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家づくりの相見積もりの前にやるべきこと「情報収集をカタチに」

家づくりが始まると、「無料で見積もりつくるのでどうですか」と住宅会社の営業から言われませんでしたか?

ぶちくま
ぶちくま

見積もりはとても大事です。大事すぎて、ここを踏み越えるともうあとはジェットコースター、気がついたら家が建ってます。

後悔のないように、無料見積もりの急行列車に乗る前に、最後に準備できること。

ここからは情報戦になります。そして、その情報を「カタチ」にしておくことで、自分たちの心構えが決まるとともに、狡猾な営業の毒牙から身を守るバイブルとなりえます。

ぶちくま
ぶちくま

納得のいく家づくりのための聖典「家づくりノート」を準備しましょう!

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家づくりの大事なお知らせ

資料請求できるのは「施主になる前」だけ

これから家づくりの話をする前に、少しだけお話ししておきます。

かめ
かめ

家づくりは情報戦。知っていると知らないとで、数百万円も損するなんてことがあるのが住宅購入の怖いところ。

詳細はページの最後にまとめましたが、読むのが面倒な方に「資料請求」のサイトだけお伝えしておきます。面倒なら、今しかできない「資料集め」だけでもやっておきましょう。

ぶちくま
ぶちくま

一括で資料請求できる上に、無料で「間取り」「土地」「資金」のプラン作成までしてくれるタウンライフがおすすめです!

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もし、家作りがなかなか進まない、と感じたら、家族が乗り気じゃない、と思ったら、まずは自分が行動すること。今日の宿題は、一歩だけでも前に進んでみること。

では、本編に戻ります。

お邪魔しました。

相見積もりの前にやるべきこと

「相見積もり」は、複数の住宅会社から見積もりを作ってもらうこと。ぶっちゃけ、住宅会社からすると迷惑この上ない行為ではあるのですが、「一生の買い物」と言われる住宅の場合は「やらない方が大損」です。

家づくりノートをつくる

家づくりノートをつくる最大のメリットは、「時短」です。

ぶちくま
ぶちくま

ノート作る分、時間がかかるんだから時短ではないんじゃない?

と、思われる方もいらっしゃると思いますが、私が家づくりノートを作成した理由は「時間がもったいないから」でした。

その理由を説明していきます。

効率よく相見積もりするために

ぶちくま
ぶちくま

ただでさえ、休みの日が打ち合わせで削られるのに、どうしてノートなんかまとめないといけないんじゃいっ!

お怒りの言葉もごもっともです。お疲れ様です。家づくりは体力勝負。休みも家づくりのためにハウスメーカーの見学会やモデルハウス巡りと、休む暇もないですよね。

よめくま
よめくま

でも、複数の会社に一度に見積もりをお願いする場合は、「家づくりノート」を活用した方が、圧倒的に早いです。

コピー・印刷で無限に使い回す

一度、無料見積もりをされた方ならご存知かと思いますが、見積もりをつくるためには、「アンケート」を回答する必要があります。アンケートというか、要望書ですね。

ぶちくま
ぶちくま

これ、書くのすっげー面倒です。年収とか、仕事とか、好きなデザインとか、趣味とか、いちいち書き始めたらキリがないんですけど、そういったものを、延々と書かないといけません。

しろくまさん
しろくまさん

たぶん、これわざと面倒なことさせて「もう二度と書きたくない」って心理に持ち込む作戦ですね

いや、本当に、「もうこんな苦行をしたくないからこの会社に決めちゃおうぜ」作戦なんじゃないかと思うくらい、時間の無駄です。

複数の会社に依頼する「相見積もり」をする場合には、一度、どこにでも提出できるような「だいたいどこの会社も聞いてくる家の希望まとめ」みたいなものを作っておくと便利です。

ぶちくま
ぶちくま

就職活動の時のエントリーシートを思い出しました。
他社用のものを流用してたら落とされました

他社のアンケート使いまわせばよくね?

