業務内容についても触れます。特に、物流コスト削減や持続可能な物流体制の構築に悩む方々にとって有益な内容となっています。参加は無料で、オンラインでの受講が可能です。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001108.000059144.html
「ai iot ビジネス」に関する最新情報です。
ドルビックスコンサルティング株式会社とソラコムは、2025年10月1日からAIとIoTを統合的に活用した企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)支援で協業を開始します。これまでのDXは主にレガシーシステムの刷新や業務効率化に焦点を当てていましたが、変化の速いビジネス環境では、意思決定の精度や速度を高め、新たな価値を迅速に創出することが求められています。ソラコムの先進的なAI/IoTプラットフォームを活用することで、両社はより多くの企業が次世代のビジネス変革を実現できるよう支援することを目指しています。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000333.000034562.html
「バンド ライオット 閃光」に関する最新情報です。
新潟県長岡市を拠点に活動する高校生バンド「明晰夢」は、2022年に結成され、叙情的な歌詞と力強いサウンドを特徴としています。メンバーはあきまるさら(ボーカル&アコースティックギター)、jüliö(ドラム)、サポートメンバーのざいおん(ベース)、Itaby(キーボード)の4人です。代表曲「涙灯」を含むオリジナル曲を4曲制作し、10代限定の音楽フェス「閃光ライオット」に挑戦中です。彼らは1次審査を通過し、地元のライブシーンに新たな風を吹き込んでいます。メンバーは、音楽を通じての出会いや成長を語り、将来への意気込みを示しています。
https://gatachira.com/local/146984/