9月の新潟は、秋のアオリイカを狙う季節に入っています。ただし、「9月だから小さいエギを投げればいい」「朝マヅメなら必ず釣れる」と決め打ちするより、今が9月のどの段階か、当日の風・波・濁りはどうか、どんな場所に入れるかを順番に確認したほうが釣行を組み立てやすくなります。
2026年9月も新潟県内ではアオリイカの釣果例が確認されています。一方で、同じ県内でも場所や日によって反応は変わります。この記事では個別の釣果を県全体の好不調に置き換えず、9月に釣りへ行くときの判断材料として整理します。
- 9月前半・中盤・後半で、同じ狙い方に固定しない
- 場所を決める前に、風・波・濁りと立入可否を確認する
- 秋の小型狙いでは2.5〜3号が一つの目安だが、現場条件で使い分ける
- 釣果情報は「その場所・その日」の事例として見る
2026年9月の新潟では秋アオリイカの釣果が出ている
2026年9月4〜5日、YAMASHITAのスタッフ釣果では佐渡市でアオリイカ7杯、8杯の記録が公開されています。9月5日の記録では、シャロー、シモリ、岩の間、藻場などを探り、追尾が見られた場所と反応が薄い場所があったことも報告されています。県内の一例ですが、9月上旬の時点で秋エギングが成立していることを確認できる材料です。
また、新潟市の個人釣行記では9月7日の夕マヅメに胴長15cmのアオリイカを釣った例が公開されています。ただし、筆者自身がそれ以前の状況を厳しいと感じていたことも記されており、1杯のサイズや一日の釣果だけで「2026年の新潟は好調」と判断するのは早計です。
今季の情報を見るときは、釣れた・釣れないだけでなく、日付、地域、時間、風、濁り、狙った地形までセットで見ると、自分の釣行へ応用しやすくなります。

9月前半・中盤・後半で狙い方を考える

9月はひと月を通して同じ状況が続くとは限りません。新子が目立つ時期から、少しずつサイズや警戒心、反応する場所が変わっていくことを前提に、その日のイカを見ながら調整するのが基本です。
9月前半は「今年の成長具合」を確認する
8月末から9月前半は、まずその年の新子のサイズ感や数、追尾の有無を確認したい時期です。見えイカがいるから簡単に釣れるとは限りませんが、エギを追う個体がいるか、足元までついてくるかを観察すると、エギのサイズや動かし方を変える手掛かりになります。
2026年は8月31日の新潟東港第2東防波堤管理釣り場でも11〜12cmのアオリイカ3杯が報告されており、9月入り直前から新子を狙える例が確認されています。釣果は日々変動するため、当日の開放状況や最新情報は現地管理者の案内を確認してください。
9月中盤はサイズだけでなく反応する場所を見る
9月中盤は「何cmになったか」だけでなく、どの場所で追尾やアタリが出たかを見るのがおすすめです。シャローに残る個体、岩や藻の変化につく個体、少し沖で反応する個体など、同じ釣り場でも反応する場所が偏ることがあります。
2026年9月14日にはフィッシャーズの釣果情報に日和山のアオリイカ釣果写真も掲載されており、9月中盤もショアから狙う動きが続いています。最新の釣果は「そこへ行けば釣れる」という保証ではなく、シーズン進行を読む参考情報として使うのが安全です。
9月後半は10月に向けて同じ釣り方を見直す
9月後半になったら、前半と同じ小場所・同じエギ・同じレンジだけに固執せず、少し沖や深い側も含めて探す意識を持ちます。イカの成長や海況は年によって違うため、「9月後半なら必ず大きい」とは言えません。自分の地域の直近釣果と現場の反応を優先してください。
9月はどんな場所から探せばいい?
秋のアオリイカを探すときは、漠然と海へ投げ続けるより、藻、岩、シモリ、水深変化、潮の流れなど「変化」がある場所を意識すると探す範囲を絞りやすくなります。2026年9月の佐渡のメーカー釣果でも、シャロー、シモリ、岩の間、藻場などを探っています。
サーフ、磯、港周辺では条件が異なります。風が正面から当たる、うねりが強い、雨後で強く濁っているといった場合は、魚影以前に安全に釣りが成立する場所かを確認します。ポイント名だけで選ばず、その日の海況に合わせて場所のタイプを変える発想が大切です。
なお、新潟県は県営漁港の防波堤などについて、立入禁止区域で釣りをしないよう案内しています。新潟港も、開放されている施設を除く防波堤や護岸等への立入りは禁止されています。過去に釣れた情報がある場所でも、現在の立入可否を必ず確認してください。
9月のエギは2.5号・3号をどう使う?
SHIMANOはアオリイカの初心者向け解説で、秋の小型狙いでは2.5〜3号のエギを目安として紹介しています。9月の新潟でも、この範囲はスタート地点として考えやすいでしょう。
ただし、号数だけで決める必要はありません。水深がある、潮が速い、風で底を取りづらいときは、重さや沈下速度も重要です。反対に浅い場所では、ゆっくり沈むタイプが扱いやすい場面もあります。小さいイカが見えるから常に最小サイズ、とは限りません。
迷うときは、まず現場で扱いやすいサイズから投げ、追尾するのに抱かない、底が取れない、飛距離が足りないなど、具体的な問題が出てからサイズやタイプを変えると判断しやすくなります。
9月のアオリイカは何時に狙う?
朝マヅメ、夕マヅメ、夜は狙いやすい時間として候補になりますが、日中でもアオリイカが見えたり、地形変化で反応が出たりすることがあります。時間帯だけで釣果を決めつけるより、自分が安全に釣行できる時間と海況を優先しましょう。
2026年9月7日の新潟市の個人釣行例では夕マヅメに胴長15cmが釣れています。一方、佐渡のメーカー釣行では朝、日中、常夜灯が効く時間帯まで複数の場面で釣果が記録されています。特定の時間だけが正解というより、時間に応じて狙う場所や探り方を変える材料と考えます。
風・波・濁りがある日は「釣れるか」より先に条件を見る
日本海側の釣りでは、風や波の変化で数時間前と状況が変わることがあります。エギングでは風でラインが大きくふくらむとエギの位置やフォールが把握しづらくなります。まず風向きを見て、横風や向かい風を避けられる場所があるかを検討します。
波やうねりが高いとき、足場へ波が上がるとき、立入禁止区域しか選択肢がないときは、釣果より中止・場所変更を優先します。新潟県も、防波堤は高波や転落の危険性が高いとして立入りを禁止している区域があると案内しています。
濁りについても「濁ったら釣れない」と一括りにはできません。2026年9月の佐渡の釣行記録でも、場所によって濁りの差があり、反応する場所を探して移動しています。濁りだけで諦めるより、安全に探れる範囲で水色や地形の変化を比較するほうが実践的です。
9月の新潟で迷ったら、この順番で釣行を決める