私は、最初、「もうこれ、さっき書いた〇〇のアンケート、コピーしておいて使いまわせばよくね?」と思いましたが、良識のあるよめくまさんに止められました。

相見積もりであることを、全ての会社に伝えた方が話がスムーズですが、あまりにもあからさまなので、少しぐらいレイアウトを変えておきましょう。

デザインを言葉で説明するのは大変だが画像なら一発

ただでさえ「書く」という作業が面倒なのに、「外観のイメージ」とかどうしろっていうんだ、と思いました。

これも、パソコンとかスマホでノートつくれば「イメージ」も画像で伝えることができます。

ぶちくま
ぶちくま

超絶便利な世の中になったもんです

テンプレートがあると便利

家づくりノートにはテンプレートがたくさんあります。当サイトのものは、サイトの表をWordやエクセルにコピーするだけなので汎用性があります。逆に言えば、パソコンがあった方がやりやすいので、手書きの場合は他のサイトのものをお勧めします。

家づくりノートのテンプレートの作り方|書き込みたい項目をリスト化
家づくりノートのテンプレートをつくりました。PDF配布だと結局、手書きかコピーの手間が増えるので、簡単に使いまわして編集できるように、表とリストをつくりました。必要な部分だけコピーして、表を入力したりして役立ててください。また、直接画像を貼っておくと、デザインを担当に伝える時に便利ですよ!

相見積もり、何社検討すればいいか

しろくまさん
しろくまさん

いま、いくつの住宅会社で悩まれてます? 
工務店はいくつまわってみました?

多い方だと、100社近く検討される方もいます。また、1社だけで、フィーリングで決める方だっています。

ぶちくま
ぶちくま

どちらが得かは人によりますが、確実にいえることは「家づくりに失敗は許されない」ということです。

100社みればいい家が建てられるわけではありませんし、正直、私は時間の無駄だと思います。ただ、それよりも勿体無いと思うのは「1社しか見ない」で決めることです。

新潟だけでも星の数ほどある建設事業所

住宅会社、ハウスメーカー、工務店、新潟には11,537の建設業に携わる事業所があります。

産業大分類別事業書数及び従業者数(新潟県)

ぶちくま
ぶちくま

どうせみんな一緒でしょ?

と思ったら、大違いですよ。

同じ家でも100万円違う

同じような家でも、会社が違うだけで100万円以上違うことなんて、ざらにあります。

なぜなら、100万円高くても買ってしまう人がたくさんいるからです。100万円くらい多く見積もっても、それでも買う人がいるから、売るのです。

しろくまさん
しろくまさん

詐欺だ! と大きな声で糾弾したくなりますが、双方納得して、契約を結んで購入しているので、何も問題がないのです。

でも、私は、変だな、と思うんです。だって、私たちは比べる方法がないんですもの。だからこそ、自分で納得いく方法で、家づくりをしていくしかないのです。

競合3社がベスト

無料見積もりにいたるまでの情報収拾をしたうえで、かなり具体的な予算に合った間取りをつくってもらう、「見積もり」です。

この3社に関しては、本当に入念に選んでください。本気で、どこの会社でも建てる覚悟がある、という段階で依頼しましょう。中途半端な気持ちだと「断ったら悪いかな」なんて変な同情で契約してしまいます。

ぶちくま
ぶちくま

私がそうでした。

なので、3社に関しては、徹底的に比べて、ちゃんとした金額が出るまで煮詰めてもらいましょう。

「付き合いきれない」と手を引く会社がいたらそこまでです。最後まで残ってくれた会社が、あなたの選ぶべき会社です。

3社以上でもしんどい

ちなみに、3社以上になると、今度はこっちの体が持たなくなります。休みの日に打ち合わせ数時間を数社とやると、休みが潰れます。

3社までの絞り込みは、なんとか情報収集の段階で頑張りましょう。

資料請求でわかる「本気度」

もしも、まだしっかり下調べをしていないようなら、資料請求からしてみましょう。

住宅資料請求のデメリット解説【勧誘電話が鳴り止まない】
ハウスメーカー・工務店の資料請求の際に気をつけることをまとめました。デメリットについては、「家を買いたい」という個人情報を流すことになるので、DMから電話、訪問を受ける可能性が高まります。

資料請求で集まった家のカタログは、「家づくりノート」で死ぬほど使い倒すので、数あればなおよし。

家づくりノートに関するページ一覧

まずは家づくりノートのテンプレートを見ながら、準備できるといいかな、と思います。

家づくりノートのテンプレートの作り方|書き込みたい項目をリスト化
家づくりノートのテンプレートをつくりました。PDF配布だと結局、手書きかコピーの手間が増えるので、簡単に使いまわして編集できるように、表とリストをつくりました。必要な部分だけコピーして、表を入力したりして役立ててください。また、直接画像を貼っておくと、デザインを担当に伝える時に便利ですよ!
家づくりノートの作り方
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無料見積もりの取説(正しい方法)

ここからは無料見積もり・相見積もりでの注意点などをまとめていきます。

相見積もりで気をつけるべきこと

相見積もりで気をつけるべきことは以下の4点になります。

  1. 相見積もりの条件は揃える
  2. 予算は正確に伝え、的確な見積もりを出してもらおう(一切の妥協は許すまじ)
  3. 「要望」をまとめることで時短できる(無駄なく時間の浪費を大幅カット)
  4. 住宅設備面も細かく仕様を決める(オプションの誘惑をぶち倒せ)

概ねの資金計画も決まり、大体こーんな感じの家を建てたいと、希望で胸が膨らむ中。いよいよ、本格的に家づくりを始めるのであります。

ハウスメーカーの見学会に行くと、「うちでとりあえず、見積もりとってみませんか」と勧められます。

ぶちくま
ぶちくま

まぁ、無料だし、間取りを見てみるのは楽しそうだし、いいかなぁ

もう、ここからハウスメーカー同士の戦いは始まっているのです。この辺りから結構急展開していくからね。

無料見積もりの代償は大きい

まず、契約前の間取りや無料見積もり、どこまでやってくれるのかって言うとこんな感じ。

無料見積もりの段取り

  • さっと聞いた要望で「条件を全て盛り込んだ間取り」をつくる
  • ざっくりと概算を立てる(ほとんどテンプレート)
  • おっ、いいな、と思わせるセールストーク
  • 「今なら、ここからさらにお値引きできるかもしれません」
  • だけど、すぐに契約いただかないといけないんです。(他の住宅メーカー行くなよ)

はい、これで契約完了です。

ぶちくま
ぶちくま

理想を叶えた家なので、「いいな」と思うのは当然なんですよね。

施主側も「自分の理想の家」が定まっていない時期

契約前の無料見積もりの段階では、本当に簡単な間取り図と、大体のお値段を見積もってくれます。

しろくまさん
しろくまさん

もちろん、無料で完璧に作りこむことはありません。ここで時間をかけても無駄になることが多いので、テンプレです。

見積もりの前に、ハウスメーカー側からも、間取りの要望や、予算など細かく聞かれます。だいたい、見学会に行くくらいの時って、あんまりこの辺りは定まってないんですよね。

だから、なんとなーくで、「部屋はいくつくらい?」「建坪は、どのくらい?」「リビングの大きさは…」なんて話を進めていくのだけど、この、なんとなーくの家で、家の値段が算出できると思いますかい? 自分たち家族の理想のリビングの広さ、即答できますか?

ぶちくま
ぶちくま

しかし、残念ながら、大体の人はこの、「なんとなーく」の家で、恐ろしいことに契約までしてしまうのです。

でも、契約前には「可能な限りなんとかします」とぼやかしたことを言って、「今だけですよ」と言ってき立て、「他所に行っても一緒ですよ」と脅してみたりして契約まで持っていきます。

悪徳業者
悪徳業者

契約さえしてしまえば、あとはお金もらっておしまいですよ。間取り通り家建てたんだから、文句言えないでしょ?

自信を持って意見が言えるように

家づくりに失敗した、今だから言えるのだけど、この無料見積もりをフル活用するためには、まず、自分たちなりの「こんな家がいい!」をしっかりと固めておきましょう。

ぶちくま
ぶちくま

そして、なるべく正確な価格を住宅会社に伝えます。これは、我々の「絶対にこの予算で建てさせるからな、予算越えたらそちらのミスですよ」という意思表示なわけです。

そして、各メーカーには、覚悟の上で予算を出していただきましょう。「なんとなーく」の意見しか出ないと、せっかく真剣に家づくりをしようとしているメーカー・工務店を見つけても「こちらが引き出せない」可能性もあります。

しろくまさん
しろくまさん

一期一会ですから、出会いは大切にしたいところです。

契約前から有料の見積もりもある

有名なところでは、きこりんのいえでおなじみ住友林業は、申込金として5万円が必要です。また、個人の建築士などに依頼する場合も、ある程度の打ち合わせだけで契約前は「間取りなどの作成はしない」ところも多いです。