9月の新潟では、時期→海況→場所→時間帯→エギの順に決めると、情報を整理しやすくなります。「最新釣果で釣れていたから同じ場所へ行く」だけではなく、自分が行く日の条件に置き換えて考えることが大切です。
- 今が9月前半・中盤・後半のどこかを見る:直近のサイズ感や追尾情報を確認します。
- 風・波・濁りを確認する:安全に釣りが成立する条件かを先に判断します。
- 立入可能な場所から地形変化を探す:藻、岩、水深、潮などの変化を候補にします。
- 行ける時間帯を決める:朝夕に限定せず、自分の時間と現場条件を合わせます。
- 扱いやすいエギから始める:秋は2.5〜3号を一つの目安にし、風・水深・反応で変更します。
- 現場の反応から次の一手を決める:追尾、抱かない、底が取れないなどの事実を見て調整します。
9月の新潟アオリイカでよくある質問
9月の新潟ではエギは何号がいい?
秋の小型狙いでは2.5〜3号が一つの目安です。ただし、風、水深、潮の速さ、イカの反応によって重さや沈下速度も調整します。号数だけで固定せず、現場で扱いやすいことを優先します。
9月は朝と夜のどちらが釣れる?
どちらか一方が常に有利とは言えません。2026年9月の県内釣果でも朝、夕方、夜の事例があります。行ける時間の中で、風や波、潮、地形を合わせて考えるほうが現実的です。
9月後半でも新潟でアオリイカは狙える?
9月後半も秋エギングの対象時期ですが、成長具合や海況には年・地域差があります。9月前半の情報をそのまま使わず、直近の釣果と当日の条件を確認してください。
まとめ|9月は「時期+当日の条件」で狙い方を決める
2026年9月の新潟では、佐渡や新潟市などでアオリイカの釣果例を確認できます。ただし、釣果情報はその日の一例です。9月前半・中盤・後半のどこにいるかを考え、風・波・濁りと立入可否を確認し、場所、時間帯、エギの順に釣行を組み立ててみてください。
今後、実際の釣行記録が増えれば、日付、海況、使用エギ、反応した時間帯をこの記事にも反映し、一般論だけでなく新潟での実例を積み重ねていきます。
参考にした情報
- YAMASHITA 釣果情報BLOG(2026年9月・新潟県佐渡市のアオリエギング釣果)
- SHIMANO「アオリイカの特徴と釣り方」
- 新潟県「漁港に釣り等で来訪される皆さまへお願い」
- 新潟県「新潟港(西港区・東港区)の防波堤等で魚釣りはできません」
- ハッピーフィッシング新潟東港 2026年8月31日釣果
- Marvelous Act(2) 2026年9月8日公開の新潟市エギング釣行記
- 本間釣具店・フィッシャーズ 釣果情報







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