ちなみに、私が頼んだ住宅会社は、契約前から敷地調査(地盤じゃないよ)と間取りまでは作成してくれましたが、間取りを確認するのは「相見積もりとならないように他社を断ってから」と言うことでした。まぁ、いろいろあります。

比較検討すべき住宅会社の特徴

  • 価格重視
  • デザイン重視
  • 性能重視
  • 営業力、コミュニケーション重視、提案力重視
  • 安全性重視
  • 大手であることを、メーカーの大きさ重視
  • 保障重視

「推し」が違う会社で比較する無意味さ

あるメーカーは値段重視、あるメーカーはデザイン重視、またあるメーカーはただ要望を聞いてそれを取り入れるだけ。あるメーカーは施主の生活スタイルまで考えていろいろな提案をしてくれる、こんな中で各メーカーの適切な比較を行うのは難しいです。

しろくまさん
しろくまさん

なるべく、同じ条件を提示したほうが、わかりやすいですね。

場合によっては、どんな設備を使うかもわからないで、3,000万円の契約を結ぶように迫られることもあるのですから。恐ろしい業界です。

ぶちくま
ぶちくま

キッチンのメーカーも知らずに契約してました。。。

無償ではなく契約までのトロッコに乗っただけ

つまり、無償見積もりではなく、ただ契約までの乗り継ぎのないトロッコに押し込められるだけなんですよ、見積もりっていうのは。

ぶちくま
ぶちくま

あくまでも「準備のない」方の場合ですけどね。

しっかりとした準備さえしておけば、相見積もりは唯一できる「住宅会社の比較方法」です。これが3社しかできないのですから、住宅会社を選ぶのも慎重になるのです。

要望は統一した方が比較しやすい

各メーカーも、要望を聞くためのアンケートとして、家づくりノートの土台みたいなものを渡してくれます。

んで、各メーカー、フォーマットが違うので、律儀にそれぞれ記入しているとそれだけで日が暮れちまいます。

なので、自分たちの家づくりノートをしっかりと作りこんでいき、それを提出したほうがいろいろと労力の無駄も省けます。

ノートよりパソコンの利用がラクですわ

もちろん、「ノート」と言いつつ、ぶちくまはPCのWordに、これがいい、あれがいいといった要望を書き込み、またネットの画像を張り付けたりして、それをiPadで見せたりしてプレゼンしてました。

本当にノートを作ると、オリジナルの1冊だけになるので、それをハウスメーカーに渡すわけにはいかなくなりますからね。データをさっと印刷して渡せたほうがラクですね。

ぶちくま
ぶちくま

この時期って、せいぜい間取りとか、外観とかのざっくりとしたイメージしか伝えられないと思うんだけど、一生に一度の家づくり、ここはもう一歩踏み込んでノートを作りましょう。

住宅設備のチェック

もう一度家づくりをするなら、絶対に設備面のグレードも先に希望を決めときますね。なんだったら、先にTOTOやLIXILなどの住宅設備メーカーを回ります。

家のイメージによって取り入れる設備は異なってくるだろうけど、ハウスメーカーに依頼してから、「パナソニックのキッチンにしたい」といっても、「パナソニックですか、できますけど、ほかのより少し高いですよ」みたいなことになります。

よめくま
よめくま

場合によってはできないことだってあるよ!

ぶちくま
ぶちくま

契約が決まってから「やっぱりできません」は、残念ですよね。

グレードが読めると家の価値もわかる

見学会巡業の前に、LIXILやTOTO、タカラなど、トイレやキッチンの設備も見ておくことで、「だいたいの家の値段」がわかるようになってきます。

ローコストだから、正直設備のグレードは似たり寄ったりだとは思います。ただ、契約前にやるといったことは、オプション前の契約の内容に盛り込めるので強みです。

注文住宅でのキッチン情報まとめ
注文住宅で家づくりをした際に必要だったキッチンについての情報をまとめているカテゴリページです。我が家はTOTOを採用したので、レビュー記事はこれからシステムキッチン選びで悩まれている方の参考になると思います。

オプションの割引は難しい

なぜ、グレードなどの仕様まで考えておくか、というと、住宅会社側で割引できるものではないからです。

もちろん、住宅会社はメーカー提示の定価通りで買うわけではありません。ある程度マージン(儲け)を取って、何割か引いて施主に払ってもらいます。

これをある程度簡略化するのと、マージンで儲けを取るために、最低グレードを基本モデルとして、少しオプションを加えるだけでものすごいお金がとられる、という仕組みになっています。(全ての会社ではないよ)

なるべくオプションにならない範囲を把握してから契約することは、オプションでどれくらい飛び出るか、を事前に考えるためには必要になるのです。

住宅会社の比較表をつくる

ハウスメーカーと設備メーカーは仲良し。だいたい利用できる設備メーカーは決まっています。

情報収集の際には、「どんなキッチンがいいか、それはどこのメーカーのなんのグレードか」をメモしておくといいですね。

ぶちくま家は、何のメーカーがあるかも知らず、なんのグレードで契約したかもわからず打ち合わせが始まったので、正直いつまでたっても心配でした。

ぶちくま
ぶちくま

というか契約した後も、総額いくらになるかわからなかったんだけど。
やばくね?

最終的には、納得のいくところで落ち着いたのでよかったですけどね。

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集めた見積もり情報を活用する

最後に、相見積もりを取った後に「どうするべきか」を論じて終わりたいと思います。

相見積もり活用法

  • 適正な価格帯を把握する(3社の平均値をとる)
  • 適正な競合を起こさせる(値下げ幅も把握しておく)
  • マナー違反の会社を探す(自社を持ち上げず、他所を悪く言うところはろくなことにならない)
  • 第三者にチェックしてもらう(すでに家を建てた人、ホームインスペクションなど)
  • 自分たちがどうしたいのかを考え直す

いろいろ書きましたが、「会社選び」も大事ですが、「自分たちの希望」を見直すのも大事な作業です。

各メーカーとも情報共有する

相見積もりすると、どうせ「他のところはどうでしたか?」と、営業担当の人も探りを入れてきます。これ、まだ引き出しいっぱいあるので、まずはお互いに手の内を全部出し切ってもらいましょう。

あくまでも基本の条件は統一させる

このとき、条件がバラバラになりやすいので注意が必要です。「こっちは安いけど、グレードが高くなって。。。」とか、「別にいらないけど、ソーラーパネルがつくよ」とか、営業はあの手この手で揺さぶりをかけてきます。

メーカー同士で競争してもらう

値引き競争になると、どうしても資本のある会社が優位です。ただ、正直、ある程度のところまでいくと値下げラインがはっきりしてきますし、値下げよりも大事なところが見えてくるはずです。

ぶちくま
ぶちくま

金額だけに縛られると、家づくりは楽しくなくなってしまいます。納得できた金額であれば、あとは気持ちよく家づくりを楽しめるパートナーを探す視点を持つのが大事だと思います。

相見積もり内容を「家族共有」

相見積もりの情報は、家族で共有します。その情報をもとに、「どうしたいのか」をしっかりと話し合えるといいですね。

情報共有のやりやすい時代に

いまはクラウドで共有フォルダも簡単に作れる時代。

夫婦で情報を付け足したり、希望をメモしたり、気に入った画像をどんどん入れていけば情報共有がしやすいです。

ぶちくま
ぶちくま

私の友人なんかは、LINEに見つけた画像を投げ入れていってそれを担当に見せたりしていたようです。賢いですね! ぜひ真似しましょう。

家族で写真を共有するための方法「データクラウドサービス」
家族で写真を共有する際に便利なサービスやアプリについて解説しています。Googleフォト一興時代が崩れて、プライム会員ならAmazon、無制限アップロードも可能な「みてね」など、おすすめを紹介してます!

家づくりノートで住宅会社にプレゼンする

何度か出てきた、家づくりノート。これがあると、話し合いがより深まっていきます。希望を引き出しやすいと、家づくりのアドバイスもたくさんもらえるようになります。

プレゼンの反応で相性がわかる

希望を伝えると、ただ「できます!」という営業がいます。契約が取りたいがために、悪い情報は伝えられない、と思っているのかもしれません。

「ここは少し予算オーバーする可能性があります」とか、「間取りはもう少しシンプルにすれば、設備のグレードは下げなくてもよさそうです」とか、こちらの我慢すべきポイントまでしっかりと相談に乗ってくれるところが、個人的にはいいところかなと思います。

ぶちくま
ぶちくま

変な話、簡単に要望通りの家が建てられるわけがありませんからね。

いかに現実的で想像しやすいプランを提案してくれるか、それができる営業の腕の見せ所です。

ぶちくま
ぶちくま

「よそより安くできるので、うちで契約してください」みたいな、提案も何もなく契約だけを迫るところは注意が必要です。

他ができないと言っているのに、あまりにも希望が叶いすぎている場合も注意が必要です。

助言ができるのは家づくりのプロとしての知識があるから

間取りが変であればプロの目線からの指摘があってしかるべきですし、予算の計算もできないうちに契約なんかできませんからね。

ぶちくま
ぶちくま

気持ちよく意見の交換できる営業が、一番いい営業だとぶちくまは思うよ。

良い営業は「いいですね」と褒める人より、良い家を建てるために「注意」してくれる人

家づくり、失敗したくないなら
ぶちくま
ぶちくま

他の住宅会社で見積もりしてもらったら、今のところより300万円くらい安くなった。。。

何も知らずに家を建てると実際に数百万円も損する、なんてことはザラにあります。

家づくりは誰にとっても初めてのことで、何も知らないところからスタートするのが当たり前。だから、「値引きできるか」どうかも知らなければ「適正価格かどうか」もわからない。

家が安くなる、という感覚が、我々には薄いのです。

少しでも損をしないためにできることはいくつかあります。そのひとつは「相見積もり」。他の住宅会社を価格競争に巻き込むこと。これだけで、適正価格で家を建てることに近づけます。

かめ
かめ

でも、相見積もりって住宅会社はタダ働きになるかもしれないので嫌がるし、断るのも大変だし、そもそも家づくりって価格だけで選べるものでもないよね。

このページを最後まで読んでいただいたあなたに、数分で、簡単に、誰にでもできる方法で、相見積もりくらい効果のある情報収集の方法についてお伝えしたいと思います。

3分でできる、今すぐ行動したい家づくりの極意

家づくりで損をするのは、住宅会社は値引きを前提にして家の値段を設定しているから。

しかし、値引きをしなければそのまま住宅会社は利益が増えるので「値引き用に高く設定したままの住宅が売れてしまうケースがある」というのが問題です。

ぶちくま
ぶちくま

全ての住宅会社が悪意のある値上げをしている訳ではないけど、どの会社も「施工不良などのもしも」の時に値下げできるように余裕を持った価格設定はしています。

もちろん、値下げ交渉で値段が下がる場合もあれば、下がらない場合もあります。何も言わずにトラブルがなければオプションをおまけしたりなどで顧客に還元してくれることもあります。

かめ
かめ

でも、会社も少しでも利益を上げたいから、「何も言ってこない客」や「何も知らなそうな客」からは、還元せずになるべくお金を使わせようとするところもあったりします。

とはいえ、いざ自分が客になってみると、一生懸命やってくれるスタッフに「値下げして」とは、なかなか言えません。

だからこそ、契約前までに、自分たちが「適正価格で購入するために勉強している」ということを相手に察してもらい、競合会社と値下げ競争をしてもらって、納得した上で契約するのが大事、ということになります。

値下げのために必要な3つのこと

まず、値下げのために必要な3つのことだけ覚えておいてください。

  1. 一括資料請求で「競合がいる」ことを悟らせる
  2. 勉強の成果は「家づくりノート」にまとめる
  3. 住宅ローン」の相談は住宅会社にはしない

これだけで大丈夫です。

資料請求は簡単に競合会社を作れる便利ツール

まず、資料請求について。

モデルハウスをめぐって資料を集めてもいいのですが、1回の訪問で回れる数も時間も限られていて、価格の勉強もしていないとミスマッチで時間ばかり無駄にしてしまいます。

さらに、住宅会社の営業も「どの会社を回ってきたか」が把握しやすく、自分のホームグラウンドで営業トークが設定できます。つまり、水を得た魚。

ぶちくま
ぶちくま

そもそも、家づくりで何も知らずにモデルハウス回っちゃう人は、カモがネギ背負ってやってきたようなもので、営業からしたらボーナスチャンス。

競合他社となる「隣のモデルハウス」の価格もわかっているので、最初から設定した仮初の値下げ設定で、自分たちのペースで営業ができる訳です。

一方の住宅資料請求。侮るなかれ。

住宅資料請求の場合、資料請求を利用している時点で、競合他社が複数いることが住宅会社にはわかります。多数の競合がいる中で、顧客から興味を持って選んでもらうには価格で負けることは避けたい。

ただ、まだ顧客になるかどうかもわからない相手なので、無理に引き込むこと労力を使うことも避けたい。そのため、施主はビルダーにプレッシャーをかけつつも、自分のペースで家づくりをスタートすることができるのです。

勉強の成果は「家づくりノート」で証明する

実際に勉強するのは面倒ですが、家づくりノートを作るくらいだと楽しんでできます。家づくりをすると、「どういう家にしたいのか」の妄想で楽しむのが醍醐味です。

この「どういう家にしたいか」というのは、家づくりの面談でも住宅会社の担当に伝える必要があります。そのため、各社が自社製の「家づくりノート」を用意して顧客にアンケートとして記入してもらったりしますが、この時の「自作の家づくりノート」の効果は絶大です。

  • 家づくりを真剣に考えていることが伝わる
  • 他社の資料ページもノートに編集することで競合していることが伝わる
  • 自分たちの希望がより正確に相手に伝わる

ここで大事なのは「熱意」と「競合」があることを、家づくりノートの存在で明確に相手に伝えることができるということ。

かめ
かめ

自作の家づくりノートを出して、そこに他社のパンフレットも入っていれば、もう施主が冷やかしではなく家づくりを決意していることが伝わります。

ぶちくま
ぶちくま

見積もりプランで探りを入れずに全力プランを最初から出してきてくれますよ!

 

家づくりノートの素材としても、他社の住宅資料は役に立つ、というわけです。

住宅予算の相談は、住宅会社にしない

住宅ローンの話は今回は割愛しますが、家づくりのマネープラン、住宅会社にはしないようにしてください。

予算は伝えていいのですが、住宅ローンで悩んでライフプランまで相談するのはコスパで考えるなら悪手です。

ぶちくま
ぶちくま

なんで住宅会社がマネープランの説明会なんかもやっているかといえば、簡単に顧客の予算が把握できるからですよね。

住宅会社としては、なるべく、家づくりにお金をかけてもらいたい。だから、可能な限り35年ローンで変動金利にさせて「みかけのお金」は少なくみせる。もう少し出せると錯覚させる。

住宅ローンを相談する、ということは、予算についてはノープランだと自分で言っているようなもの。もし、家づくりで余計なお金をかけたくないと考えているのなら、住宅ローンは先にファイナンシャルプランナーや、複数の金融機関で相談しておきましょう。

情報収集、どれくらいやったらいい?

住宅会社の情報収集は重要で、人によっては100社も回る人がいるくらい力を入れている方もいます。

かめ
かめ

でも、そんな時間、ない。

あくまでも経験談ですが、私は住宅資料に関しては住宅展示場でもらえた数店舗分とBOOK-OFFで購入した住宅資料数冊で家づくりの契約をして「無知だったな」と後悔しています。

ブログを書くと「情報強者」の方達は大学の研究者のようにとことん調べ尽くしていることを知ることになりますが、同時に「そこまでするのは無理だな」とも思うところです。だって、その分だけ休みが減るし、専門的な知識を蓄えるために勉強し直すのはしんどい。

つまりバランスが大事なのですが、無料見積もりを依頼するのは「3社」が限度です。打ち合わせで毎週末無くなることを考えると、事前にどこに依頼するかは厳選する必要があります。

そのため、100社回るのは無理でも、10社程度の住宅資料は集めてしっかりと見比べて「家づくりで重視するところ」と「それがどれくらいお金がかかりそうか」を見極めることが大事です。

このとき、必ずハウスメーカーや工務店のグレードは「高い」「ローコスト」をバランスよく設定して請求することが大事です。「家の機能」や「デザイン」はお金がかかるので、「これが欲しい」ばかり集めてしまうと本来楽しいはずの設計段階で「我慢」ばかり強いられること。

今すぐやりたい、住宅資料請求のポイント

自分の勉強のためにも、住宅会社自ら値引きせざるを得ないように誘導するためにも、「複数社の住宅資料」が重要だということをお伝えしました。

では、住宅資料請求において少しでも簡単に、かつ必要な情報を揃えるための方法を簡単にお伝えしておきます。

ぶちくま
ぶちくま

このサイトの長い情報を読み込めたあなたなら、今の熱量のまま資料請求までできれば、今日は十分に頑張ったと言える一日になるはず。

着実に、マイホームづくりに踏み出せています!

「town-life」なら間取りと資金計画も解決!

私が一番おすすめしている資料請求の方法として、可能な限り「タウンライフ」は利用をおすすめしています。

かめ
かめ

資料請求ができる上に、無料で「間取りプラン」の作成と「住宅費用の計画書」も用意してもらえます!

デフォルトのサービスになるので、先に書いた「予算の無知」を知られるリスクにもなりません。

ぶちくま
ぶちくま

さらに、「土地探し」もやってくれるのが嬉しいところ!

なんで無料でこんなことまでしてくれるのかといえば、それくらい、住宅会社は「広告」に予算をかけているということ。

広告費として、1件あたりに7%程度が家の価格に含まれています。これだと、3,000万円の家だと、200万円以上も広告のために払っていることになります。

それなら、少しでも自分のためにお金を使ってもらうのが理想。躊躇せずに、高待遇を受けられるうちに利用しておきましょう。

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足りない資料はSUUMOで補完!

ただ、タウンライフは待遇が良いため、逆に言えば提携する住宅会社に多少なり負担が大きくなってしまうこともあって、提携会社が多くはありません。

そこで、足りないと感じた場合は、SUUMOでの一括請求がおすすめ。情報収集のための資料はなるべく短期間に集めておき、対応の手間を減らすのが賢い家づくりのポイント。

かめ
かめ

さすが大手リクルートの不動産の総本山。情報量は業界トップクラスで、提携店もほぼ網羅しているのが嬉しいところ。

ぶちくま
ぶちくま

SUUMOで、タウンライフにはない資料を請求しておけば、まずは家づくりの第一歩で失敗するということはないはずです!お疲れ様でした!

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【SUUMO(スーモ)】で情報収集する

こんな感じで、広告っぽいこともやっていますが、住宅の資料請求に関しては、本当に施主にメリットが大きいので、是非ともトライしてみてください。住宅資料、みているだけでも幸せになれるので。

家づくりノート
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コメント

  1. buchikuma-info より:

    「ノート リング リング ノート」に関する最新情報です。

    株式会社LIHIT LABは、ルーズリーフのように必要なリーフだけを持ち運べるノート「オープンリングノート」を発売することを発表しました。このノートはバインダーよりも小さいリングを使用しており、持ち運びが簡単で軽量なカラフルなデザインが特徴です。2024年1月中旬に発売予定で、サイズやカラーバリエーションも豊富に展開されます。価格も手頃で、通学や仕事での必要なリーフを持ち運ぶ際に便利です。

    https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000021.000113860.html

  2. buchikuma-info より:

    「ノート リング リング ノート」に関する最新情報です。

    株式会社LIHIT LABは、ルーズリーフのように必要なリーフだけを持ち運べるノート『オープンリングノート』を2024年1月中旬に発売します。このノートはバインダーよりも小さいリングを使用しており、持ち運びが簡単で軽量なカラフルなデザインが特徴です。価格は1冊286円からで、A6サイズからB5サイズまでの6種類のカラーバリエーションがあります。このノートは、通学や仕事で必要なリーフを分けて整理するために便利です。

    https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000021.000113860.html

  3. […] まぁ、有名ローコストハウスメーカーだったので、依頼して予算を大幅に超えることはなかろう、 という安心感もあった。 そういうわけで、促されるままに見積を依頼。 見積を作るために、家づくりノートなるもの渡される。 家づくりノートについての記事も書いたのだけれども、ざっくり言えば、家づくりの要望を記入していく、というもの。 これは各社それぞれの様式があるのだけど、毎回記入するのは面倒なので、 自分で作った家づくりノートのコピーを渡せばよろし。 もちろん、初回だったこともあり、そんな知恵もなかったので、その都度書いたりしていたのですが。 ざっくりとした要望を伝えると、 すでに土地がある方の場合だと、土地の採寸・調査を行います。 […]

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